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2017年09月01日

雨雲 レビュー感想 ラストシーンまでの流れが秀逸過ぎる

ネタバレあり




序章、1章、2章が前フリで、3話が本編推理ゲーム。



時間軸とキャラがコロコロ変わるので(実は犯人は全ての時間軸に登場しているが)誰が主人公か分からないが、主人公は3話で出てくる刑事で、ヒロインも同じ話から登場する






まずストーリーが非常に良かった。犯人は前フリで提示されてるので分かるし、殺した女に成り代わっているってのもベタなんだけど、描写が非常に丁寧で文章も演出も臨場感がある






人物の絵を作者が全て自作しているのも、かなり手が凝ってる。絵はコミカルだが背景がリアル系なのもアンバランスに見えて見事に融合。




推理モノだけではなくホラーとしての一面もある。唐突な脅かしには結構びびっちゃったね







そしてやはり、秀逸なのはエンディングからスタッフロールまでの、まるで映画かテレビドラマのような流れ。この入り方、カッコよすぎ



そして更にスタッフロール後の、エピローグからラストシーンまでの流れ。ここが更に秀逸で、この悲惨な事件の結末がお笑いで終わるなんてなんてシニカルな落としどころだろうと感心した



シンプルシリーズのTHE推理シリーズ(シリーズが2つって変なタイトルだな)や、探偵・癸生川凌介事件譚のような雰囲気のある良作だった




評価B、75点



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