それはいつか?と言われると、このような奇作をプレイしたときである
用を足すたびに記憶をなくしてしまう少年、棒紅炎(ぼう こうえん)は、クラスのマドンナ、雪隠鎮子(ゆきがくれ しずこ)に恋をしていた。
『こんな僕が恋なんて……』と鎮子への想いを押し殺していた紅炎だが、ある日、幼馴染の検尿師(けんにょうし)、小野下子(おのの しもこ)から衝撃の事実を知らされ、鎮子に告白することを決意する。
そんなわけで、排尿や●●、おもらし、トイレを題材にしたフリゲというのは存外多いのである
「女子トイレの殺人」「漏足デルノはマニアワナイ」「おもらし戦線異常あり!?」……
「漏足デルノはマニアワナイ」はシリーズにもなっている
本作もそんな排尿ゲーの1つだが、何々するたび記憶を失うという設定は小説や漫画で多々あるが、「ハイニョー!!」の主人公は排尿するたび記憶を失う
なので1日に何度も記憶喪失になる
ぶっ飛んだ設定だが、ストーリーもかなり頭のねじが外れている
こんな奇想天外な主人公が、片思いしているヒロインに告白をするのだから
そしてそんなヒロインも、どこかおかしいのだから
特に台詞が面白い
「ほわほわしたキャラクターは癒しそのもので、いるだけで雰囲気を和ませてくれる。まるでトイレの芳香剤だ」
「ラベンダーのシャンプーを使っているの。トイレを思い出して安心するから」
「膀胱の量は、個人差はあるが大体500mlだという。さながら、500mlの恋といったところか」
…などなど、膀胱に突き刺さる名言が多過ぎる
ただのバカゲーではなく、細部にまで拘りが見える
カーソルがラバーカップで、アイコンがトイペ。暗転中トイレで水を流す音がするのは笑った
エンディングは2つ。どちらも悪い結末ではない
排尿で記憶喪失になる主人公の、恋と尿意の結末……
果たして奇病にかかった主人公の告白は、成功するのか。
トイレを我慢しながら、是非あなたの目で見届けて欲しい
評価C+
60点
最近、バカゲー+ギャルゲーが多いですね(笑)。
このゲームも面白かったですよ
スタッフロールで驚きましたが、シナリオは「夏ゆめ彼方」のライターだったのですねえ
将棋から排尿まで色々書けるね
尚、タイトルが「ハイキュー!!」のパロディだが、内容は全く関係ありません
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