2012年09月23日
日本の不動産は海外資金のほうが注目している現実
昨日J-REITの記事を投稿したら、なんと、翌日に下記のような記事が日経電子版に掲載された。
[FT]海外資金が殺到する「変わらない日本」の不動産(2012年9月14日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)(1/3ページ)2012/9/18 7:00
■日本の個人投資家が海外REITばかりに目を向けているギャップ
なるほど〜、外国人から見たら「安定敷いている日本」の不動産が魅力的かー。とは言え、年率5-6%の利ざやで十分、なんていう見方は舐めてるなー。それでも、世界から見た現実ということに驚きです。日本の投資家とのギャップがあり過ぎます。
日本の個人投資家が海外REITばかりに目を向けているのが疑問という指摘もされていますが、利回りも良いが値動きも上下に激しいので、海外REITにばかり偏るのは問題であるという指摘はこの記事の通り、一理ありです。
2011年のグローバルREITファンドの”実質”利回りは約5%〜10%でした。しかしこれは為替リスク含みです。日本のREITインデックスは為替リスクなしで利回り5%Overです。
■J-REITは既に高値ではないのか
東証株価指数TOPIXの不動産指数は今年に入り30%近く上昇しているので、既に上がりすぎているという見方もあります。私もJ-REITインデックスファンドを紹介するにあたって正直この点は悩みました。
それでも不動産指数は現在約1,000。この数字は2001年に国内のREIT市場ができた時の開始時と同じという事実です。。。
前回も書きましたが、REITは確かに無駄に上がっていた時期がありました。良くも悪くも一旦2008年のリーマン・ショックで大きく下落し、現在の水準は「妥当なところ」に落ち着いているのではないかと考えています。
つまり、これから値上がりして儲かるというより、着実に収益を稼ぎだす投資先ということです。
REITは現物の裏付けがあるということと、賃料という安定収入がありますので、REITに一点集中というより、REITも自分の資産の一部を分配するというのはとても現実的だと思います。
「サラリーマンの不労所得生活ブログ目指せ月100万」を立ち上げた時に最初に書きましたが、100万円/月を着実に稼ぐためには不動産投資は必須だと考えています。収益のうち、30%〜40%は不動産投資(REIT含む)を想定するのが現実解だと考えています。
[FT]海外資金が殺到する「変わらない日本」の不動産(2012年9月14日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)(1/3ページ)2012/9/18 7:00
■日本の個人投資家が海外REITばかりに目を向けているギャップ
なるほど〜、外国人から見たら「安定敷いている日本」の不動産が魅力的かー。とは言え、年率5-6%の利ざやで十分、なんていう見方は舐めてるなー。それでも、世界から見た現実ということに驚きです。日本の投資家とのギャップがあり過ぎます。
日本の個人投資家が海外REITばかりに目を向けているのが疑問という指摘もされていますが、利回りも良いが値動きも上下に激しいので、海外REITにばかり偏るのは問題であるという指摘はこの記事の通り、一理ありです。
2011年のグローバルREITファンドの”実質”利回りは約5%〜10%でした。しかしこれは為替リスク含みです。日本のREITインデックスは為替リスクなしで利回り5%Overです。
■J-REITは既に高値ではないのか
東証株価指数TOPIXの不動産指数は今年に入り30%近く上昇しているので、既に上がりすぎているという見方もあります。私もJ-REITインデックスファンドを紹介するにあたって正直この点は悩みました。
それでも不動産指数は現在約1,000。この数字は2001年に国内のREIT市場ができた時の開始時と同じという事実です。。。
前回も書きましたが、REITは確かに無駄に上がっていた時期がありました。良くも悪くも一旦2008年のリーマン・ショックで大きく下落し、現在の水準は「妥当なところ」に落ち着いているのではないかと考えています。
つまり、これから値上がりして儲かるというより、着実に収益を稼ぎだす投資先ということです。
REITは現物の裏付けがあるということと、賃料という安定収入がありますので、REITに一点集中というより、REITも自分の資産の一部を分配するというのはとても現実的だと思います。
「サラリーマンの不労所得生活ブログ目指せ月100万」を立ち上げた時に最初に書きましたが、100万円/月を着実に稼ぐためには不動産投資は必須だと考えています。収益のうち、30%〜40%は不動産投資(REIT含む)を想定するのが現実解だと考えています。