2019年03月15日
チーズケーキの味
「昨年同様、いつもお世話になっている女性陣にチーズケーキを用意しました。午後に届きますので、お召し上がり下さい。」
ホワイトデーの朝に、校長がそう発表した。そして続ける。
「今年は、最後ですので、男性陣にも用意しています。ホールの1/8ですが、是非お召し上がりください。」
昨日は、少し早めに職場を去ったのだが、今日になって校長から声を掛けられた。
「丹澤先生、先生は、チーズケーキを召し上がっていませんね。」
恐るべきことに校長は、誰が食べたかどうかまでチェックしていたのだ。
人数に合わせてホールケーキを購入し、チェックリストまで用意していようだ。
「是非、お召し上がり下さい。」
というと、自ら冷蔵庫からケーキを取り出し、準備してくれた。
私以外にあと二人、食べていない方がいた。
校長の準備してくれたチーズケーキは大変美味なものだった。
長い職員会議疲れを癒やすに、とても有り難いものだった。
「ありがとうございます。」
食べ終わって、直接お礼を申し上げようとしたが、すでに姿は見えなかった。
年度末は忙しい。
そうした中でも、着々と次年度の準備が進んでいる。
今日は教室の本棚を少し段ボールに移し、クラス全員の書写の掲示をはがした。
一人ひとり、心を込めて書いた書き初めは明日外そう。
少しずつ教室の掲示を取り除いていくと、何となく、教室にぽっかり穴があいたようで、違和感すら感じる。
彼らの前で話をするのも、いよいよカウントダウン。
朝の会では、いつも何を話すか考えずに臨んでいるが、せめて最後くらいは考えて前に立とうかな…。
校長が用意してくれたケーキの味は、何となく寂しげな味がした。
もしかしたら私だけが感じているのかも知れないが、彼の思いはよく分かる。
もう少し仲良くすれば良かった…。
ホワイトデーの朝に、校長がそう発表した。そして続ける。
「今年は、最後ですので、男性陣にも用意しています。ホールの1/8ですが、是非お召し上がりください。」
昨日は、少し早めに職場を去ったのだが、今日になって校長から声を掛けられた。
「丹澤先生、先生は、チーズケーキを召し上がっていませんね。」
恐るべきことに校長は、誰が食べたかどうかまでチェックしていたのだ。
人数に合わせてホールケーキを購入し、チェックリストまで用意していようだ。
「是非、お召し上がり下さい。」
というと、自ら冷蔵庫からケーキを取り出し、準備してくれた。
私以外にあと二人、食べていない方がいた。
校長の準備してくれたチーズケーキは大変美味なものだった。
長い職員会議疲れを癒やすに、とても有り難いものだった。
「ありがとうございます。」
食べ終わって、直接お礼を申し上げようとしたが、すでに姿は見えなかった。
年度末は忙しい。
そうした中でも、着々と次年度の準備が進んでいる。
今日は教室の本棚を少し段ボールに移し、クラス全員の書写の掲示をはがした。
一人ひとり、心を込めて書いた書き初めは明日外そう。
少しずつ教室の掲示を取り除いていくと、何となく、教室にぽっかり穴があいたようで、違和感すら感じる。
彼らの前で話をするのも、いよいよカウントダウン。
朝の会では、いつも何を話すか考えずに臨んでいるが、せめて最後くらいは考えて前に立とうかな…。
校長が用意してくれたケーキの味は、何となく寂しげな味がした。
もしかしたら私だけが感じているのかも知れないが、彼の思いはよく分かる。
もう少し仲良くすれば良かった…。
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