何々「じゃない方」
という言葉を初めて聞いたのはオードリー春日じゃない方だったと記憶しているが、何事にも主役と脇役という物が存在して、このゲームのヒロインである絢音は、そんな「じゃない方」の子で、美人の妹をずっと引け目に生きてきた
しかしそんな姪っ子がとある理由から叔父さんに好意を持ち、成長し美人になり、深夜に突然訪ねてくるというエロマンガさながらの定番テーマから、人とは？愛されるとは？選ばれるとは？という、崇高とも思えるテーマに持っていったのはこの作者らしい手法とテーマ性だね
今回もストーリーがかなり良いです。
このようなテーマ性やストーリー性の高い大人向け（意味深）のフリゲは、もう絶滅危惧種ですよ。希少な存在
結構な枚数あるスチルは、少し動く（ように見せてる）
えぐそうなシーンとは裏腹に、妙にしっとりしたBGMが流れてるのはギャップがあっていいと思った
「ボランティア
ラブ」もこのパターンだったね「ポルノ地獄」のおじさんは「あーーーーーーーーー！！柔らけぇええええええええええ！！！！つーか、デッケー乳だな！！！」など、数々の名台詞でかなりぶっ飛んでたが、「ジャナイホウ地獄」の叔父さんは、オラついてテンションの高い、ノーマルな主人公でしたね
41歳なのに、口調は中学生みたいなので、あまり叔父さん感はないかも（でもトゥルーまでの流れだと大人）。
ハッピーエンドはそんな姪っ子と結ばれる純愛エンド。
少しネタバレしてしまうと絢音は実の姪ではないので、禁断の恋、近親相姦にはならない
そして例によって、それだけでは終わらない……
「ネコ実験室」「ポルノ地獄」をプレイしたなら、トゥルーエンドの「主役と主役」が誰なのか分かるでしょう。
主人公が真エンドっぽいエンディングに登場しないのは、初めてだね
「このゲームでは1つ前の選択肢に戻れるので、遠慮なく道を踏み外しましょう」と前置きしながらも毎回このようなオチをつけるのは、独特のストーリー展開
ストーリーが前作「ポルノ地獄」とかなり思わぬところで繋がっているので、そちらからプレイする事をお勧めしますね（未プレイでも問題はありません）
シュラという変わった名前は、この為に張った伏線だったのかしらん…
シュラがエイチに紹介しようとした女性って、もしかして…？
他の気になる点として、「地獄」という言葉を本編でも使って欲しかったな。前作は「地獄だよ！」というシーンのインパクトが強かったので、今回もタイトル回収をしてくれると思ってたから、そこだけ残念
評価B+
70点
よくこの非道いテーマや冒頭から良い話に持っていけるなと毎回驚嘆ですよ。
ちなみに私のお気に入りは叔父さんと姪っ子がラブラブのハッピーエンド。これに行くルートの選択肢はなかなかニクイ。
やっぱり純愛が一番やなって……
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しずくは自分のなかの「くろの理想像」をカラス青年に押し付けていたと解釈しました。性欲や汚れを知らない。自分とは違う存在と思っていたくろが意に沿わない行動を取って、思い通りにならないなら要らない、殺す。という思考回路なのでしょうね。カロンもびっくりのサイコパスでした。あれでは確かに整形してなくても周りから受け入れられないですよねえ…。
カロンヒロインは本来優しい子が多いですよね。終盤の回想でヤンデレ化するまでのシーンが、よく描かれます。大体そういうEDでは死んでる(笑)。
このなかだと月乃が一番それっぽいかな。彼女は昔はピュアでした。ブラコンっぽいのもイキってるのも、結局寂しいからという気がします。
作者は他にも「マリンクラブ」というゲームを作ってますが、方向性が違い過ぎて、シリアス系の後にプレイするときっと驚きます。
めっちゃ驚いとるwどんなイメージなんだ……wありがとうございます（？）
おじさん、女性を家に呼ぶお金がありますからね〜。自信がなくて、過剰に受け止めているのかもしれません。
「ネコ」のかなめさんもですが、しずくもサイコパスですよね汗「くろだったら断るはず！」って……。プレイしてて意味がわからなかった泣 疎まれてる原因は整形だけじゃなかったりして〜。しずくが最も人間臭くて単純かもw
カロンヒロインは、本来優しい子が多いですからねー。意外とちゃんと考えてる。
粉雪は作者の趣味かな〜。粉雪難易度高そう
おっぱいの次はおしりかな。
しずくはサイコパスだけど、悲しい女として描かれてそうで、あそこまで欲望に忠実だとある意味一番人間らしくて好感すら持てました。気にいらなかったら殺す、という危うさですからねえ…カロンのヒロインより安直(笑)。
おまけはなぜか、「粉雪」を歌ってましたね。フリゲのおまけは世界観と無関係な事が多いですが、唐突過ぎて笑えました。
この作者のゲームは、色々と唐突な要素が多いですよね。師匠も前置きなくいきなり登場し、しかも世界観が違うので戸惑いました。
月乃、かなめ、他名前だけ登場した本作の義理の姉やマネージャーなど、また出てきそうな気はします。
結論。作者はフリゲクリエイター、平成ラストドスケベ。
…しかもほとんどのゲームが、ヤンデレと関係ない……だと！？
Σ(ﾟДﾟ；≡；ﾟдﾟ)
学校では厳しいのに、満面の笑みを家族に向ける教師を休日に見かけた時のような、新鮮な衝撃を味わえてうれしいです。
おじさんは、親戚からハブられてる割にはキャラが「明るい」んですよね。もっと陰湿な人物のほうが設定にはマッチしてました。風俗ライフで寧ろ生活を楽しんでます。ただ陰湿過ぎると絢音が好きになる設定に無理が出てしまうので、無個性に落ち着いたのですかねぇ…
母親がお見合いを勧めてるし、おじさんの被害妄想で実はそんなに嫌われてないんじゃあ？とも思いました。あのくらいでハブられるかといえば、世の中で幾らでもある例でしょうし。
こういうタイプの主人公は無職が多いですが、企業人としてそれなりにやってることも、そこまで駄目に見えない理由としてありそうです。まあまあの部屋に住んでますしね。
イかれた女の子ばっかだった……。まともな子は「ネコ実験室」の主人公の妹ぐらいかな？
海亀さんは「サイコロサイコ 」以上にサイコパスでした〜。怪しいと思ってたけど、あそこまでとは。「ネコ」も「カラス」もおまけが一番面白かった。
「カラス」はバッドエンドが唐突（自殺とか）なのと、整形を掘り下げて欲しかったなあ。あと、師匠のキャラが良かった。また出てくるかなー。
「ネコ」は二転三転するストーリーで、目が離せませんでした。月ちゃんendがお気に入りです。
結論・作者はドスケベ。
「この恋は保留」シリーズ、「メイドさんと繋がりたい」、「さよならキャットボックス」、「瞬刊サンガコミックス」、「アブノーマルはぁと」あたりもプレイしてます〜。
「俺」はもっとダメンズでひねくれてるとか、コーフンするとハイテンションになるとか、キャラ立ちさせなきゃですよね。嫌われ者なのに、思ったより真っ当で違和感……。（逆に真っ直ぐな所が鬱陶しがられてたのかもだけど）どうせなら兄と対決&兄嫁を奪うルートもあっても面白かったのに。
なるほど、そういう解釈もできますね。実際平静じゃいられませんよね……。アカネの扱いがちょっと雑でした。
おじさんはちゃんとお金払ってるんですよね。やってることはひどいのに、常識人でした笑
ち、ちちち、…ちはなさん…あなた……
カ ロ ン の ゲ ー ム 以 外 も や る の か ！
Σ(ﾟдﾟ;)
いえいえ「当たり前だ」と仰りたい気持ちは分かりますし、半分冗談です。ちはなさんのカロンゲーム以外の意見が斬新過ぎて、休日にばったり会った同僚OLの私服を見た時のような気持ちになっただけです。
実は私もアカネの心理がちょっと妙だな、というのと、「ジャナイホウ地獄」の主人公がただの「俺」という事が気になってました。「俺」は「主人公」でもなければ「キャラクター」としても弱く、どうもフワっと浮いてしまった感があります。兄に強烈なコンプレックスを持っており、義理の姉に横恋慕してる設定はもっと生かせたし、最低でも名付けは必要だったかと。
仰る通り、アカネは特に分かりません。エイチに激怒した後、まるで何事もなかったかのように電話がきたのも「？」でした。しかもエイチはそんなおかしなアカネに反応しません。しかし状況が状況なので、精神状態が普通ではなかったと解釈しました。エイチもアカネの性格を理解した故、あの奇妙な流れに違和感がなかったのかなと。
おじさんは妙なところで常識人なのも面白かったですね。アカネの事も脅してるようでいて、ちゃんと大金を払ってますし(笑)。本当に悪党なら踏み倒すのでは。なので実は、ああいう業界（？）だと優良客だったりして……。
この作者のゲームは、独自性があってどれも面白いので、レビューを読んで、プレイして頂けて良かったです。
ちなみに他のゲームもヒロインはエッチなぐう畜ばかりです。まともな奴が１人もいない！でもラストは謎の感動で終わります。
「ポルノ」→おじさんのキャラがめっちゃ濃かったですw
狂人だけど、飴と鞭使い分けて、可愛い・大好きってちゃんと言葉にするし、終始アカネを悦ばせようとするんで、女心わかってるなあって感心しました（笑）
襲われそうになった後に、恋人とよくいちゃつけるなあって違和感がありました。おじさんのせいで、そういうのを怖が理想なのになあ。
「ジャナイホウ」→主人公のおじさんがモブっぽかったのが残念……。妹が絢音に惚れてたのは驚きました。主人公の子供を姉妹で育てるエンドはたまげた。
私もハッピーエンドが一番好きですね〜。自分で設定考えて誘ってたから、絢音は元からえっちなことがなんでしょうね。