2016年06月17日
反動的な意見
「対応次第で辞めずに済んだ」
批判拡大させた舛添都知事の“上から目線”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160615-00000008-wordleaf-pol
当初の舛添氏は、質問に対して見下した態度でいた。
視察旅行の豪華さを問われたら
「リーダーが安宿に泊まっていたらみっともない」
と、何を馬鹿なことを聞くんだとばかりの態度で反論していた。
この時点で
「仰るとおり、行き過ぎがあったかもしれません。」
と謙虚に受け止めた態度を示していれば
ここまで騒動が大きくなることはなかったかもしれない。
舛添氏は勘違いをしている。
行政の長はリーダーではあるが王様ではない。
行政の長が海外視察に行って質素なホテルに宿泊したら、
節約家で良い知事だ、と褒めはすれども
みっともないから止しなさいとは思わない。
こういった行政の長の豪遊まがいの視察は
過去にもあちこちで行われていて
その度に批判を浴びてきた。
それに対する批判や、その後の経緯の勉強を怠っている時点で
行政の長としての資質に欠けている。
海外から賓客が来た時に、
それなりのおもてなしとして豪華なホテルに泊まっていただく、
という迎える側の意識として
「リーダーが安宿に泊ま(らせ)るのはみっともない」なら分かるが、
舛添氏はそれをゴッチャにして整理できずに
行く側のことと認識してしまった。
立場が整理できないというのも
リーダーの資質に問題がある。
こういった騒動が起こると必ず
反動的な意見が世に出てくる。
今回の件に関しても
「構造がイジメに似ている」とか
「いつまで報道を続ける気なのだろうか」、
「あれくらいのことで都知事を辞める必要があるのだろうか」
「また選挙で50億かかる」などなど
実に興味深い。
イジメというのは、
何も非がない人が攻撃の対象になることで、
今回の件において舛添氏に非があるかどうかを
考えなくてはいけない。
いつまで報道を続ける気なのかということに関しては、
曖昧な回答をして報道を長引かせたのは
舛添氏本人であるから当てはまらない。
あれくらいのことと言うが、
この問題において大事なのは使った金額の大小ではなく、
公金をどのように理解しているか、とか、
指摘に対する反応や態度が問題なのである。
嘘を塗り固めているように見える知事を
知事として信頼できるかどうか。
信頼出来ない知事に今後も都政を任せられるだろうか。
確かに都知事選でまた50億かかるらしいが、
お金がかかるからといってそのまま野放しにしているとどうなるのか。
お金がかかるからということで
多少の悪さに眼をつぶるようになってしまえば
一度当選したら多少のことなら許されるという
前例を作ってしまうことになる。
不祥事の度に選挙をしてお金をかけるのが嫌ならば、
もっと真剣に候補者を見分ける必要があるだろうし、
もっと厳しく知事の動向を見つめる必要がある。
なんだかこういった反動的な意見というのは
為政者側の今後を擁護するような感じがして気持ち悪い。
「お金がかかるのは嫌だろう?
だったら多少の不祥事は見逃せよ」と言っているようだ。
もちろん何事にも疑ってみることは必要だ。
だが、世の中には疑ってみているようで
その手の意見に簡単に飛びつく人も多い。
飛びつく人というのは
考えているポーズを取っているだけの
実は単なるへそ曲がりなのだが。
批判拡大させた舛添都知事の“上から目線”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160615-00000008-wordleaf-pol
当初の舛添氏は、質問に対して見下した態度でいた。
視察旅行の豪華さを問われたら
「リーダーが安宿に泊まっていたらみっともない」
と、何を馬鹿なことを聞くんだとばかりの態度で反論していた。
この時点で
「仰るとおり、行き過ぎがあったかもしれません。」
と謙虚に受け止めた態度を示していれば
ここまで騒動が大きくなることはなかったかもしれない。
舛添氏は勘違いをしている。
行政の長はリーダーではあるが王様ではない。
行政の長が海外視察に行って質素なホテルに宿泊したら、
節約家で良い知事だ、と褒めはすれども
みっともないから止しなさいとは思わない。
こういった行政の長の豪遊まがいの視察は
過去にもあちこちで行われていて
その度に批判を浴びてきた。
それに対する批判や、その後の経緯の勉強を怠っている時点で
行政の長としての資質に欠けている。
海外から賓客が来た時に、
それなりのおもてなしとして豪華なホテルに泊まっていただく、
という迎える側の意識として
「リーダーが安宿に泊ま(らせ)るのはみっともない」なら分かるが、
舛添氏はそれをゴッチャにして整理できずに
行く側のことと認識してしまった。
立場が整理できないというのも
リーダーの資質に問題がある。
こういった騒動が起こると必ず
反動的な意見が世に出てくる。
今回の件に関しても
「構造がイジメに似ている」とか
「いつまで報道を続ける気なのだろうか」、
「あれくらいのことで都知事を辞める必要があるのだろうか」
「また選挙で50億かかる」などなど
実に興味深い。
イジメというのは、
何も非がない人が攻撃の対象になることで、
今回の件において舛添氏に非があるかどうかを
考えなくてはいけない。
いつまで報道を続ける気なのかということに関しては、
曖昧な回答をして報道を長引かせたのは
舛添氏本人であるから当てはまらない。
あれくらいのことと言うが、
この問題において大事なのは使った金額の大小ではなく、
公金をどのように理解しているか、とか、
指摘に対する反応や態度が問題なのである。
嘘を塗り固めているように見える知事を
知事として信頼できるかどうか。
信頼出来ない知事に今後も都政を任せられるだろうか。
確かに都知事選でまた50億かかるらしいが、
お金がかかるからといってそのまま野放しにしているとどうなるのか。
お金がかかるからということで
多少の悪さに眼をつぶるようになってしまえば
一度当選したら多少のことなら許されるという
前例を作ってしまうことになる。
不祥事の度に選挙をしてお金をかけるのが嫌ならば、
もっと真剣に候補者を見分ける必要があるだろうし、
もっと厳しく知事の動向を見つめる必要がある。
なんだかこういった反動的な意見というのは
為政者側の今後を擁護するような感じがして気持ち悪い。
「お金がかかるのは嫌だろう?
だったら多少の不祥事は見逃せよ」と言っているようだ。
もちろん何事にも疑ってみることは必要だ。
だが、世の中には疑ってみているようで
その手の意見に簡単に飛びつく人も多い。
飛びつく人というのは
考えているポーズを取っているだけの
実は単なるへそ曲がりなのだが。
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