LEXUS ES300h では、”標準”グレード・”version.L” と ”F SPORT”ではフロントグリル&前後バンパーが差別化されています。
今回の展示車は”version.L”であるため、「縦フィン」とバンパーロアのガーニッシュが細長であることが差異ですね。
こちらの顔のほうが好み、という方も多いのでは?
▼version.L
▼F SPORT
フロント部分アップ。
奇抜なデザインが多かった最近のレクサス車では実に正統派で安心して見れるデザインですね。
ver.L専用のノイズリダクションホイールも公開!
ハイパークロムメタリック塗装をしているので金属感があり、なかなか綺麗です。
最近のレクサスのホイールは単純なグレーっぽいアルミホイールがほとんどなくなり、切削加工かハイパー塗装がされているものが主流となり、デザインも良くなりましたね。
内装はversion.L専用カラーの「リッチクリーム」に、インテリアは「縞杢」を採用。
リッチクリームは、2015年発売の「RX」やマイナーチェンジした「GS」で採用されたカラーですが、ESにも非常に似合っていますね。
インナードアハンドルは「LC・LS」と同等の品質でクオリティ高し。
そして、リッチクリームの場合は、ドアトリムが部分ごとに色分けされているのが美しいです。
本木目パネルの下に「アンビエントライト」が仕込まれていますが、明るいところではほとんど見えませんね。
ただし、ドアポケットはもう少し容量がほしい所。また、内部には異音を防ぐレザー加工やラバー加工はされていないのが残念。
輸入車等はこういうところにも気を使っていますよね。
スピードメーターは既報通り、新意匠のものが使用されています。”F SPORT”のメーターは2013年発売のISから基本的に同じものが使用されているので見飽きた感がありますが、ESの標準メーターは新鮮な感じがします(笑)
国内では180km/hのスピードリミッターが搭載されていますが、260km/hスケールのものが使用されていますね。
運転席足元は”F SPORT”と異なり、シンプルなラバータイプのものが。フットレストはちょっと寂しい感じです。
FF車ですが、他のレクサスモデルと同様、アクセルペダルはオルガン式を採用。
”version.L”の特徴として、助手席「肩口」のシート調整スイッチがあるのも特徴的ですよね。これは高級セダンならではの装備。
レザー自体も「セミアニリン本革」でとても柔らかく風合いが良いですね。
ESの”version.L”では、最近あまり見かけなくなった「助手席 シートポジションメモリ」も搭載します。
必要な方には本当に便利な装備ですが、レクサス車でも採用車両が減少傾向にあります。
なお、ドアトリムには、セーレン社の特殊加工が施されており、見栄え向上に寄与しています。
インナードアハンドルのすぐ上部には、密かにイルミネーションのスリットが、ES”version.L"には装備されています。(UXにはなし)
リヤ部分についてはESクラスになると、ステンレスパネルのスカッフプレートが装備されます。
また、前席シート下には「LED照明」があり、足元を照らしてくれるのも嬉しいところ。第2世代レクサスの前半(暗黒期?)ではこのような一見無駄な装備は次々と削除されコストダウンを進めていましたが、第3世代レクサスでは積極的に取り入れていますね。
アンビエントイルミネーションは、リヤドアにも装備されています。
とても綺麗なイルミネーションは純正ならでは。社外品だとここまで綺麗に「細く・均一」に光らすことはできないでしょう。
その他、”version.L”専用装備といえば、地味ながら「リヤドア・リヤクオーターサンシェード」(手動)
フィルムは・・・という方も多いと思いますが、高級セダンならではの装備と言えます。
そして最大の特徴といえば、やはりリヤの居住性、リヤコントロールパネルではないでしょうか?
最大7度のリクライニングなので、LSと比べればほんの僅かではありますが、やはり角度が変更できるのはリラックス度合いが違いますね。
また、リヤシートヒーターに加え、後席専用のエアコンコントロールが加わるのは高級セダンならではの装備。
ESらしさが味わえるのはやはり”version.L”ではないでしょうか?
LSのような液晶スクリーンはありませんが、わかりやすいようにスイッチが配置されています。
ドリンクホルダーも静かに開閉し、底面にはラバー仕上げ。
▼version.L
▼F SPORT
”ES300h ”version.L”の見積もり情報は以下の記事でもレポートさせていただいております。
■LEXUS ES300h ”version.L” 見積もり&装備概要 (2018/9/15)
http://www.namaxchang.com/article/461665857.html?1538828175
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コメントありがとうございます。
レクサスESは当初ここまで詳細に取り上げる予定はなかったのですが、思いの外質感や装備が良いので結構たくさんの記事数になってしまいました。
発売まであと2週間に迫ってきたので、発売が待ち遠しいですし、ぜひ試乗してみたいと思っています。
引き続きご参考になるような記事を書いていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
実は、3連休は資格勉強してました。
合間にレクサスUX,ESを見に・・・(笑)
新型Cクラス、評判がすごく良いんですよね。間もなく登場のAクラスも先進的かつ新デザインですし、よほどメルセデス嫌いでなければ本当におすすめなんだろうなぁと思うのですが、私的にはあまり琴線にふれることがなく・・・でも結構気になってはいます。
ESはぜひ試乗して、乗り心地などをチェックですね!
クラウンRSよりも良好な乗り心地を期待したいとことです。最小回転半径が5.9mもあるので、お仕事兼用だとなかなか厳しいのではと思いますが、後席の広さとおそらく静粛性もかなり高いので、ご満足いただけるのではないかと思います。
初めてコメントさせて頂きます。
ESの情報が出始めてから検索してたらここにたどり着き、毎日楽しみに徘徊させて貰っていました。
いつも詳しい情報ありがとうございます。
秋の三連休いかがお過ごしでしょうか?
ES 見積りも取れるようになりました。
今もクラウン 2.5HV RS advanceとES300h F-sportsと二択状態です。
先日、ふらりと入ったヤナセのショールームで BENZ C200 AMGライン付を試乗しました。
メルセデスクオリティーを1時間ほど味わいました。
エアサスの出来が予想以上に自然でフラットライド。「しっとり」と「しっかり」を両立させた足回りでした。
見積り総額 約700万円…
1.5 マイルドハイブリッドで約700万円。
BENZはAクラスで十分かな。
日本車の総合力の高さを改めて認識した一日でした。
ES 早く試乗したいですね。