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2016年06月18日

世界的火種になりそうで怖いイギリス

英財務相「離脱なら緊縮財政に」…脅しに反発も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160617-00050030-yom-int


これは国民性なのだろうか?
昔からイギリスという国は
上手に立ち回ろうと試みるのだが
結局のところ他国を巻き込みながら
状態を悪化させてしまう。

今回のEU離脱問題に関しても
EU離脱ならば国の信用が低下してポンド安、
外国企業が離れていき、景気悪化。
EU残留ならば移民流入、国民の税負担増、失業拡大となって
これまた景気悪化。
どちらに転んでも先行きが暗い。

この様などうしようもない状況を生み出したのは
EU内でイギリスの面子を維持したいと
駄々をこねたからである。

もともとEUという構想は、
第二次世界大戦後にイギリス首相チャーチルが、
これ以上戦争が起こらないように
原因国ともいうべきドイツを孤立させないようにと考え
推進してきた共同体構想である。

ところがイギリスの思惑から外れ、
EUはドイツが主導するようになり、
イギリスはその輪の中心からはじき出されてしまった。

たしかにイギリスは当初
EUの中に入らず見守る立場をとろうとした。
通貨をユーロではなくポンドのままにしたのもそのためである。

ところが監視対象者であったはずのドイツが力をつけ、
EUをリードしだしたものだからイギリスは面白く無い。
キャメロン首相はEU大統領に対して4項目のEU改革案を示した。

EU改革案 骨子
・EUの「統合の深化」の適用除外とEUの決定に対する事実上の拒否権を提案

・EU域内からの移民に対する福祉を制限

・ユーロ圏の決定が非ユーロ圏のEU加盟国に及ばないことを要求

・EU域内の障壁を減らして競争を促す

毎日新聞2015年11月11日 東京朝刊より


イギリスにとって都合のいい要求をし、
聞き入れない場合にはEUを離脱すると脅しをかけた。

イギリスの主張に追い風となったのが
要求の直後に発生したパリ同時テロ事件だ。
これによってEU内での移民に関する考え方の風向きが変わった。

だが、よく考えて見れば、
シリアからの移民が大量に発生した根本の根本は
イギリスが第一次大戦時に行った三枚舌外交のせいである。
イギリスが戦争に勝つためにその場しのぎとして
同盟国フランスとアラブ、ユダヤを相手に不誠実な外交をしたせいで
今日まで中東で殺し合いが続いているのだ。

イギリスは外交上手と言われるが果たしてそうだろうか?
誠実さのない外交は後々に禍根を残す。
今回のイギリスの立ち回り方も
その場しのぎ的で進歩がない。

イギリスという国は
過去に「太陽の沈まない国」と言われた
輝かしい大英帝国の栄光にとらわれている気がする。
イギリスこそが世界的な政治的経済的危機の火種になりそうで
恐ろしさを感じているのだが。






posted by 黒豚猫 at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界
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