ネコと贅沢　ボンビーライフ

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少し前にレーズンウィッチにハマった時期があって、
バタークリームはどうでもいいが、
あのクッキー生地は自分で作れないものかと
試行錯誤していた。

どうやら今回そのイメージに近い物を作ることができた。



＜レシピ＞
薄力粉９０ｇ
アーモンドプードル３０ｇ
ベーキングパウダー小さじ1（約2ｇ）
卵黄1個分
無塩バター６０ｇ
砂糖５０ｇ
塩1つまみちょっと（有塩バターの時はなし）
バニラオイル

バターを室温に戻し、練って柔らかくする。
バターに砂糖を加えて混ぜ、卵黄も加える。
砂糖と塩を入れてよく混ぜる。
合わせておいた粉を入れ、カードで切るようになじませる。
粉が見えなくなったらラップにくるんで冷蔵庫で休ませる。
伸ばして170度のオーブンで約10分焼く。

基本のクッキー生地はこれで、
それにチョコチップや砕いたアーモンドを加えて
バリエーションを作ってみた。

ちなみに砂糖はグラニュー糖でも良いのだが、
私は素朴な感じを出すために
ベースはきび砂糖を使い、
そこにグラニュー糖と
ヴェルジョワーズブリュンという甜菜糖の粗糖を加えてみた。
ヴェルジョワーズブリュンは溶けきらずに
焼きあがるとジャリッという歯ごたえを生んでくれて、
なかなか良い食感に仕上がった。
このヒラメキと、材料がいろいろあってすぐに試すことができるのが
プロのなせる技である。

この味を作る際に大事なのは実は塩で、
薄っすらと分からない程度に塩を効かせると
飽きることなく食べ進めることができる。

とはいえこれは販売目的ではなく
あくまで自分用のおやつだ。

普通のお菓子屋だったら
これだけ美味しいものならばこれがお金に見えてくるのかもしれないが、
店のコンセプトに合わないので私は売らない。
いつでも、これだけでも勝負ができるという
自信と引き出しが増えたにすぎない。

室温３０℃以上では作るな、と
アイスクリームメーカーの取説に書いてあったので、
暑い日々と暑い日々の合間の涼しい日に
アイスクリームを作っていた。

ちょうど涼しい日の前の日の暑い日に
アイスクリームを食べ終わって、という
調度良いサイクルのおかげで
今年はアイスクリームをコンビニで買わずにすんでいる。

今日もちょうど食べきったところだ。
明日は涼しいらしいので
また作ろうと思う。

材料費２５０円位で
ハーゲンダッツより好みのアイスクリームが
６００ｇできるんだからたまらない。

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昨日作ったバニラアイスクリームだけど
やっぱりバニラビーンズで作ると
香りが深いんだよね。

前のはバニラオイルで作ったんだけど
バニラオイルって言ってみれば香りのアルコール。
特に氷菓だから温度が低いので
口の中の温度が下がると
香り成分が揮発しにくくなるから風味不足になる。

値段はちょっと高くなるけど
バニラビーンズを使った方がいいなぁ。

バニラビーンズとバニラエッセンスやオイルは
多少香りが違う。
最近ではエッセンスやオイルの香りが
バニラだと思っている人がいて、
通販のレビューに

「バニラビーンズを買いましたが
変な臭いがします。
バニラビーンズの香りを知らないのですが
これがバニラの香りなんでしょうか？」

っていうのがあって驚いた。

そのうち
いつもカニカマを食べていて
それを蟹だと信じている人が、
殻付きの本物のカニ足を出されて
「すいません、これ、
変な容器に入っているんですけど
大丈夫ですか？」
っていう人が出てくる予感がしますわ。

バニラアイスを作ってみた。

貝印のこのアイスクリームメーカー

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安くていいね。使いやすいし。

ただ、冷凍庫が大きくないといけないのがネックだけど。

ウチは店だから冷凍庫に余裕があるけど
一般家庭ではなかなか難しいんじゃないかな。
バレーボールを冷凍庫に入れようとしたら
結構大変でしょ。
魚とかカレーとか冷凍してあったら
匂いがつきそうだし。

アイスクリームは作り方は簡単で
アングレーズソースに生クリームをホイップしたものを混ぜる。
それをアイスクリームメーカーに入れてスイッチオン。
あっという間にできちゃう。

アイスクリームメーカーについているレシピだと
アングレーズソースも作らないで
材料だけ量って熱は通さずそのまま冷やし固めているし。

やっぱり夏は食べたくなるしね。

＜レシピ＞
材料
アングレーズソース
　　牛乳　２５０ｇ
　　バニラビーンズ　
　　卵黄　３個
　　グラニュー糖　５０ｇ
生クリーム　６５ｇ
トレハロース　５ｇ

アングレーズソースは火を通しすぎて分離させないように注意。
生クリームは５〜６分立て。

メーカーに入れて撹拌は１５分ほど。
出来上がりは約３７０ｇ

マヌカ蜂蜜でフィナンシェを作ってみた。

マヌカ蜂蜜はニュージーランドの
マヌカの木の花からとれる蜂蜜で
現地のマオリ族の人たちが
薬として用いていた蜂蜜。
今でもニュージーランドでは
医者が薬として処方しているそうだ。

とにかく殺菌力があるので
風邪をひいた時に舐めれば
喉の痛みがとれたり、
胃の中に棲みついている胃がんの元になる
ピロリ菌をやっつけてくれたりするらしい。
悪い菌はやっつけてくれるけど
ビフィズス菌などの良い菌は殺さないことが
研究で分かっているそうで
なって良い奴なんだろう。

とはいえお値段もそれなりなので
なかなか気軽に使うという訳にもいかないけど。

味は独特で
一般的な蜂蜜より数倍濃厚だし
更に言えば辛味すら感じる。

だからお菓子に使用する際は加減しないと
味のバランスが悪くなってしまう。

今回も通常の蜂蜜の1/3量にしたのだが
それでやっとバランスのとれた味になった。
なかなか手ごわい食材だ。

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昨夜の残りの
野菜がクタッとして味が馴染んで
また別の美味しさになった
ラタテュイユパスタのお昼をいただき

ひとくちフィナンシェを焼いた。

今回は表面に
目の細かいザラメを振ってから
オーブンに入れてみた。

これは正解。

ザコっとした食感が強くなったし
ザラメが程よく焦げて
キャラメルみたいな風味が増した。

次は型の底にもザラメを散らすか。
シリコンだから焦げ付かないしね。

こないだ買った
シリコンモールドでフィナンシェを焼いてみた。

カリッとした部分とネチッとした部分が
共棲していていい感じ。

型離れも良く臭いもない。

表面にザラメ糖を散らすと
カリッと感が増していいかもね。

フィナンシェやマカロン、ダックワーズは
卵白消費には持ってこい。
だからお菓子屋さんはマカロンを売りたがる。

＜フィナンシェのレシピ＞
卵白１００ｇ　蜂蜜１５ｇ　グラニュー糖７５ｇ　トレハロース１５ｇ
アーモンドプードル４５ｇ　薄力粉３０ｇ　ベーキングパウダー１ｇ
塩少々　焦がしバター９０ｇ

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＜レシピ＞
薄力粉７５ｇ　全粒粉５ｇ　ベーキングパウダー０．５ｇ　
バター４０ｇ　水飴２ｇ　卵黄１個分　
グラニュー糖３５ｇ　きび砂糖５ｇ
くるみ１５ｇ　チョコチップ１０ｇ

混ぜて１７０度で１５分焼くだけなんだけど
薄力粉はスーパーバイオレットじゃないほうが
いいようだ。
もう少しタンパク分が高い粉のほうがいい。
どうも最初の食感が
ラムネ菓子を口に入れた感じになってしまう。

昨日のソフトクッキーもどきがいまいちだったので
（とはいえ全部食べちゃったけど）
今日は普通のクッキーを焼いてみた。

とはいえ混ぜ込んだチョコレートは
カカオバリーのチョコだから
ちょっとは高級感があるかな。
砂糖は少なめにしたので
飽きずに食べられる感じに仕上がったと思う。

少し前にアイスクリームメーカーを買ったので
早くアイスクリームを作りたいんだけど、
寒さが続いているので作る気分にならない。
暑いのは嫌だけど
寒さは和らいでほしいなぁ。

＜レシピ＞
薄力粉１２５ｇ　全粒粉２５ｇ　ベーキングパウダー２ｇ
バター９０ｇ　きび砂糖５０ｇ　グラニュー糖５０ｇ　
全卵１個　蜂蜜２ｇ　チョコレート３０ｇ　アーモンドスライス適量

ソフトクッキー的なものを焼いてみたけど
イマイチの出来。

蜂蜜とか水飴を入れて
液糖によるウエット感がソフトの由来なんだろうね。

蜂蜜だと風味が強すぎて
そこにチョコレートがプラスされて
この味を例えるならヌガーだな。

この生地にチョコじゃなくて
オレンジピールを混ぜて焼いて
それをチョコでコーティングしたら
美味しくなる気がする。

＜レシピ＞
薄力粉１００ｇ　全粒粉２０ｇ
バター５０ｇ　蜂蜜３０ｇ　きび砂糖７０ｇ
卵黄１個　牛乳２０ｇ　チョコレートチップ適量