2012年09月18日
【書評】100円のコーラを1000円で売る方法2
以前、「100円のコーラを1000円で売る方法」の書評を書きましたが、本日書店に行ったところなんと続編が出ていたので手にとってしまいました。題名はまんまで「100円のコーラを1000円で売る方法2」です。
珍しく今週2冊目の小説調のビジネス書です。
・ページ数:222ページ
・読破時間:1時間〜1時間30分
書籍の形態としても、ページ数的にもライトに読めます。
■「2」とついている以上は、前回の続編。あの傲慢OL久美が再び登場
前回の「100円のコーラを1000円で売る方法」では自社で販売している会計ソフトの価値を改めて定義しなおし、新商品を発表し売上は好調となった、めでたしめでたし。というところまでであった。今回はその「絶好調な新商品」が苦戦するところから始まる。
前回同様、やはり営業マン向けです。企画担当でもマーケッター向けでもありませんのでそこを前提に手にとってください。
いろいろなマーケティングのキーワードやメソッドが出てきますが、基礎知識と言うよりも「言葉としての常識」を優しく説明してくれます。ですから、この本を企画担当が読んでも、実践方法はイメージが湧きませんので一歩先に進めません。
しかしながら、営業マン向けと考えるとガラリと変わります。営業は自社の得意分野は徹底的に掘りさべて知識を持っていると思いますが、一般常識はあくまで「一般知識」として知っておく必要があります。しかし、どの書籍でも薄い情報をもったいぶって短い言葉で説明してくれません。
その点、この書籍では様々なマーケティングのメソッドがさくっとお手軽に説明されています。
もしアナタが企画担当やマーケッターでマーケティングの入り口にたとうとしているなら迷わずこの本よりも「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」をおすすめします。こちらの書籍のほうが手法は限定的ですが本当に入り口に立たせてくれます。
立場によって選択してみても良いかと思います。
珍しく今週2冊目の小説調のビジネス書です。
・ページ数:222ページ
・読破時間:1時間〜1時間30分
書籍の形態としても、ページ数的にもライトに読めます。
■「2」とついている以上は、前回の続編。あの傲慢OL久美が再び登場
前回の「100円のコーラを1000円で売る方法」では自社で販売している会計ソフトの価値を改めて定義しなおし、新商品を発表し売上は好調となった、めでたしめでたし。というところまでであった。今回はその「絶好調な新商品」が苦戦するところから始まる。
前回同様、やはり営業マン向けです。企画担当でもマーケッター向けでもありませんのでそこを前提に手にとってください。
いろいろなマーケティングのキーワードやメソッドが出てきますが、基礎知識と言うよりも「言葉としての常識」を優しく説明してくれます。ですから、この本を企画担当が読んでも、実践方法はイメージが湧きませんので一歩先に進めません。
しかしながら、営業マン向けと考えるとガラリと変わります。営業は自社の得意分野は徹底的に掘りさべて知識を持っていると思いますが、一般常識はあくまで「一般知識」として知っておく必要があります。しかし、どの書籍でも薄い情報をもったいぶって短い言葉で説明してくれません。
その点、この書籍では様々なマーケティングのメソッドがさくっとお手軽に説明されています。
もしアナタが企画担当やマーケッターでマーケティングの入り口にたとうとしているなら迷わずこの本よりも「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」をおすすめします。こちらの書籍のほうが手法は限定的ですが本当に入り口に立たせてくれます。
立場によって選択してみても良いかと思います。
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