『アボカド』
(アヴォカド)
(別名:ワニナシ(鰐梨))
avocado alligator pear(英)
Avocado(英)
avocat avocatier(仏)
Avocat(仏)
Avocato(独)
(英: avocado[アヴァカードウ]、学名:Persea americana)
[野菜・果物]
・アボカドはクスノキ科ワニナシ属の常緑高木になる果実で食材としては野菜的なイメージがあるかもしれませんが、分類的には果物にあたります。
かつて日本でもそのままアボカドをワニナシと呼んでいた事があったようです。
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『基本情報』
『アボカド』
・クスノキ科ワニナシ属の常緑高木である。
【特徴】
アボカドは寒さに弱く、熱帯から亜熱帯で育つ樹木のため、栽培は主にメキシコやブラジル、カリフォルニアなどで行われています。
・アボカドは、森のバターと言われるほど、栄養豊富な果物です。
約20%が脂質で、その8割はオレイン酸やリノール酸といった不飽和脂肪酸で動脈硬化などを予防します。
【栄養素】
コレステロールを下げる不飽和脂肪酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、老化防止ビタミンE、ビタミンA,C、カリウム,マグネシウム,リン
【栄養の特徴】
・アボカドに含まれているオレイン酸やリノール酸はコレステロールの精製を押さえ、血液をサラサラにする効果があります。また、ビタミン類、カリウムや鉄分といったミネラル分、食物繊維も豊富に含んでおり、バランスよく栄養素を摂取する事ができる果物です。
また、アボガドに含まれているトリプトファン(精神安定効果)やリジン(成長促進効果)といった必須アミノ酸も豊富に含有されています。
・「アボカドは栄養価 世界一の果物」
アボカドは、世界一栄養価の高い果実としてギネスブックにも掲載されているそうです。
ノンコレステロールの不乾和脂肪酸なので、皮下脂肪にはならず、血液中の悪玉コレステロール値を下げる働きがあり、また、βシステロールという脂質も含まれ、コレステロールの吸収そのものを抑える効果があるそう。
リノール酸、リノレン酸も含まれ、半個で1日の所要量を摂取でき、肌を乾燥から守ってくれるセラミドを作り、ツルッツルにしてくれるらしいです。
また、皮膚の健康を維持するビタミンB2、ビタミンB3(ナイアシン)や、抗酸化作用のあるビタミンEも豊富なので、がん予防に効果が。
さらに、アボガドにはパパイヤに次いで、グルタチオン等の解毒酸素を活性化させる誘導能力が高く抗がん作用の強い、ファイト・ケミカルと呼ばれるルチンやカロチノイドが非常に多く含まれているそうです。
【効能・効用・効果】
効能:老化防止、体力増強
【種類】
◆品種は
アボカドにはベーコン種やフェルテ種、ハス種などいくつかの品種があるのですが、現在輸入されているほとんどはハス種です。
【注意】
・果実、種、葉などにはペルシンという物質が含まれており、ヒト以外の動物には中毒反応を起こす。ただし天然ゴムに対するアレルギーを持つ人はアボカドでも症状を発することがある。
・(危険)インコ、オウム、モルモット、ウサギ、ヤギなどのペット、家畜に与えると中毒症状を起こし、痙攣・呼吸困難などに陥ることがある。
ウマ、ウシ、イヌ、ネコ、フェレットに対しても毒性を示すことがある。
【選び方:見分け方】
皮があまり黒くなりすぎず適度なハリがあるものを選ぶとよい。
【栄養成分】
カリウム 720mg
脂質/脂肪酸 18.7g
ビタミンC 15mg
食物繊維 5.3g
ビタミンB2 0.21mg
ビタミンE 3.3mg
※上記の栄養成分については、アボカドの可食部100gあたりの栄養成分。「五訂 日本食品標準成分表」の基づいて作成しております。
【効用】
・便秘解消
・疲労回復
・高血圧予防
・美容・美肌効果
・老化防止
【利用法】
【美味しい料理・レシピのポイント】
【食べ方・調理法】
・アボカドは、切ったままにしておくと断面が変色しますが、これはレモン汁を表面に振り掛ける事で防止します。また、レモンとアボカドは相性がよく、レモンのビタミンCがアボカドの脂肪分を分解する効果があります。
アボカドはそのままでは食べにくいので、アボカドサラダなどにして食べましょう。
【レシピURL】
【みんなが作ってる】 アボカドのレシピ 【クックパッド】
https://cookpad.com/search/%E3%82%A2%E3%83%9C%E3%82%AB%E3%83%89
》》》入口《《《
【見た目】
【味は?】
【保存方法】
【相性:食べ合わせ】
【豆知識】
皮が柔かくなった完熟まで置いておくのが良い。
●森のバター
アボカドはよく「森のバター」などと言われ「ギネスブック」にも、生食の果実で栄養価NO.1と認定されています。実際、果物にもかかわらず、脂質が100g中18.7gと、ブリよりも多く含まれています。人によって、好き嫌いがかなりあるようですが、料理店ではどんどん使って欲しい果実のひとつですね。
【菜園:特徴】
国産:2月〜10月
輸入物:年中無休
【育ち方・育て方】
【美味しい旬の時期】
通年輸入されていて品質的にも安定しているので、旬は無いと言えます。
ただし、国産のアボカドを求めるのなら、10月の下旬頃から翌1月頃までとなります。
国産:11月〜12月
【主産地・原産国】
原産国:南アメリカ〜メキシコ
【国内の主要産地】
[主産地]
・和歌山県南部、鹿児島県奄美大島、沖縄県、高知県、愛媛県など
比較的温暖な地域で栽培されているが、生産量はごく少ない。
ただし、個人レベルで発芽生育させ観葉植物として楽しむことは比較的容易で、寒冷地の露地植えを除いて越冬も可能。
【歴史】
・アボカドの原産は、南アメリカ北部からメキシコ高地に分布しています。13世紀にアステカ族により栽培されていました。スペイン人が16世紀にインカとアステカを征服したときには、北はメキシコから、ベネズエラ、南はペルーまで栽培されていました。
アボカドの種子は発芽力を保っている期間が比較的短いために、伝播するのは遅く、アメリカ合衆国へは1833年にフロリダ伝わりました。アボカドがアメリカ以外で経済的に栽培されたのは、イスラエル、南アフリカ、オーストラリアなど20世紀になってからです。
カリフォルニアの有力栽培種であったフエルテ種は、1911年にメキシコシティ南方山地で発見されたものです。
アボカドはスペイン語では、AGUACATEですが、ペルーやチリなどの南米ではQuechua語が起源のPALTAと言われています。
大正4年にアメリカ農務省より静岡県清水市興津の農林省園芸試験場にアボカドの樹が贈られたが、寒波で枯死したという記録があります。
和歌山県では、昭和12?13年頃に、新宮市の土井春作・種吉兄弟がカリフォルニア州より導入したのが最初であります。その子孫のフェルテ種の大木が新宮市に現存しており、毎年素晴らしい果実を生産し続けています。
和歌山市古屋の井上潤二氏は、派米農業研修生として昭和28年に渡米した際、カリフォルニア州リバーサイドの近くで果樹農園を営んでいた山口庄太郎氏から種子と穂木をもらい受け、帰国後に約10アールの畑に植えたものが現在も生育しています。
【その他】
『参考動画・画像』
『アボカド』
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