兄は妹のカレシのことはボトルシップ好きの笹山君としか知らないが、妹のために協力をする
兄は私利私欲のために妹に様々なキスを場を問わず強要する
全体的に作者のこれまでの作品の焼き直しが目立ち、兄と妹という設定などは「ホワイトホワイトデー」っぽいが、テイストは「乳牛になった俺は妹達から搾り取られるしかない。」に近い
だが、「乳牛になった俺は妹達から搾り取られるしかない。」が完全な妄想エンドだったのに対し、こちらは全て現実の出来事で、妹を手に入れるためにキスの練習を買って出ていた兄すらも、兄を手に入れるための妹の策略だった、カレシも実は存在しない、というオチが実に痛快
兄の「笹山くんとはどんな人物なのだろう。そういえば笹山君で思いだしたが、新しいボトルシップを買わないと」、というセリフがブラックでいい
5分の短編だというのに、なんとまあよく出来てる。ギャグも面白い
スチルが1枚あるんだけど、作者が描いたのかな?
評価B
70点
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