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posted by fanblog

2021年04月18日

新流行語「・・・と思っていて」

もうすでに流行語の域を脱して
若者の間では当たり前の言い回しになった
「・・・と思っていて」

最初この言葉を耳にした時、
それは多分若者が集って討論する番組だったと思う。
討論する番組に集まるくらいだから
集まっている若者たちは「意識高い系」のはずだ。
そういう人たちが一様に「僕は・・・・と思っていて」「私は・・・・と思っていて」
と話すので非常に違和感を感じた。
この「いて」に引っかかりを感じたのだ。

それまでならば「・・・と思うんです」や「・・・と思います」
となって一旦話を区切っていたのが常であった。
なぜそんな言い回しがこれほど流行ったのか考えてみた。

若者が集まる討論番組を見ていると、
最近の若者は早口だなーと感じる。
で、相手の反論は聞きたくないというのが顕著に分かってしまう。

だいたい若い人というのは生きている年数が少ないのだから
考えに経験が伴っていない場合が多い。
それゆえ自分の発言には自信がない。
そのくせプライドは高いから反論されて言い返せなかった場合
受けるダメージは相当なものになる。
また、「言い争うことは悪である」的な教育を受けているので
反論に反論で返す気概も持ち合わせていない。
またその教育のせいで傷つく訓練を受けていないから
大勢の面前で恥をかいて傷つきたくない。

そのような理由から、
早口でまくしたてることによって相手が自分の発言を理解して反論する時間を与えず、
しかも反論させないように話に区切りはつけず、
「あくまでこれは私の意見です。私の意見なんだから尊重されるはずですよね」
という意味を込めて「・・・思っていて」と話すのではないだろうか。
じつに用意周到によくできた言い回しである。
さすが意識高い系だと感心する。

これ数年前から気になっていたのだけれど、
最近では30代40代の中年層までこの話し方が増えてきた。
もうこうなると若者の流行り言葉ではなく、
立派に市民権を得た常套句と昇華してしまった。
恐るべし意識高い系。










posted by 黒豚猫 at 13:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会
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