2018年04月19日
アニメ映画「虐殺器官」の感想…どうですか、今なら子供が殺せそうですか?
今日はアニメ映画「虐殺器官」の感想です。
アニメ観ていた時に予告CMが流れていて、
観たいなあって思っていたタイトルがDMMから届いきました。
という訳で、DMMのレンタルDVDでの鑑賞です。
アニメ映画「虐殺器官」は2017年公開の村瀬修功監督作品。
村瀬修功監督は多くのアニメ制作に携わっていますが、
劇場用アニメの監督はこの作品が始めてとの事。
姉が昔から大ファンだったアニメ「鎧伝サムライトルーパー」の作画監督です。
アニメ映画「虐殺器官」の原作は同名の伊藤計劃の小説。
伊藤計劃は以前、感想を書いたアニメ映画「屍者の帝国」の著者でもあります。
物語のあらすじですが、
世界の後進国で内紛が起こる影にジョン・ポールという男がいると掴んだアメリカは、
クラヴィス・シェパードらにジョン・ポールを追うよう命令を下した。
プラハに住むルツィアという女性の元へジョン・ポールが現れたと知り、
彼女の監視を始めるのだが…という感じかな。
声優ですが、
主人公クラヴィス・シェパードの声は中村悠一。
いわゆるカラ松ですね。
追っている男ジョン・ポールの声は櫻井孝宏。
いわゆるおそ松ですね。
その他、小林沙苗、大塚明夫、三上哲などが参加しています。
さて、アニメ映画「虐殺器官」の感想ですが、
凄く考えさせられる良いアニメでした。
原作はまだ読んでいないのですが、
アニメを観た感想では「屍者の帝国」よりも「虐殺器官」の方が好きでした。
謎を解くとか、そういうタイプの物語では無いものの、
ネタバレというか物語の全貌は知らずに観た方が絶対良いので、
興味があるって状態ならば、何も調べずに観るのがオススメです。
ああ、そういう展開なのかって…楽しめます。
なので、ストーリーに関してはなるべく触れない様にします。
アニメ映画でストーリーに触れれない場合、
書ける事も少ないのですがまず画は綺麗です。
CGを使った表現ももう一般的になっていますが、
まるでFPSゲームの様な見せ方も良かったです。
いや、まさにどんどん人を撃ち殺すのですが、
例えそれが子供であろうが顔が吹っ飛ぶヘッドショット。
これがゲームの様に見えるというか、何とも思わないってのは、
映画の中の展開とシンクロしている感じであり上手い作りだと思う。
「どうですか、今なら子供が殺せそうですか?」
恐ろしいですよね。
まさか同じ原理だったとか…ね。
ただ、何が起きても、何を起こしても、
僕らには「仕事だから仕方が無い」という言葉がありますんでね。
大丈夫です、何か言われても仕事だからと言いましょう。
先ほども書きましたがDVDでの鑑賞でしたが、
映画の冒頭が「プリーズ、セレクト、ユア、ラングリッジ」って、
言語を選択するってシーンなんだけど、
鑑賞のセッティングが始まったと思ったら、
普通に本編でビビッた。
絶対狙って作ってるよね…って思ったのは自分だけだろうか。
ああ、でも構成として、
最初に「ジョン・ポールとは何者か?」という言葉から、
回想するように映画の本筋に入っていくのは良いと思う。
ただただ、時間軸で見せるよりも、
この作りの方が色んな事を深く考えさせれる作りになっている。
あんまり詳しくは書けないけど、
ピザ食べながらテレビを観る事ができるって平和だよなあって。
個人的には不都合な真実は隠してでも自分の世界を守りたいって気持ちは、
凄く分かるなあと思ってしまう。
そんな訳で、良いアニメでした。
単純にハッピーエンドって物語よりも、
色々考えさせられるのは個人的に好きです。
本編とは関係ないけどカフカがユダヤ教だから、
お墓参りの時にクラヴィスはキッパをかぶっていたとか、
ユダヤ人でもドイツ人と結婚した女性は助かるのかとか、
ホロコーストについても勉強ができる。
そう言えばファム・ファタルとか言葉は出てくるけど、
特に説明がないのでなんだろうって思う人はいるかも。
まあ、それぐらいはみんな知ってるか。
電車の左右の端と端で会話をするってのはどうかと思ったりしたけど、
とりあえず不審な人物に対しては容赦なく、
「聞きたいのはお前は誰だと言う事だ」ってボコボコにするのは素敵。
ほんと色々書きたいけど、ネタバレしたくないので書けないのが悔しいが、
このアニメ映画「虐殺器官」をどう思うって話をしたら、
1日の飲み会分ぐらいは話が続くんじゃないかなと思う。
頭が吹っ飛んだりする描写に問題ない人にはオススメ。
あ、あとどうしても1つ。
ある人物が体が千切れて死んでしまうのですが、
あのシーンはなんかグッときた。
痛みがない、感覚がないって凄いわ。
アニメ観ていた時に予告CMが流れていて、
観たいなあって思っていたタイトルがDMMから届いきました。
という訳で、DMMのレンタルDVDでの鑑賞です。
アニメ映画「虐殺器官」は2017年公開の村瀬修功監督作品。
村瀬修功監督は多くのアニメ制作に携わっていますが、
劇場用アニメの監督はこの作品が始めてとの事。
姉が昔から大ファンだったアニメ「鎧伝サムライトルーパー」の作画監督です。
アニメ映画「虐殺器官」の原作は同名の伊藤計劃の小説。
伊藤計劃は以前、感想を書いたアニメ映画「屍者の帝国」の著者でもあります。
物語のあらすじですが、
世界の後進国で内紛が起こる影にジョン・ポールという男がいると掴んだアメリカは、
クラヴィス・シェパードらにジョン・ポールを追うよう命令を下した。
プラハに住むルツィアという女性の元へジョン・ポールが現れたと知り、
彼女の監視を始めるのだが…という感じかな。
声優ですが、
主人公クラヴィス・シェパードの声は中村悠一。
いわゆるカラ松ですね。
追っている男ジョン・ポールの声は櫻井孝宏。
いわゆるおそ松ですね。
その他、小林沙苗、大塚明夫、三上哲などが参加しています。
さて、アニメ映画「虐殺器官」の感想ですが、
凄く考えさせられる良いアニメでした。
原作はまだ読んでいないのですが、
アニメを観た感想では「屍者の帝国」よりも「虐殺器官」の方が好きでした。
謎を解くとか、そういうタイプの物語では無いものの、
ネタバレというか物語の全貌は知らずに観た方が絶対良いので、
興味があるって状態ならば、何も調べずに観るのがオススメです。
ああ、そういう展開なのかって…楽しめます。
なので、ストーリーに関してはなるべく触れない様にします。
アニメ映画でストーリーに触れれない場合、
書ける事も少ないのですがまず画は綺麗です。
CGを使った表現ももう一般的になっていますが、
まるでFPSゲームの様な見せ方も良かったです。
いや、まさにどんどん人を撃ち殺すのですが、
例えそれが子供であろうが顔が吹っ飛ぶヘッドショット。
これがゲームの様に見えるというか、何とも思わないってのは、
映画の中の展開とシンクロしている感じであり上手い作りだと思う。
「どうですか、今なら子供が殺せそうですか?」
恐ろしいですよね。
まさか同じ原理だったとか…ね。
ただ、何が起きても、何を起こしても、
僕らには「仕事だから仕方が無い」という言葉がありますんでね。
大丈夫です、何か言われても仕事だからと言いましょう。
先ほども書きましたがDVDでの鑑賞でしたが、
映画の冒頭が「プリーズ、セレクト、ユア、ラングリッジ」って、
言語を選択するってシーンなんだけど、
鑑賞のセッティングが始まったと思ったら、
普通に本編でビビッた。
絶対狙って作ってるよね…って思ったのは自分だけだろうか。
ああ、でも構成として、
最初に「ジョン・ポールとは何者か?」という言葉から、
回想するように映画の本筋に入っていくのは良いと思う。
ただただ、時間軸で見せるよりも、
この作りの方が色んな事を深く考えさせれる作りになっている。
あんまり詳しくは書けないけど、
ピザ食べながらテレビを観る事ができるって平和だよなあって。
個人的には不都合な真実は隠してでも自分の世界を守りたいって気持ちは、
凄く分かるなあと思ってしまう。
そんな訳で、良いアニメでした。
単純にハッピーエンドって物語よりも、
色々考えさせられるのは個人的に好きです。
本編とは関係ないけどカフカがユダヤ教だから、
お墓参りの時にクラヴィスはキッパをかぶっていたとか、
ユダヤ人でもドイツ人と結婚した女性は助かるのかとか、
ホロコーストについても勉強ができる。
そう言えばファム・ファタルとか言葉は出てくるけど、
特に説明がないのでなんだろうって思う人はいるかも。
まあ、それぐらいはみんな知ってるか。
電車の左右の端と端で会話をするってのはどうかと思ったりしたけど、
とりあえず不審な人物に対しては容赦なく、
「聞きたいのはお前は誰だと言う事だ」ってボコボコにするのは素敵。
ほんと色々書きたいけど、ネタバレしたくないので書けないのが悔しいが、
このアニメ映画「虐殺器官」をどう思うって話をしたら、
1日の飲み会分ぐらいは話が続くんじゃないかなと思う。
頭が吹っ飛んだりする描写に問題ない人にはオススメ。
あ、あとどうしても1つ。
ある人物が体が千切れて死んでしまうのですが、
あのシーンはなんかグッときた。
痛みがない、感覚がないって凄いわ。
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