≪STORY≫
季節は師走。町には冷たい雨が降り注いでいた。
漫画家志望の男は、雨宿りのために入ったバス停で少女と出会う。
自分の事を幽霊だと言う少女の言葉に、男は次第に耳を傾けていく……。
「―――私はここに、存在しているでしょうか?」
編集者に受け入れられずこの世の全てをゴミだ、自分は特別だと思いこんでいる痛々しい漫画家志望の男
バス停で出会った幽霊を自称する電波女を、自分とは別世界の危ない人間だと断ずるも、実は同じタイプの人間だと気付いた主人公は…
どこにも居場所が無いと鬱屈した人間達のドラマ。
自称幽霊のヒロインというと「夕焼け空の下」を思い出すが方向性は全く違う
よくある題材だが、10分程度で全てのキーワードを纏めている手堅い完成度でした。
EDは二つあるが、グッドエンドはなかなか爽やかな結末じゃないかと。
評価C
60点
しかしこのヒロイン…
背中に何か張り付いてますよ(笑)
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