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2021年04月30日

大相撲、取り組みが原因で死亡の問題

大相撲の取り組みが原因で死亡者が出た問題。
これはもう真剣に改善をすべき案件である。

数年前の八百長問題以降、
大相撲はガチンコが当然となった。
すると面白いことにケガで休場する力士が増え、
どの力士もどこかに故障箇所を抱えるのが当たり前の状況となった。

「相撲は神事である」「相撲は国技である」
という大前提がある。
この大前提があるせいでなかなか改革できないのが大相撲。
やれ伝統が、やれしきたりが、ということで
内々の問題として処理を進める傾向にある。

そのくせ国際化して相撲を世界に広めたいという矛盾を平気で口にする協会員。
最近仕切りの際に土俵に手を付けと口やかましいのは
国際化してスポーツとしてルールを明確にするという
意思表示の顕著な例であろう。

国際化して相撲を見る人口が増えれば
その分協会に入るお金も大きくなる。
動画の有料化サイトを開設すれば
分配されるお金で相撲部屋の経営も安定するだろう。

国際化するということは、
柔道の例を見ても分かるように、
伝統やしきたりをある程度捨てることである。
日本の柔道関係者は青い道着に抵抗していたが、
最終的には受け入れた。
どう考えても青と白に別れている方が合理的で
パッと見てわかりやすく、国際化に向いているからだ。

大相撲が世界を巡業したり、NHKの国際放送が大相撲を中継しているおかげで
世界中で相撲に関心を寄せる人は増え、
実際に相撲の国際大会も開かれている。

ただそこはやはりスポーツとしての相撲である。
大相撲のようにお互いの呼吸を合わせての立ち会いではなく、
決まった回数の仕切りの後に
両手を土俵につけた状態で構え、
行司に変わるレフェリーの声がけで試合開始をする。
そこにあるのは日本人が共有する「あうんの呼吸」ではなく
世界中の人が共通に理解できる厳密なルールである。

そもそも相撲の伝統やしきたりとは何なのだろうか。

相撲のルーツと言われているものは
神話では建御雷神(タケミカヅチ)VS建御名方神(タケミナカタ)、
人間の間では第11代垂仁天皇のころ、
大和の国の蹴りの名手であった当麻の蹴速と
その人物に対抗するべく出雲より呼び寄せられた野見宿禰
が行った素手で戦う試合である。

しかも当麻の蹴速と野見宿禰の戦いにおいては
相撲というより蹴り合いであって、
最終的には野見宿禰が当麻の蹴速の腰骨を蹴り砕いて絶命させている。
しかしながらこれが相撲のルーツとされ、
野見宿禰・当麻の蹴速の両名は
相撲の神様と崇められている。

その後宮中では結構な頻度で相撲が行われたが、
詳しい資料は残っていない。
が、立合いは現在とは違い、
土俵に手はつけず立ったまま取り組みを始めた。

こう歴史を見てくると、何が伝統なのかしきたりなのか分からなくなる。

そこで今回の事故である。
あえて事故というが、このような不幸は防がなければいけない。
ついでと言ってはならないかもしれないが、
現在の故障者多数の状況も変えなければいけない。

せっかく大関横綱に昇格してもケガで降格、廃業が立て続けでは
大相撲に未来はない。

令和3年夏場所6日目、
若隆景の取り組みの後テレビ解説の尾車親方はこう話した。
「若者同士の、注文も何もない、気持ちの良い取り組み」

尾車さんの言いたいことも分かるが、
昨今の大型外国人力士に炎鵬や石浦や宇良や翠富士に
小細工せずに真正面から取り組めというのか?
巨漢に対して小兵力士が創意工夫を凝らして勝負するのも
相撲の面白さではないのか?

尾車さんの理想は古い好角家の理想なのだろう。
だがそんな理想に付き合っていたら
怪我人ばかりで相撲を取る人がいなくなってしまう。
相撲のとり方を状況に合わせて変えるのは当然だ。
それと同時に相撲を取り巻く設備も時代に沿った改革は必要だ。

土俵周りの砂かぶり席。
間近で相撲が見られる特等席であるが、
200キロも塊が飛んでくる可能性がある。
中型の冷蔵庫が100キロ程度であることを考えると
恐ろしいことである。
よく今まで事故が起きていないというのが不思議なくらいだ。
それは土俵際で力士たちがお客さんに怪我をさせてはいけないと
無理な体勢になっているからだということは容易に推測できる。

土俵と席までの間をもう少し広げたり、
低くてクッション性のあるフェンスを設置したり
工夫の仕方はあると思う。
テレビ中継されているから女性などは足元が隠せるほうが良いと思う。

また、親方衆の意識も改革されないと怪我は減らない。
いまだに立ち会いは頭からドーンと当たっていくことが美化されている。
投げ合いの際も自分から手をつかず土俵に頭から突っ込め、
などという指導もされているようだ。

日本国内で通用する、内々の国技としての、神事としての相撲なら
「潔い」を主眼に据えて分かる人だけに向けていればいい。
だがそれでは相撲を取る人も見る人も減っていくだけだ。
それでも構わない、というなら
マイナーなまま消える覚悟を決めていただきたい。
このままのどっちつかずではいられない、
分岐点に来ていることは間違えないだろう。












posted by 黒豚猫 at 11:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 大相撲

2021年04月18日

新流行語「・・・と思っていて」

もうすでに流行語の域を脱して
若者の間では当たり前の言い回しになった
「・・・と思っていて」

最初この言葉を耳にした時、
それは多分若者が集って討論する番組だったと思う。
討論する番組に集まるくらいだから
集まっている若者たちは「意識高い系」のはずだ。
そういう人たちが一様に「僕は・・・・と思っていて」「私は・・・・と思っていて」
と話すので非常に違和感を感じた。
この「いて」に引っかかりを感じたのだ。

それまでならば「・・・と思うんです」や「・・・と思います」
となって一旦話を区切っていたのが常であった。
なぜそんな言い回しがこれほど流行ったのか考えてみた。

若者が集まる討論番組を見ていると、
最近の若者は早口だなーと感じる。
で、相手の反論は聞きたくないというのが顕著に分かってしまう。

だいたい若い人というのは生きている年数が少ないのだから
考えに経験が伴っていない場合が多い。
それゆえ自分の発言には自信がない。
そのくせプライドは高いから反論されて言い返せなかった場合
受けるダメージは相当なものになる。
また、「言い争うことは悪である」的な教育を受けているので
反論に反論で返す気概も持ち合わせていない。
またその教育のせいで傷つく訓練を受けていないから
大勢の面前で恥をかいて傷つきたくない。

そのような理由から、
早口でまくしたてることによって相手が自分の発言を理解して反論する時間を与えず、
しかも反論させないように話に区切りはつけず、
「あくまでこれは私の意見です。私の意見なんだから尊重されるはずですよね」
という意味を込めて「・・・思っていて」と話すのではないだろうか。
じつに用意周到によくできた言い回しである。
さすが意識高い系だと感心する。

これ数年前から気になっていたのだけれど、
最近では30代40代の中年層までこの話し方が増えてきた。
もうこうなると若者の流行り言葉ではなく、
立派に市民権を得た常套句と昇華してしまった。
恐るべし意識高い系。










posted by 黒豚猫 at 13:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会

2021年04月08日

少年ジャンプと日本テレビ

昔は漫画をよく読んだものだが、
最近はめっきり読むことがなくなってしまった。

それはいわゆる「少年ジャンプ」的な話が世の中の漫画の主流になったからで、
そのユートピア的で気色の悪い世界観がどうにも受け付けられないからだ。

「友情」「仲間」「努力」とかが画面に踊ると
吐き気がしてきて読む気になれない。

さきほどネットニュースを眺めていたら、
「進撃の巨人」をジャンプ的に紹介している記事を見つけて
「うわ、世の中ここまで汚染されてしまったのか」と
驚愕してしまった。

確かに進撃の巨人も物語の前半まではそのように進んでいると
表面上は見えたかもしれない。
しかし間もなく最終回を迎えようとしている現段階では
まったくジャンプ的ではないのは明らかである。
進撃の巨人について記事を書こうというライターが
それを読まずに書いたとしたらそれはどうかと思うし、
読んでいながらそのように書いたとしたら
よほどジャンプに洗脳されている人だ。

少年ジャンプから距離を取る感覚は
日テレの番組から距離をとっている状態に似ている。

あの自局のアナウンサーを無理やり人気者にしようとする姿勢や
笑いを足してさも楽しげな雰囲気を演出する手法が
どうにも性に合わない。

エンタだとかいってQだとかがいい数字だと見ると
スラムダンクだとかワンピースだとかドラゴンボールなどが
人気なのも分かるなぁ、と感心してしまう。











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