2016年08月17日
金儲けだけじゃ
債権者数は3万人超、
神奈川の老舗消費者金融業者だった栄光が破産開始
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160816-00010000-teikokudb-ind
真っ当な金利ではない利率の上で
会社が成り立っていたのだろう。
やっぱりなんだかんだ言っても
真っ当な理念に基づいた仕事でなければ
生き残れないということがハッキリとしてきた。
一昔前はそんな綺麗事を言うと
「企業なんか所詮金儲けが目的なんだから
理念だ社会のためだと綺麗事言っても腹は膨れない。
目的が金儲けで何が悪い」
という風潮であった。
そう公言してはばからない企業人がマスコミにたくさん登場していたが
そういう人たちはあっという間にいなくなってしまったし、
経営から退かなければならなくなったし、
中には逮捕される人まで出てきてしまった。
人の価値観は多様だから
お金儲けがゲーム感覚で楽しい人や
短期間でドカンと稼いで余生を楽しむ人もいるだろう。
だが多くの人は生きがいが必要で、
その生きがいが金儲けに傾きすぎていたことが
社会をおかしな感じにしていた。
最近私はローマ帝国がなぜ滅んだのかを
ちょっとだけだが調べている。
一因としてキリスト教が広まったことが影響しているらしい。
ローマ皇帝が市民に対して
食料と娯楽を与えることでご機嫌を伺い国を維持するという
いわゆる「パンとサーカス政策」。
これに嫌気が差した理性的な市民たちが
禁欲を強いるキリスト教に傾いていった。
元々多神教であるローマ帝国は
皇帝を神として崇めさせることで
帝国を維持しようとしていた。
ところがキリスト教は一神教なので
キリスト教の神以外は神として認めない。
当初そんなキリスト教を迫害していたローマ帝国であったが、
キリスト教徒の激増に対して抗し難くなり、
ついには国教として認めてしまった。
こうなると人々は皇帝より教皇の言うことの方を聞くようになる。
そうして皇帝の力が弱まり
やがてローマ帝国は分裂・滅亡をしていった。
こういった過去の事例を見ても分かるように
人間というものは享楽だけでは満足しない生き物なのだ。
現代人は金を稼がなければ生きていけないし
社会的な貢献もままならない。
だが金を稼ぐことだけでは
生きがいを感じられないのも現代人であることが
最近になって証明され続けている。
もはや綺麗事で片付けられなくなったのだ。
神奈川の老舗消費者金融業者だった栄光が破産開始
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160816-00010000-teikokudb-ind
真っ当な金利ではない利率の上で
会社が成り立っていたのだろう。
やっぱりなんだかんだ言っても
真っ当な理念に基づいた仕事でなければ
生き残れないということがハッキリとしてきた。
一昔前はそんな綺麗事を言うと
「企業なんか所詮金儲けが目的なんだから
理念だ社会のためだと綺麗事言っても腹は膨れない。
目的が金儲けで何が悪い」
という風潮であった。
そう公言してはばからない企業人がマスコミにたくさん登場していたが
そういう人たちはあっという間にいなくなってしまったし、
経営から退かなければならなくなったし、
中には逮捕される人まで出てきてしまった。
人の価値観は多様だから
お金儲けがゲーム感覚で楽しい人や
短期間でドカンと稼いで余生を楽しむ人もいるだろう。
だが多くの人は生きがいが必要で、
その生きがいが金儲けに傾きすぎていたことが
社会をおかしな感じにしていた。
最近私はローマ帝国がなぜ滅んだのかを
ちょっとだけだが調べている。
一因としてキリスト教が広まったことが影響しているらしい。
ローマ皇帝が市民に対して
食料と娯楽を与えることでご機嫌を伺い国を維持するという
いわゆる「パンとサーカス政策」。
これに嫌気が差した理性的な市民たちが
禁欲を強いるキリスト教に傾いていった。
元々多神教であるローマ帝国は
皇帝を神として崇めさせることで
帝国を維持しようとしていた。
ところがキリスト教は一神教なので
キリスト教の神以外は神として認めない。
当初そんなキリスト教を迫害していたローマ帝国であったが、
キリスト教徒の激増に対して抗し難くなり、
ついには国教として認めてしまった。
こうなると人々は皇帝より教皇の言うことの方を聞くようになる。
そうして皇帝の力が弱まり
やがてローマ帝国は分裂・滅亡をしていった。
こういった過去の事例を見ても分かるように
人間というものは享楽だけでは満足しない生き物なのだ。
現代人は金を稼がなければ生きていけないし
社会的な貢献もままならない。
だが金を稼ぐことだけでは
生きがいを感じられないのも現代人であることが
最近になって証明され続けている。
もはや綺麗事で片付けられなくなったのだ。
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