富山県議会議員に貸与される14金製の議員バッジの7割が未返却となっている
富山県議会事務局は2023年10月12日に、改選や辞職の際に返却を求めている議員バッジに関して、2023年4月の県議選後に、定数40議席の7割に当たる28個が返されていない事態を明らかにしました。
14金製の議員バッジは、県が購入して当選者に貸与します。
県議会の規定では、改選時などに回収し、当選者に改めて新品を貸し出すと定められています。
富山県議会事務局は20233月と同年5月に、返却を促す通知を対象者に出しましたが、返却は12個にとどまっています。
石川県議会でも、同様の規定があるにもかかわらず、返却されていない実態があるこということです。
富山県議会事務局の担当者コメント
「対象者に返却を求める」
「1個の単価は18000円だったが、金価格の高騰で1個40000円になっている」
「金価格が低かった以前の認識のまま、返すのを怠る人もいるのかもしれない」
石川県議会事務局の担当者コメント
「退職時などに返す規定があるが、守られていない」
「長年議員を務め、複数持っているのに未返却のまま引退するケースや、引退時にまとめて返したりするケースもある」
2024年元旦に被災した北陸地域では、震災復旧の遅れが問題視されていますが、国の対応の遅れだけではなく、県議の質にも問題があるのかもしれません
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