長野県警上田署の係長が、小学生男児の人身事故を物損事故として処理することを示唆していました
問題となった事故は、2023年4月30日昼頃に長野県上田市在住で11歳の小学生が、自宅の庭でボール遊びをしていたところ、ボールがフェンスを越えて敷地外の市道へ転がりました。
男児はボールを拾い、庭に投げ入れ、庭に戻ろうとしていた時に乗用車にはね飛ばされて、路上にうつぶせに倒れました。
数メートル先には、ボンネットがへこんだ車が止まっていたということです。
男児は眼底骨折などのけがを負い、救急車で病院に搬送されました。
その後、事故を担当した長野県警上田署の係長が、人身事故を物損事故として処理しようとした疑いがもたれています。
事故の被害を受けた男児の母親コメント
「業務負担を減らすため、物損扱いにしようとしたのではないか」
「人身事故として扱ってもらえることになってよかった。でも、警察には強い不信感が残った」
長野県警上田署の係長コメント
「こんな現場検証に時間をかける必要はない」
「物損事故の扱いでもよいのではないか」
長野県警上田署の伴野副署長コメント
「事故の被害者に不快な思いをさせてしまい、不適切であった」
「係長はけがを知った上で、物損事故として処理してもよいのではないかと発言した」
「理由については、加害者が被害者の近所だったから」
「そうだとしても、物損事故として扱うことは許されない」
長野県警上田署のコメント
「一連の対応を謝罪する。物損事故扱いにはしないと確約する」
長野県警本部交通指導課の塩入一清次長コメント
「一概に、人身事故より物損事故の方が業務負担が軽いとは言い切れない」
警察官による事件の改ざん・ねつ造・もみ消しはこれが初めてではないでしょう
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