大きな年次改良を受けた「2023年モデル」の生産が開始されたようで、東京・日比谷の「LEXUS MEETS…」にて展示が開始されています。
展示車両は、RC Fの中でも、サーキット走行のスペックに特化した最上級の「Performance Package」
軽量化のため、シートヒーター/ベンチレーション機能が省かれているなど、ラグジュアリーなレクサス車の中では珍しいグレードです。
だいぶ久しぶりですが、動画を撮影してきました!
実車を見ることがだいぶ減りましたが、後期モデル発売からだいぶ経つだけあって見慣れてきましたね。
▼YouTube動画 「LEXUS RCF MY2023 ”Perfomance Package"」
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改めて見るとカーボンエクステリアが際立っていますね。
最近のレクサスは「F SPORT」、「F SPORT performance」が中心ですが、これぞ「F」モデルの特徴といえますね。
RCFは前期モデルの印象が強いですが、後期モデルの「ドアミラー」は第3世代レクサスと同意匠でとても似合いますよね。
今となっては希少なブルーの縁取りの「F」エンブレムも誇らしげに見えました。
エクステリアの変更はありません。相変わらずカーボンリヤウイングは大迫力!
「F」の織りが最高ですよね〜!
BBS製 鍛造軽量ホイールには、新型以降採用されているボルト締結が採用されているので、よりレーシーな外見に。
リヤ側。キャリパーにカーボンセラミックの文字はそそりますね・・・
インテリアは、ダッシュボードが「IS」と共通化されたのですが、タッチディスプレイ化されたことによる利便性もアップしています。
エアコンレジスターについては賛否あるところでしょう。
インテリア全景。
ブルーアクセントのモデルは市場にほとんど出回っていないと思うので目新しいですが、個人的にはもう少しブルーの面積がほしいところです。
PP前期の赤色が「煩い」というクレームが多かったのでしょうか・・・?
フロントシート。
特に意匠に変更は見られませんが、シートベルトのブルーとシートのアクセントブルーの色合いが異なるのは気になったところです。
エントランスの「F」ロゴがかっこいいですね!前期モデルにお乗りの方はこの部分だけ換装しても変わった感がありそうです。
フロアマットは変更なし。残念ながらRCF2023年モデルでも、足下照明は「電球」のままです。
(よって、走行中は消灯)ここはなんかならないんですかね・・・
ドアトリムは(期待していませんでしたが)やはり、アンビエントライトの復活はなし。
アンビエントライトの積極採用が進む今だからこそ復活しても良いとおもうんですけどねぇ・・・
ブルーカーボンはとても素敵ですが、「レッド」との選択性だとさらに良かったような。
嬉しいのは、インテリアの「ルーフ」、「バイザー」、「ピラー」などの素材に変更がなかったことです。
近年は、上級モデル以外の上記素材が、目の荒いファブリックにダウングレードされているのですが、RCF2023年モデルは引き続き、手触りのよい素材(ベレーザ)を継続使用していました。
インテリアは「IS」と共通化されましたが、助手席前のインテリパネルは健在!これはより上質なクーペということで、残したのは英断かと思います。
オーディオパネル周りは、「マークレビンソン」オーディオを装着ということもあり質感高くなっています。
レクサスのオーディオも全部この仕様で良いと思うんですよね・・・(高品質なヘアラインと、ホワイトアルミのノブ)
マークレビンソンを装着すると、スピーカーリングも加飾がはいります。これも変更ありませんでした。
アクセントブルーは抑えめのブルーですが、メーターフードはなかなかの存在感です!
スピードメーター周りも特に変化はないようです。
デビューから8年半経過しましたが、「アナログ」と「デジタル」が融合したこういう仕様が一番レクサスらしいと思っています。
メーターリングの質感も他のモデルより上質。
今後、左側のインフォメーションディスプレイの面積と解像度の拡大をするだけでも十分と感じます。
レクサス「RC F」は発売からすでに8年半が経過、今回先進予防安全装備”Lexus Safety System+”がver2.5にアップデートし、待望の電動パーキングブレーキ/ブレーキホールドを装着したことにより、日常使いでも不満のないスペックにアップデートされましたので、このまま数年は販売が継続され、いったんモデル収束するものと考えられます。
今回、Dレンジでの制御も改善されたということですから、まさに「F」モデルの完成と言えそうですね。
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