増加する人口と資源の枯渇を防ぐために地上と海底に居住を分けた近未来。
ある日、旧海底都市にある研究所から突如連絡が途絶えてしまう。
現場へ向かった海洋保安庁の調査隊がそこで見たものとは…?
▼ええっぇえ…どういうことだよ…
どういうことだよ…
なんっなんだよこのゲーム…
「希望はあるのか」のアオリが気になってたが…まさかこんな結末だとは…
…
いやしかしな…
これが許されるのがフリゲなんだよな…
類似した商業ゲームがかつて大炎上したのだが、
そこはルールさえ守ればあとは自由な創作、フリーゲーム…
こういう作品も、ありっちゃありだよな…
▼でも、どういうことだよこの結末…
続きが気になって気になって仕方ないのだが、続編はあるのだろうか?
このラスト…作者がネタバレ禁止というわけだ。
あらかじめラストがこうなると分かっていたら、やる意義が薄れてしまうからね。
そんなわけでネタバレせず、「FUTURE CITY -未来都市-」のレビュー感想を書こうか
▼まずこの「FUTURE CITY -未来都市-」だが…
詳しい作品概要が分からないが、どうやら「未来都市」というノベルゲームのリメイクらしい。
これを読んでいるあなたのほうが詳しいんじゃないか。
私はオリジナル版をプレイしていないからね。
検索したら、過去のレビューにヒットした。
ノベルゲームレビュー界隈は閉鎖的な村社会なので実態と乖離した的外れなレビューが多いが、オリジナル版は「良作」だったのでは。
▼しかし面白い事が起こった。
「FUTURE CITY -未来都市-」はマップ探索式ADV+RPGなので、ジャンルが変更されているんだよね。
リメイクというより、大規模改造だ。
もはや別コード作品といえるかもしれない。
ストーリーも、「テラフォーマーズ」1巻のような扱いに思える。
▼ゲームバランスや難易度は普通だ。
簡単でも難しくもない。
右往左往するほど難しい探索ではないし、
眠くなるほど簡単だったり、詰まるほど難しいバトルでもない。
攻撃がやたら外れるので戦闘が長引くが、そこだけ運の要素。
▼絵は90年代チックで、女性男性ともに、古き良き美形キャラという感じだ。
同作者の別の作品レビューにも書いたが、結構好きな絵。
…
…と説明をしたところで、やはりストーリーと問題のエンディングに気持ちが引っ張られてしまうな。
ぶっちゃけ本作のレビュー感想を書くのなら、そこが最大の焦点になるんだよ。
…
ねえ…なんでこんなラストにしたの?やりきれないよ…
続きはあるの?
それともリメイクらしいけど、もう続きが出ているの?
共に戦った仲間たちに感情移入していたから、SFでありながら現実社会の理不尽さをダイレクトに描写した「歯車」に、リアリティを感じて仕方ないよ
ねえ…この後、主人公たちはどうなるの…?
評価C+
60点
なんとも後味が悪いというか、寧ろ感じた味が分からない、不思議なフリーゲームでしたね
続編が出るなら必ずプレイしますが、現段階では今これを読んでいるお前もやれ。そして俺と同じ気持ちになれ。
…としか言えませんねぇ…
最後に類似エンディングを持つゲームを、2作挙げましょう。
「アルバートオデッセイ」、「ブレイドダンサー 千年の約束」でーす
▼他には「The Adventures in CARNAL HELL Pocket Edition」「星に駆ける」をプレイ。
「The Adventures in CARNAL HELL Pocket Edition」…
タイムリーにも言ってる矢先に「風来のシレン」が出た!
…だが折角順調に攻略していたのに、トラップと敵の連続攻撃で死亡。
…セーブポイントが、ここまで1つも無かったんですけど…?(入口の1つだけ)
最初からやり直しだよ…
▼「星に駆ける」は台湾の方が製作されたようで、
会話テキストが存在しないという、珍しいスタイルのADV。
主人公が可愛いが、アザラシ君が更なる癒し。
製作者が外国人だとテキストに弊害があるものですが、このような特殊な設定のため、違和感なくすんなりと世界観に入り込めます。
斬新な設定のゲームを求めるなら、やってみては。
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