確実にこのゲームの寿命を縮めてるよ…
もう、駄目なんだよ…
確信した…
俺は強くなりすぎた
ついうっかり、全戦全勝してしまった…
▼…3着までを独占することも、珍しくはなかった
オープンといっても、殆どの対戦相手は強い
水おば、タイキ、ファル子で面白い育成をしてる人もいた
でも、手加減はできないんだよ…
俺は強くなり過ぎた…
この確信は揺るがない!
▼彼らも今日という日のために、一生懸命育成してきたと思う。
酷いゲームバランスのなか何回も何十回もやり直し、
やっとの思いで練り込んだウマ娘を出走させたのだろう
「きっと勝てる」と、期待に満ちた目で自分のウマ娘を見ていたことだろう
そんな彼らの必死な気持ちを、俺と俺のウマ娘たちは踏みにじってしまった…
俺の愛馬たちに3着までを独占され、その追い抜けない、追いつけない「絶対的な背中」を見て、
絶望に打ちひしがれてしまったことと思う
これは最早レースではない。一方的な公開処刑、ただのリンチだ…
「俺が勝つ」という事実は「人はいつか死ぬ」という事と同じくらい、絶対的なルールに他ならないのだから…
そんな分かり切った勝負(とさえいえない。ただの自然界のルールの確認作業だ)をさせて、面白いのかサイゲ…?
神にでもなったつもりか?
…
だからやっぱり止めよう、こんな悲しいレースは…
▼中には余りにも圧倒的過ぎる俺に敗北し、打ちのめされ、
このゲームを辞めてしまう人もいるかもしれない…
彼らだって若い芽を摘まれただけで、どこまで成長するかは未知数だ。
敗北した中には、俺を超えるトレーナーに成長できた人もいたかもしれない
だって人には無限の可能性があるのだから(人の力を、信じてる)
俺は、そんな可能性ある新人や廃人を潰したくないんだよ…
「そんなに必死に向かってこないでくれ…
お前を潰したくない…」
10連勝以上した時には、最早そんな気持ちに支配されていたよ…
もう止めよう、こんな悲しい戦いは…
それだけが俺の願いだ
▼2ターン目、3ターン目なんてテストレースだよ…?
つまり2軍だ
なのにウオッカの交代要員であるライアンと会長でさえ、彼らの1軍を叩きのめしてしまった…
彼らはそのことさえ知らず、「惜しかった」「もう少しだったのに」と悲しい勘違いをしているかもしれない…
それも俺には耐えられない
無知だが、彼らに罪はないのだ。
俺が強すぎる。あまりにも強すぎるのだ…
結果的に勝利数は、オグリ8勝、ヒシアケボノ4勝、ライアン1勝、会長2勝、つまり全戦全勝だ…
2軍ですら、1軍と同格の強さなんだ…
▼今日は当たらなかったが、最早俺を倒せるのは、反則技のウンスだけだろう
こんな悲しい戦いの連鎖からは、早く降りたいと思う…
だが悲しいけど、これが「ウマ娘」残酷ストーリーなのよね…
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