アフィリエイト広告を利用しています
アフィリエイト広告を利用しています

2021年04月08日

雫 レビュー感想 時と青春

「雫」はノベルゲームである




説明には、「超短編恋愛ノベル」とある




すなわち、「雫」は短編の恋愛小説である









だが「雫」はノベルであって、ノベルではない





その本質は「最大の見せ場が、ノベルの部分ではない」からだ















主人公はクラスで浮いている、いわゆる「ぼっち」の女の子




唯一の拠り所である先輩が、もうすぐいなくなってしまう





彼女は、先輩に想いを伝えようとする…








以上が「雫」のあらすじである。短編とはいえ、3行で済んでしまうほどに、シンプルだ





しかしシンプルゆえに雑念の余地がなく、主人公の想いはストレートに読み手に刺さる
















先輩は主人公に、ある小説の一説を聞かせる…

yasashiisekai_No-0005.jpg










そこに込められた想いと、先輩の一言…






そしてその後の胸を打つシーンを、是非見届けて欲しい










これはノスタルジーであり、見る小説だ!!























評価B+
70点




やはり特出しているのは演出で、カット割りなども細かく、「ノベル(小説)ではなく、ノベルゲームである」といえる演出力



たった一言なのに、ボイスも効果的でしたね。これは「使い方」が上手いんです












なんとなくだが、ジブリ映画のような雰囲気を感じた



「耳をすませば」「おもひでぽろぽろ」が好きな人には、ぐっとくるかもしれないですねえ(ストーカーは出ませんが)




この記事へのコメント
コメントを書く

お名前: 必須項目

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント: 必須項目

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10650236
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
最新記事
最新コメント
おすすめ名作フリーゲーム
  1. 1. 死月妖花〜四月八日〜 レビュー感想 守りたい、この世界
  2. 2. 夜底奇劇・星空物語 プレイ日記2(クリアまで)と総評 夜明け
  3. 3. 夏ゆめ彼方 レビュー感想 将棋を通じて少年の人生を描く一大叙情詩。傑作!(ネタバレ)
  4. 4. ほろびのゆりかご レビュー感想 ラストシーンで判明する真相は、最早SFファンタジーのスケールを超えた(ネタバレ)
  5. 5. 鼓草 レビュー感想 極限の花婿たち
  6. 6. 色は黒に包まれて レビュー感想 深い光に包まれて
  7. 7. 怨溺 ―ONDEKI― レビュー感想 世界は救われる、彼女を失えば
  8. 8. 籠の街 レビュー感想 少年の爽やかな成長物語と思いきや、まさかの欝ゲー展開に…
  9. 9. かわいいは壊せる レビュー感想 七つの愛憎
  10. 10. 決戦前のヒトリ 〜主人公以外全員『カップル』がいるアドベンチャー〜 レビュー感想 うげっ、なんでそこまで分かるんじゃ!!?ロリコンは皆こうなのか……?
  11. 11. 電波障害ノベルADV AlexiA〜アレクシア〜 レビュー感想 もう、勇者しない。
  12. 12. Human killing レビュー感想 東出大好き