量産車世界初採用の「デジタルアウターミラー」は最上級グレードの”version.L”に「20万円+税」のメーカーオプションですが、実車確認後に注文する仕様になっているため、メーカーへのオーダー日はデジタルアウターミラーの有無にかかわらず「11月1日」となっています。(納車に関しては、それまでの店舗内での予約順)そのため、納期が確定するまでにはもうしばらく時間がかかるようです。
さて、「ES300h」に関してはデジタルアウターミラーの広報的な意味合いもあるのでしょう、複数台の試乗車を導入している店舗が目立ちます。
また1台を「デジタルアウターミラー」とすることが推奨されているらしく、必然的に「”version.L”+”デジタルアウターミラー仕様”」と、それ以外「”F SPORT”または”標準”グレード」の2台体制としている店舗が目立ちます。
■ES300h ”version.L” デジタルアウターミラー
イメージCGと異なり、電子カメラユニットはかなり「かっこいい」仕上げとなっています。
メッキ仕上げと、クリアブラック仕上げのパーツの組み合わせで高品質感と未来感がありますよ。
「ワンダー速報」さんでは、動画により詳しくインプレッションされているのであわせて参照下さい!
http://drumsyos.blog.fc2.com/blog-entry-2558.html
■【内装の質感は?】新型レクサスES300h発売!デジタルアウターミラー見てきた!
「デジタルアウターミラー」のインナーモニターを外から見ると、Aピラーの根本にがっしりとして5インチモニターが取り付けられているのがわかります。
ここだけ見るとかなり違和感ありますが、乗り込むと当初想定よりは気になりません。
室内で見ると、液晶画面は高輝度で、着座位置にかかわらず鮮明に見えるのは驚きました。
ただ、画質の精細さでは、大型スマートフォンに慣れていると今ひとつに思いましたが、デジタルアウターミラーインナーミラーほどの違和感はなく、比較的視認性は良いと思いました。ただ、これは個人差があると思いますので、実車チェック後でないと発注できないようにしたのはなるほど、という印象。
気になるのは、通常モードですと、拡大して映る仕様となっており、従来の物理的なミラーよりだいぶ見える範囲が狭いです。
ウィンカーを入れると、「広域モード」に切り替わり、通常のミラーのような範囲に変更されます。
「広域モード」は次のとおり、モニター画面右下に、広域範囲を示すインジケーターが表示され、見える範囲が一気に広がります。
私的には、常にこの状態でもいいような・・・「ピンク色のバッグ」の位置を上の画像と比べてみて下さい。
ドアミラーを折りたたむと、自分が写ります(笑)
通常のミラーと比べ、大幅に前方斜めの視界が広いことに気づきます。デジタルアウターミラー自体かなりかっこいいですね。
通常のミラーとの見え方の違いはかなりあります。
車両の後方、リヤバンパー右側に人物が立った場合の「デジタルアウターミラー」の見え方は次の通り。
かなり拡大して表示され、人物の上半身は見えません。
一方、通常のドアミラーで同じ位置に人物が立った場合の見え方は次のとおり。
人物全体がしっかりと見えますし、背景もよくわかります。ただ、比べてみると、後方をしっかりみる、という点では「デジタルアウターミラー」の方が優れているのかもしれません。はるか後方から迫る緊急車両などの発見には通常ミラーの方がいいのかな・・・
ギアをリバース(R)に入れると、「補助線」が表示されるのですが、これはかなりいいですね!なんといっても「タイヤの位置」もしっかりわかるので、これだと狭いところの機械式駐車場に入れる際や、縁石に寄せる際などかなり便利に思いました。これいいなぁ。
周囲が暗くなったときは、自動的にカメラが補正を行ってくれますが、さすがに画質は多少ノイジーになります。
が、思ったより画質の低下は抑えられていました。
しかし、全般的にES300hの”version.L”は価格に見合った質感を確保していると思います。
写真は運転席に着座したものですが、上質なセミアニリン本革シートは、LSと同様のいい革を使用している匂いがしますし、肌触りもしっとり。これは新型クラウンの本革シートや、レクサスのL-tex(合成皮革)シートとはやはり大きく違います。
ドアを締めた際の「シーン」となる静粛性・密閉感もとても良いです。
上質なマークレビンソンオーディオスピーカーグリル、控えめにほんのりとライン状に光るアンビエントライトも「いいもの感」がありますね。
ブラック本革は、ホワイトのステッチが効いていてとてもいい感じ。「バンブー」との組み合わせも合いますねぇ。
セミアニリン本革の上質さが伝わってきますし、センターコンソールの「ビスコテックス」加工もオシャレな印象。
最後に「デジタルアウターミラー」仕様車と標準ミラー車の比較。
右は”F SPORT”の標準ミラーで、LC/LSと共通のかっこいい第3世代レクサス用ミラーですが、比べると左側のデジタルアウターミラーが、いかに小さいかがわかります。特に上下方向の視界確保に寄与しており、サイドウィンドウの隠れ方が全然違いますよね。
ローアングル。
比べてみると、デジタルアウターミラーは標準ミラーの1/3〜1/4ぐらいの大きさでしょうか?
これは未来感あるなぁ・・・
ホイールの違いもバッチリわかりますが、どちらも純正にしてはなかなかかっこいいホイールですよね。
さて、みなさんは「デジタルアウターミラー」あり/なし どちらがお好みでしょうか?
量産車世界初、デジタルアウターミラー装着車「LEXUS ES300h」、すでに各販売店でお披露目、公道試乗も開始しています。
明日は公道試乗レポートをお伝えさせていただきたいと思います。
価格情報等は以下のとおりです。
■ES300h”version.L”見積もりなど
http://www.namaxchang.com/article/461665857.html?1540642442
■ES300h”F SPORT”見積もりなど
http://www.namaxchang.com/article/461644671.html?1540642350
■ES300h”標準”グレード見積もりなど
http://www.namaxchang.com/article/461627252.html?1540642493
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