いやぁ〜〜
久しぶりのSFアイテム系ですね。
このゲームにはトースター型タイムマシンという、独自のアイテムが出てきます
どう見てもトースターなのに、タイマーをセットすると入れた物を過去に送れるという、SF漫画のようなアイテム
これが「かこへの扉」とは面白いネーミングだね
ネットオタクの主人公「雄二」の元に、2019年の7/1、MKという謎の人物からこのタイムマシンが届きます
半信半疑だったが、本物と気づいて驚愕する雄二
幼馴染の五島華子(五島という苗字は「死月妖花」以外で初めて見た。大抵は後藤だから)と、タイムマシンの謎に迫ります
まあ正直いって…
かなりワクワクした。
タイトル画面も無く、いきなり神妙なシーンから始まる掴みも凄く良かった。
キャラクターも面白い。「生粋のネラー」ことヒロインの華子がかなりエキセントリックで、台詞の数割がネットスラングなんだよね
こんなにネットに染まったキャラクター、初めて見た(笑)
でもそれにはちゃんと意味があって、タイムマシンの検証に7ちゃんという掲示板を使うんだけど、ただのパロディではなく、ストーリーで重要な意味を持つ
2ちゃんっぽい掲示板が出て来るゲームは多く存在するが、実際にストーリーに活用されたゲームは稀ではないかな
……
雄二はタイムマシンを使うたび、ある違和を感じていた。
そして華子から、「今は消費税12%でしょ?」という信じられない宣告を受ける…
…そう、こんな都合のいいアイテムを使うからには、当然リスクがあるんだよね
雄二は一体何をおかしいと感じたのか?
MKとは誰なのか?
タイムマシンの正体とは?
なんの目的で雄二に送ったのか?
伏線も多く、気になる事が一杯だ。
ところがこのゲームは、そんな気になるところで……
「続く」と残し、唐突に終わってしまう
ゲーム内でフラグを立てれば「続く」のか、はたまた続編ゲームに「続く」のかは謎だが、今のところ後者っぽいので、まだ評価は出しません。
誤字脱字や日本語の誤用がとても多いし、音量調整もおかしい。
おまけに7月なのに冬服だったりとマイナスファクターも多いが、それでも光るものがあるゲームでした
SF好きには特におすすめです
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