2019年06月12日
8度目のチャレンジ
『8つめの青春』という「さだまさし」の歌がある。
先輩が失恋するたびに、次々と大きな車に乗り換えて、後輩である僕をドライブに誘う、というコミカルな歌だ。
私は、昔はさだまさしのファンクラブに入っていたことがある。
それほどまでに、彼の歌詞と歌に心酔したということだろう。
もちろん、今だって彼の歌を聴く。
さだまさしの歌にはストーリーがあり、彼はそれをドラマチックに歌い上げる。
実は、昇降口に例のツバメのつがいが、またしても巣を作り始めたのだ。
そのつがいの巣は、出来上がるたびに、心ない大人たちに壊された。
その回数はすでに七回を数える。
壊す方もしつこいが、巣作りするツバメたちも、気合いが入っている。
「これで8度目の巣作りか…。」
私は感心して彼等の様子を眺めていた。
「出来上がった巣も、また程なく壊されるのだろうな…。」
と、悲しい気持ちにもなる。
ある生徒は、
「これって、動物虐待ですよね。」
と、興奮する。
私は、そうだ、とも、どうでないとも言えないで躊躇していると、
「僕、絶対訴えますから…。」
と、息巻いている。
私の学校には、年に何度か、学校に対する不満や要望を届け出るシステムがあるのだ。
私の心の奥底では、「やれ、やれ、どんどんやれ…」、という気持ちであることに間違いない。
私が訴えたことは、話を聞かれないが、保護者や生徒の訴えや要望は、すぐに対応される。
お客様第一なのだ。
この8度目のツバメの巣作りを見て、さだまさしの『8つめの青春』を思い出したのだ。
『8つめの青春』では、8度目の失恋はない。
8度目に先輩は、4トン車でやってきたのだが、その助手席には彼女が座っていたのだ。
だから、先輩は8度目にして、幸せを手にしたのだ。
後輩である僕は、助手席のその姿を見て、「先輩をよろしく」、と朝日を浴びながら先輩を見送るのだ。
果たして8度目の巣作りはどうなるのか。
ツバメたちに幸せはやってくるのか…。
私には、罪の意識を感じない某氏のニヤリと笑う姿が見える。
先輩が失恋するたびに、次々と大きな車に乗り換えて、後輩である僕をドライブに誘う、というコミカルな歌だ。
私は、昔はさだまさしのファンクラブに入っていたことがある。
それほどまでに、彼の歌詞と歌に心酔したということだろう。
もちろん、今だって彼の歌を聴く。
さだまさしの歌にはストーリーがあり、彼はそれをドラマチックに歌い上げる。
実は、昇降口に例のツバメのつがいが、またしても巣を作り始めたのだ。
そのつがいの巣は、出来上がるたびに、心ない大人たちに壊された。
その回数はすでに七回を数える。
壊す方もしつこいが、巣作りするツバメたちも、気合いが入っている。
「これで8度目の巣作りか…。」
私は感心して彼等の様子を眺めていた。
「出来上がった巣も、また程なく壊されるのだろうな…。」
と、悲しい気持ちにもなる。
ある生徒は、
「これって、動物虐待ですよね。」
と、興奮する。
私は、そうだ、とも、どうでないとも言えないで躊躇していると、
「僕、絶対訴えますから…。」
と、息巻いている。
私の学校には、年に何度か、学校に対する不満や要望を届け出るシステムがあるのだ。
私の心の奥底では、「やれ、やれ、どんどんやれ…」、という気持ちであることに間違いない。
私が訴えたことは、話を聞かれないが、保護者や生徒の訴えや要望は、すぐに対応される。
お客様第一なのだ。
この8度目のツバメの巣作りを見て、さだまさしの『8つめの青春』を思い出したのだ。
『8つめの青春』では、8度目の失恋はない。
8度目に先輩は、4トン車でやってきたのだが、その助手席には彼女が座っていたのだ。
だから、先輩は8度目にして、幸せを手にしたのだ。
後輩である僕は、助手席のその姿を見て、「先輩をよろしく」、と朝日を浴びながら先輩を見送るのだ。
果たして8度目の巣作りはどうなるのか。
ツバメたちに幸せはやってくるのか…。
私には、罪の意識を感じない某氏のニヤリと笑う姿が見える。
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