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2018年09月22日

一歩ずつでも前進しよう

二学期から新任の若手教員、アドバイス一週間目にして、生徒の座席を決め、座らせることができた。授業はまだまだ安心して見ていられるものではないが、少なくとも、勉強させる最低限の環境は整いつつある。

昨日紹介した、理科部の顧問。今日は、理科室に大量の実験装置を準備して、部員たちを迎えた。おそらくは知的好奇心をくすぐり、先生への信頼感も芽生え、部活へのかすかな楽しみも生まれたことだろう。

世の中、そんな簡単にうまくいくものではないが、何もしなければ現状維持どころか、知らず知らず下降への道を歩んでしまうので、なにか一手を打つことは、とても大事なことだと思う。

学校は、その歴史が長ければ長いほど、その伝統の重みが変革を押しとどめる。
前例主義であり、事なかれ主義にも陥りやすい。

『今の時代、何より必要なことは「成功すること」ではなく、「失敗しないこと」なのです。』(堀 裕嗣 『学級経営10の原理・100の原則―困難な毎日を乗り切る110のメソッド』)という流れは、納得できないものがある。
私は、『失敗を恐れてはチャレンジはなく、逆に失敗しないということは、一切のチャレンジをしていない』ということになると信じているからだ。

こんな時代であるからこそ、進化し続ける学校を目指すべきであろう。
保護者の教育観も変わった。

もはや体罰は許されないし、部活指導でも、スポ根世代の考え方は通用しない。

社会性を身につけさせようと指導しようと、社会も、新入社員の意識は、仕事優先からプライベート優先に逆転しているし、会社には、「給料が増える」・「残業がない・休日が増える」という希望が急上昇中だ。就職時に、半数は転職したいと思っている。(2018年度 新入社員意識調査アンケート※)

勉強だけなら、ロボットでも教えられる時代だ。
集団指導のある学校でこそ、得がたい経験が得られると思うのだが…。

教えたら、理解してできるようになるのが生徒たちだ。
かすかななりとも彼らの進歩を発見し、心密かに喜ぶのが、我々教員の務めだ。

私も、昨日よりも今日は一歩前進しているように、精進を重ねたい。
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posted by 丹澤三郎 at 20:11 | Comment(0) | 未分類
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