日本維新の会の千葉5区で支部長を務めている58歳の元男性代議士が、中1少女への性的暴行の容疑で逮捕されました
日本維新の会千葉5区の支部長は、2024年8月20日午後に東京都歌舞伎町の路上で、面識のない中学1年生の少女に対して「2万円あげるから遊ぼう」などとと声をかけて、歌舞伎町にあるカラオケ店に誘い出した上でわいせつなこういに及んだ疑いがもたれています。
犯行に使われたカラオケ店の店長が、「男女二人が怪しい動きをしている」と警察に通報したことで発覚しました。
維新千葉5区の支部長は、現場に臨場した警視庁の警察官から任意同行を求められましたが、それに応じることなく現場を立ち去さりましたが、時間をかけた捜査の末に2024年9月8に逮捕に至り、同月10日付で書類送検されました。
維新千葉5区の支部長は、代議士の経験があるものの、2017年と2021年の選挙では比例復活さえも果たせませんでした。
千葉維新の会の関係者らコメント
「党の都合でたらい回しにされた点は同情できますがね。とりわけ捲土重来を期した21年、大阪2区から千葉5区に回されたのは気の毒でした」
「極度の人見知りですね」
「議員バッジが好きなだけじゃないの」
「支部長に就いた椎木は浦安市内の賃貸マンションで暮らし、建設会社の顧問を務めながら運動していた。ですが極度の人見知りで、ほとほと参りました。支援者とは会話が続かず、応援に入ってくれた議員とも関わろうとしないんです」
「家族の話も避けており、選挙では動員するのが普通の奥さんも、来ませんでした。維新の関係者から『椎木は奥さんと子どもが2人いると言っていた』と聞いただけです。椎木がいまも当時のマンションにいたとは。こんな事件を起こすようなタイプにも見えませんでしたけどね」
維新議員の秘書コメント
「2021年の衆院選で落選したあとの彼の動向は知られていませんでした。元支援者に街でたまたま会った時も、“コンサルのような仕事をしている”と言い、足早に去ったそうですし」
「党国対副委員長や震災復興特別委員会の理事などに就くも存在感はゼロ。議員バッジが好きなだけで、やる気が感じられる議員ではなかった。委員会の質問作成も秘書任せでしたから」
「茨城県出身の彼は東海大学で教員免許を取得。卒業後に入った山一證券を短期間で退職しています。小中高校の教師を経て、茨城県鹿嶋市の教育委員会と市役所で勤務していました」
「当時の橋下徹大阪市長に共感し、政治の世界に飛び込んだ。公募で維新の候補者となり、千葉13区で比例復活し初当選したのです。次の14年は大阪2区で落選したものの、翌年に繰り上げ当選しています」
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