私は一切参加してませんが、こうやってフリーゲームクリエイターが切磋琢磨して、同じ話題で盛り上がれるのって、単純に貴重ですよねえ…
私がクッソ偉そうにも評価したゲームは、確実に佳作入賞していることでしょう。
不遜にもドヤ顔で高評価したゲームは、準グランプリを入賞しても何らおかしくない。
「君の世界は鳥籠の中」
「織リシ心ノ果テニ」
…あたりの隠れた(!?)良作も発掘して欲しいね。
「君の世界は鳥籠の中」は新作なのにデスゲーム系で受けのいい「リバース・ゲーム」よりもDLされていないようなので。
みんな大好きデスゲーム……やっぱりこのジャンルは強いね(近年で最もヒットした「キミガシネ」も、デスゲームだしね)。
私はこの主張を一貫していますが、ノベルゲーム…というよりもフリーゲームは、いわゆる「フリゲ黄金期」をとうに過ぎた今のほうが、遥かにクオリティが高いです
このページにも「おすすめ名作フリーゲーム」を掲載してますが、これもフリゲ黄金期だと、作れるのは2本〜だけですから。
つまり、今だからこそ作れた名作なわけです。
フリゲはオワコン、落ち目と叩く輩もいる中、現実にはクオリティは高くなってる…
多くのユーザーは離れたが、残された根強いフリゲプレイヤーだけが、それを知ってる
なぜこうも質の高いゲームが多いのか?
嬉しい悲鳴を上げたくなる…
理由は色々あるが、このご時世にわざわざPCのフリーゲームを作ろう!とまで意気込む、本当に熱心な人だけが残った(または入ってきた)からというのも、ありそうですね。
そういう熱心な人に影響されたクリエイターも、大体同じ意識でやってます
他は、多くがスマホに流れました。
…
そんな、まるで甘い蜜のように揶揄されるスマホゲー…
でも実は、そんなに甘くないです。
一般サークルだと、1000ダウンロード〜に終わることが多いくらい(バナー収入もそれ相応でしょう)
「その恋、保留につき、」もandroid版が、累計1000行ってないようです。あんなに面白いのに。
なのでフリゲを止めてスマホに行ったという言葉だけが独り歩きしていますが、では彼らがその後どうなったか?というと、もう活動してない、結局上手くいかなかった、なんてことも、よくあります
さてティラノゲームフェス2019…
ノベコレの中の人も、今回は長期間、大変だったでしょうねえ…
グランプリは「臨界天のアズラーイール」かな。
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「ブラッドリー」はプレイヤーが呼吸するタイミングで間が入ったり、「少ない材料でいかにうまく料理するか」が考えられてたので、ワイは好っきやで。技術ではプロに敵う筈がないので、やはりフリゲといえばアイディアですから。界隈を見渡すと、商業ゲームならまず企画会議でボツにされるようなバカバカしいゲーム(昔はそういうバカゲーが、商業でも多かったのに)が平然と配信されているのも、フリゲ最大の魅力です。
決意は受け取りました。仮に新作がコケても(不吉な事言うなよ)……
……ザクローさんの骨は私が拾います!
m9っ(+`・ω・´)
ティラノフェスへ向ける情熱や意気込みは制作者によりけりだと思いますので、今回の結果に関して思う所も制作者によりけりなのは致し方ないと考えておりますが、
自分は評価される事が目的ではなくて、「楽しんで制作した結果、評価を貰える事もある」というようなスタンスで制作を続けたいなと思いました。
初作品に想定以上に反響があったため、次回作の制作に少々プレッシャーを感じていたのですが、初心にかえって評価など気にせず好きなように作ろうと思います。
という決意をレビュー記事ブログの管理人様にお伝えすべき事でもないような気がいたしますが…失礼いたしました(汗)
来年のフェスにも参加予定なのですが、システムがどう変わろうともただ制作者やプレイヤーが楽しめる場になればいいな…と思います!
お付き合い頂きましてありがとうございました。今後も記事拝見させて頂きます!
私もティラノフェスの意義や大変さは、まさにそこじゃないかと。あくまで「フェス」であり、コンテストやコンクールではありません。今回は趣旨が変わってしまった、何か余裕のない雰囲気がありました。やってる内に目的が変わってしまうってのは、結構あります。今風に言うと、youtuber。最初は楽しいから動画投稿してたのに、いざ広告がついてお金が入るようになると、お金儲けが目的の動画ばかりになる。そして広告を剥がされると、動画を投稿しなくなる。既に最初の目的と楽しさは消え失せてる訳です。フリーゲームはフリーソフトなので、それに近い現象が発生してしまったことは、想定外でした。
価値観は人それぞれなので、それこそ高校球児が必死に素振りをするようにフリゲ製作者が必死にゲーム制作をする事自体は否定しませんが(寧ろその気持ちはよくわかるから)、そういう人を見て、逆に冷静になる人は、結構いるかもしれません。私も落ちたけど、ここまで激情を抑えられないほどじゃないな…悔しいけど、別に他にもする事あるよな…周りや運営にヘイトを向けるのはおかしいよな…と。
学校に行きたくない!勉強なんてするだけ無駄!といってる不登校の子がゆたぼんを見て、一瞬で我にかえり、学校の重要性に気づくのと同じです。ハートは熱く、頭はクールが全ての原則だと思ってます。
今回のフェスに不満を抱えた人が結構多いようなので(これまでもいたが、明確に顕在化した)、次は大幅に評価システムを変えてくるのではないかと。多様性を持たせるため○○部門と細分化したり(大量の○○部門グランプリにより、グランプリの価値が薄れる欠点もあります)、客観性を持たせるために、作者サイドと一切無関係な(身内の褒め合いを防止するため)、運営の知人を連れてくるのではないでしょうか。他にも色々アイディアはありますが、同じと言う事はなさそうです。
また、自分も今回のフェスで入賞するだろうと思っていた素晴らしい作品が選ばれておらず、わが事のように悲しく思いました。ノベルゲームの客観的な評価は難しいものですね。結果は審査員様の主観に基づく評価なのだから仕方ない、と納得しようとしています。
とはいえ、お忙しい中コンテストを開催して下さる運営様には誠に感謝しており、こうしたコンテストをきっかけにノベルゲームを創作する、プレイする楽しさがもっと広まれば良いな、と思います。読みごたえのある記事コメントをありがとうございました!
「織リシ心ノ果テニ」の制作及び、ティラノフェス、お疲れ様でした。「織リシ心ノ果テニ」は残念ながら選考はされませんでしたが、ストーリー、グラフィックは突出していました。凝ったサイトデザインのHPまであり、一個作品として完成されてました。特に、ただのエンタメ作品ではなく「テーマ性」を乗せているフリゲは珍しいので、私も大好きですが、マッチしたプレイヤーはとことん評価するタイプのゲームだと思います。色々チャレンジングなゲームでしたが、一番思い切ってたのはヒロインのひとりが非処女だった事です。しかも相手はイケメン……保守的なゲームなら2人には体の関係はないという方向に逃げます。
今回は審査員の好みに合わなかった模様ですが、DL数、感想、プレイヤー数が増えた事は収穫だと思います(恐らく本作のDLは300〜500でしょうか。グランプリ作品でも500〜1000という事を考慮すると、大きなメリット)。
自作ゲームのレビューブログですので、制作者の方のカキコミもカチコミも大歓迎です。新作もめちゃ楽しみです。
初めて書込みます『織リシ心ノ果テニ』の製作者です!
当記事を読ませて頂きました。ゲームレビューも読ませていただきました。
ゲームをプレイいただき、また高く評価して頂いて本当に嬉しく思います!
公開当時はなかなかレビューもつかず、『やはり鬱々としすぎたか…?ニッチすぎたか…?』と悲しんだりもしましたが、レビューを読んで救われました泣
ここに製作者が書き込むのも場違いかな?とも思いましたが、感謝の気持ちを伝えたくて書かせていただきました。
ありがとうございました。
これからも機会がありましたら、当サークルをご贔屓にお願いします!
「年齢天秤」がグランプリなのは、率直にいって、「かなり意外」です。「総合的に判断して」「シナリオ・演出・イラスト・システムに加えて」(前後略)とあるように、グランプリは例年「イラスト、グラフィックに優れた作品」が選ばれているので、素材の「年齢天秤」の可能性は低いと思っていました。ストーリーだけなら参加作品のなかで上位ですが、ふりーむと違い、○○賞と細分化されず「総合得点」で選ばれてるようなので、イラストによる追加評価がないんじゃないかと。
「素材絵でもグランプリは獲れる」という前例が出来たので、絵を描くのが苦手だ、絵にコストを掛けられない、という作者たちは、これでやる気が出たんじゃないでしょうか。そういう意味では「年齢天秤」をやってないプレイヤー(作者)にも有意義な作品が選ばれたな、という感じです。
「積層のAestivum」「真昼の暗黒」に続いて「年齢天秤」。共通点から見る傾向として、審査員は「えぐいシーンのあるゲーム」を潜在的に選んでそうなので、
それを意識して制作すれば、ノベコレで入選する可能性が高まるかもしれません。「本年はシナリオ・演出・イラスト・システムに加えて、コメント・評価・推薦 などを総合的に判断して選ばせていただきました。」ともあるので、嫌らしい言い方をすると、SNSで囲いを作る事も、今後の重要な要素になりそうです。
もっともグランプリを獲れたらいいな、くらいの感じならともかく、最初からグランプリ狙いで審査員好みのゲームを作る人は、まずいないでしょう。江川達也は数学や心理学を学んでいたので審査員や出版社の好みを計算分析したらしいが、あれは一種の天才なので、真似はしないほうがいいです。
審査員も「このジャンルはプレイヤーの「主観」に大きく左右される」「審査員からみた主観での評価だという点を、何卒ご理解いただけると幸いです。ティラノゲームフェスは、あくまでも審査員の主観に基づいて評価した結果です。」「ノベルゲームというジャンルは客観的に評価するのが極めて難しいジャンル」といってるように、ノベルゲームというものは、本当に評価が難しいです(具体的に何が?というのは、また何れ話題にします)。ともすれば、「紙芝居」などと揶揄され、そもそもゲームではないという扱いを受ける事も、しばしばあります。なので選考外だった作者も、気を落とす必要はないんじゃないかと。私自身、「織リシ心ノ果テニ」が入ってないのは信じられないくらい。
「#こっち向いて_めごちーv」「その恋、保留につき、」「致死量の**」「ようこそ。この美しき世界へ」「写真部の幽霊部員」「狸の家」「untruth -アントゥルース-」「St.ChocolateDay」「ゲーム実況者 kano❦*」「荒野の復讐者」「私の兄貴はワンと鳴く」「さようならサヨナラ」「人ひとりを救うチカラ」「未来に舞う蝶の色は」「だいすき」「 オオカミガールと機械人形の嘘つきレクイエム」「BEAR」「直感探偵」「君の世界は鳥籠の中」「KOKUTOU - 御伽倶楽部 -」「BRADLEY(ブラッドリー)」「僕と君は、希う。」(これのみ、レビューではなく伏線まとめ記事)
以上はクッソ偉そうにも私も評価した通り、おすすめです。特に「写真部の幽霊部員」「君の世界は鳥籠の中」「未来に舞う蝶の色は」「BRADLEY(ブラッドリー)」は、準グランプリでもなんらおかしくない良作です。…他に評価したゲームは、佳作に入ってたかな。
参加作品が増えたのは嬉しいけど、ここまで多いと、1作品当たりのプレイ数は減ってるかもしれませんね…。
「あいちゃんピキング!」なんて、ネット上の反応が私1人だけ。良作なのに、ずっとランク外ですから…。レビュー記事もアクセスが少ないです。プレイヤーが少ないなら、当然、検索してる人も少ないということでしょうね。
(;´Д`)
まあ今後も、そういった全く陽の当たらない(失礼)隠れた良作も、新旧問わず、どんどんレビューしていこうかと。次回のティラノフェスも楽しみです。
受賞作品は審査員がどの部分をどう評価したか、残念ながら選考外だったゲームは、どこが問題だったか…という事なら、少しだけ書くかもしれません。
でも審査員がこのゲームはこうなんだ、だから受賞なんだと言ってるなら、周りが意見するのも変なので(でも多くの人が不満を漏らしていた事は知ってます)、本当にそれに少し触れるだけだと思います。こういうイベントは本来、受賞作品の勝因を述べる事よりも、惜しくも選考外だった作品をここが惜しかった、ここが改善できる、結果は残念だけどここは面白かったとフォローして次に繋げる事の方が、意義がありますよね。グランプリじゃない作品のほうが、圧倒的に大多数ですし。
「Last Resort」も、とてもいいゲームでしたね。「Dear」とこれは、準グランプリには入ると思ってます(「ドトコイ」「ドリーミングナイト」「カラス青年」「ネコ実験室」は良作ですが、不参加。「CODA」は特殊なゲームゆえ、参加条件満たしてないかも)。
「真昼の暗黒」は異彩を放つ怪作でしたが、余りにもニッチなためか、マイナーでコメントも少なかった。それでもグランプリだったので、コメント数はあくまで評価材料の1つという扱いだと思います。
グランプリは「アズラーイール」か「夢もすがら花嵐」に目星をつけました。
ノベコレはあくまで私の知る限りですが、詳細な審査方法を、公表していません。何人で審査するか、審査時間はどのくらいか、点数制か、点数制なら審査は何項目か、加点方式か、減点方式か、完全に個人の主観で決められているのか、何か客観的な判断材料(コメント数など。これは他のDLサイトでは一部考慮されました)を持ち込むのか……外部のアドバイザーによる意見は介入するのかなど、ブラックボックスな部分が多いです。
なので、あまり受賞する、しないばかりにとらわれないほうがいいのでしょうね。お祭り的に皆で盛り上がることに意義があるし、参加作品も毎年増えているので、この界隈は盛り上がってるな、フリゲは廃れてなんていないと、見るたびに強く思ってます。
時間の感じ方は人それぞれですが、「ib」の出た2012年は「ポケモンBW2」などの出た年で、ゲーム史上的にも、もう「何世代も昔」と言う感覚です。何せ脳トレやカジュアルゲームの流行っていた時代のハード、…「DS」ですから。(3DSも一応出てますが)
この間このブログのコメントでIbを最近のフリゲと書く方がいて驚きました。