2017年01月02日
映画「推理作家ポー 最期の5日間」の感想…トリックの推理の間もなく次の事件が起きていく。
今年最初に観た映画は…映画「推理作家ポー 最期の5日間」でした。
昨日、姉がAbemaTVで観ていた映画「言の葉の庭」の途中からは観てたのですが、
ちゃんと最初から最後まで観た映画というのは映画「推理作家ポー 最期の5日間」です。
何故この映画、というとこれも姉が観たいと言っていたタイトル。
お正月は家族団欒な時であり、つまりは何を観るか自分では選べない時期でもある…と。
今回はレンタルDVDでの鑑賞…ちなみに日本語吹き替えであります…他に家族がいるとね。
映画「推理作家ポー 最期の5日間」は2012年公開のジェームズ・マクティーグ監督作品。
映画「Vフォー・ヴェンデッタ」で監督デビューしたジェームズ・マクティーグですが、
もともと美術スタッフからはじめた人のようです。
それもあってか、この映画でも美術というのか画には説得力があったと思います。
実在の推理小説で有名な作家のエドガー・アラン・ポーの謎とされている最期の5日間はこんな事があったんだ!
という映画なのですが、中身はしっかりとした推理サスペンス映画。
キャストはなんと言っても主演のポーを演じるジョン・キューザック。
自分はアル・パチーノが好きなんですが、その好きになるきっかけの映画が映画「決別の街」という映画。
その映画「決別の街」に主演していたのがジョン・キューザック。
結構色んな映画に出てるんですけど、ほとんど観てないなあ…いかんですね。
今年はジョン・キューザック出演作品も観ていきたいと思います。
今作ではダメそうな男の感じと頭の切れる感じを併せ持つ男を良い感じで演じていました。
でも、なんか彼を観ると「決別の街」を思い出してしまうなあ。
ポーと一緒に犯人を追うフィールズ警視を演じるのはルーク・エヴァンズ。
今やホビット・シリーズなどでも活躍している彼ですが、パッと見はアントニオ・バンデラス風のイケメン。
今回も他の警察とは違って出来る感を出していますが、やっぱオーラが違いますよね。
ポーの密かな恋人であり、事件に巻き込まれてしまうエミリーを演じるのはアリス・イヴ。
いいおっぱいのうえの方をみせてくれました。
主な登場人物はこの3人かな、他には映画「水野美紀 サム・ヘイゼルダイン in 甲冑師団 コマンダー731」のサム・ヘイゼルダインも出ています。
あの映画についてはまたいつか…。
さて、映画「推理作家ポー 最期の5日間」は先ほども書きましたが、
ポーの謎だった最期の5日間はこんなことがあった…という企画というか話なので、
冒頭からポーが瀕死の状況から始まります。
で、過去にさかのぼってこんな事がありましたよって構成となっています。
過去に売れた作品は出していても現在はなかなか新作を書けなくなってしまったポー。
そんなポーだが実はエミリーと恋仲になっていた。
エミリーの父親には強烈に反対されていたのだが、今度の仮面舞踏会の時に結婚の発表をしようと計画をする。
平行して街では猟奇的な殺人事件が起きていた。
操作を担当したフィールズ警視は密室であった殺人現場で使われたトリックがポーの小説から使われた事を感じる。
フィールズ警視に呼び出されたポーに事情を説明するも、また別の殺人事件が起きた。
やはりその猟奇的殺人にはポーの小説に出てきた設定が使われていたのだった…というような感じのあらすじ。
感想ですが、なんか久しぶりに推理サスペンス映画を観たって気がする。
まあ最近やす〜い邦画ホラーばっかり観てましたから…。
トリックがどうとか、そういう推理ではなくて、犯人は誰だ的な。
だからトリックを推理って感じで映画を観るとちょっとガッカリするのかも。
そう、1つの事件を追うのではなく立て続けに殺人事件が起きるので、
1つ1つの事件がなにとか考える間もなくストーリーが進んでいく作り。
ところどころで、なんかアイツが妙に気になるって画作りをしてくるので、
あれ、アイツが犯人なのかって思って観ると全然関係ないという。
そこら辺の演出をうまいと考えるか、余計な演出しやがってと捉えるかで、
作品の好き嫌いが分かれそうだけど、自分は割りと好きな方でした。
まあ、ところどころ、あともう少しで犯人って感じのシーンが何度かあるので、
あの時、銃弾が当たってたらとか、あの時、取り押さえられてたらって考えると、
犯人も結構運任せというか、それ大丈夫みたいな計画ばっかじゃんって。
特にエミリーが誘拐されるシーンだけど、馬が突っ込んできた騒動の最中に誘拐。
犯人は単独犯な訳ですけど、結構成功したのは奇跡なんじゃないかと。
あそこでうまくポーとエミリーが別れたなとか、そもそもよくあそこまで馬できたなって。
まあ映画だからって感じで観ていると、そんな感じで犯人の計画が結構綱渡りなので、
逆に良かったねって思ってしまう部分もありました。
本当にあの地下はいつ作ったんだって…思いますよね。
まあそういうところを我慢とうか、気にせずに観ることが出来れば、
最初にも触れたように美術関係出身という監督だけあって、それぞれの画としての説得力はある。
そんな感じで書くと、画は良いけどそれ以外はダメだろっていう大友啓史監督みたいな感じもありますが。
まあ比べたら失礼ですよね…どっちにとは言わないですが。
でも、洋画はセリフ回しが良いというか、良い感じでのやりとりがあるってのが良いですよね。
邦画でこれをやるのって結構難しくて、やってしまうとさむ〜い結果になりかねない。
あ、邦題には厳しいので今回も触れておきたいのですが、
この映画「推理作家ポー 最期の5日間」の原題は「The Raven」であり、
これはポーが1845年に発表した物語詩のタイトル。
ポーを有名にした「The Raven」ですが、そのことでポーのニックネームとしても使われた言葉。
この映画を名づけた人がどんな思いで「The Raven」としたかは分からないですが、
少なくとも「推理作家ポー 最期の5日間」なんて安い言葉と意味でないのはたしかだと思う。
原題リスペクトで日本人にも分かりやすくするなら「The Raven エドガー・アラン・ポー」ってぐらいが丁度良いと思うんだけど。
まあ、それでも「グランド・イリュージョン」だとか「スパイ・レジェンド」なんてふざけた英語タイトルつけるよりはマシかなって。
「The Raven」言われてもピンとこない日本人ばっかりだし、それよりも「ポー 最期の5日間」の方が日本人の興味を引くのはそうだろうなと。
ここまでダサい邦題にするなら逆に潔しかなと。
なんだよ、「グランド・イリュージョン」…って、なんかダサくない様に別の英語に変えるセンスが本当にダサい。
と、今年も邦題には厳しくしていきたいところ。
今年もなるべくいっぱい多くの映画が観れたらな〜。
あと、出来るだけ映画館で観る本数を増やしたいなと思います。
結局、2016年に映画館に行ったのって、4本だけで何故か全部邦画。
映画「僕だけがいない街」、映画「君の名は。」、映画「何者」、映画「この世界の片隅に」です。
なんかしまったなあ…もっと観たいものがいっぱいあったのになあ…と。
昨日、姉がAbemaTVで観ていた映画「言の葉の庭」の途中からは観てたのですが、
ちゃんと最初から最後まで観た映画というのは映画「推理作家ポー 最期の5日間」です。
何故この映画、というとこれも姉が観たいと言っていたタイトル。
お正月は家族団欒な時であり、つまりは何を観るか自分では選べない時期でもある…と。
今回はレンタルDVDでの鑑賞…ちなみに日本語吹き替えであります…他に家族がいるとね。
映画「推理作家ポー 最期の5日間」は2012年公開のジェームズ・マクティーグ監督作品。
映画「Vフォー・ヴェンデッタ」で監督デビューしたジェームズ・マクティーグですが、
もともと美術スタッフからはじめた人のようです。
それもあってか、この映画でも美術というのか画には説得力があったと思います。
実在の推理小説で有名な作家のエドガー・アラン・ポーの謎とされている最期の5日間はこんな事があったんだ!
という映画なのですが、中身はしっかりとした推理サスペンス映画。
キャストはなんと言っても主演のポーを演じるジョン・キューザック。
自分はアル・パチーノが好きなんですが、その好きになるきっかけの映画が映画「決別の街」という映画。
その映画「決別の街」に主演していたのがジョン・キューザック。
結構色んな映画に出てるんですけど、ほとんど観てないなあ…いかんですね。
今年はジョン・キューザック出演作品も観ていきたいと思います。
今作ではダメそうな男の感じと頭の切れる感じを併せ持つ男を良い感じで演じていました。
でも、なんか彼を観ると「決別の街」を思い出してしまうなあ。
ポーと一緒に犯人を追うフィールズ警視を演じるのはルーク・エヴァンズ。
今やホビット・シリーズなどでも活躍している彼ですが、パッと見はアントニオ・バンデラス風のイケメン。
今回も他の警察とは違って出来る感を出していますが、やっぱオーラが違いますよね。
ポーの密かな恋人であり、事件に巻き込まれてしまうエミリーを演じるのはアリス・イヴ。
いいおっぱいのうえの方をみせてくれました。
主な登場人物はこの3人かな、他には映画「水野美紀 サム・ヘイゼルダイン in 甲冑師団 コマンダー731」のサム・ヘイゼルダインも出ています。
あの映画についてはまたいつか…。
さて、映画「推理作家ポー 最期の5日間」は先ほども書きましたが、
ポーの謎だった最期の5日間はこんなことがあった…という企画というか話なので、
冒頭からポーが瀕死の状況から始まります。
で、過去にさかのぼってこんな事がありましたよって構成となっています。
過去に売れた作品は出していても現在はなかなか新作を書けなくなってしまったポー。
そんなポーだが実はエミリーと恋仲になっていた。
エミリーの父親には強烈に反対されていたのだが、今度の仮面舞踏会の時に結婚の発表をしようと計画をする。
平行して街では猟奇的な殺人事件が起きていた。
操作を担当したフィールズ警視は密室であった殺人現場で使われたトリックがポーの小説から使われた事を感じる。
フィールズ警視に呼び出されたポーに事情を説明するも、また別の殺人事件が起きた。
やはりその猟奇的殺人にはポーの小説に出てきた設定が使われていたのだった…というような感じのあらすじ。
感想ですが、なんか久しぶりに推理サスペンス映画を観たって気がする。
まあ最近やす〜い邦画ホラーばっかり観てましたから…。
トリックがどうとか、そういう推理ではなくて、犯人は誰だ的な。
だからトリックを推理って感じで映画を観るとちょっとガッカリするのかも。
そう、1つの事件を追うのではなく立て続けに殺人事件が起きるので、
1つ1つの事件がなにとか考える間もなくストーリーが進んでいく作り。
ところどころで、なんかアイツが妙に気になるって画作りをしてくるので、
あれ、アイツが犯人なのかって思って観ると全然関係ないという。
そこら辺の演出をうまいと考えるか、余計な演出しやがってと捉えるかで、
作品の好き嫌いが分かれそうだけど、自分は割りと好きな方でした。
まあ、ところどころ、あともう少しで犯人って感じのシーンが何度かあるので、
あの時、銃弾が当たってたらとか、あの時、取り押さえられてたらって考えると、
犯人も結構運任せというか、それ大丈夫みたいな計画ばっかじゃんって。
特にエミリーが誘拐されるシーンだけど、馬が突っ込んできた騒動の最中に誘拐。
犯人は単独犯な訳ですけど、結構成功したのは奇跡なんじゃないかと。
あそこでうまくポーとエミリーが別れたなとか、そもそもよくあそこまで馬できたなって。
まあ映画だからって感じで観ていると、そんな感じで犯人の計画が結構綱渡りなので、
逆に良かったねって思ってしまう部分もありました。
本当にあの地下はいつ作ったんだって…思いますよね。
まあそういうところを我慢とうか、気にせずに観ることが出来れば、
最初にも触れたように美術関係出身という監督だけあって、それぞれの画としての説得力はある。
そんな感じで書くと、画は良いけどそれ以外はダメだろっていう大友啓史監督みたいな感じもありますが。
まあ比べたら失礼ですよね…どっちにとは言わないですが。
でも、洋画はセリフ回しが良いというか、良い感じでのやりとりがあるってのが良いですよね。
邦画でこれをやるのって結構難しくて、やってしまうとさむ〜い結果になりかねない。
あ、邦題には厳しいので今回も触れておきたいのですが、
この映画「推理作家ポー 最期の5日間」の原題は「The Raven」であり、
これはポーが1845年に発表した物語詩のタイトル。
ポーを有名にした「The Raven」ですが、そのことでポーのニックネームとしても使われた言葉。
この映画を名づけた人がどんな思いで「The Raven」としたかは分からないですが、
少なくとも「推理作家ポー 最期の5日間」なんて安い言葉と意味でないのはたしかだと思う。
原題リスペクトで日本人にも分かりやすくするなら「The Raven エドガー・アラン・ポー」ってぐらいが丁度良いと思うんだけど。
まあ、それでも「グランド・イリュージョン」だとか「スパイ・レジェンド」なんてふざけた英語タイトルつけるよりはマシかなって。
「The Raven」言われてもピンとこない日本人ばっかりだし、それよりも「ポー 最期の5日間」の方が日本人の興味を引くのはそうだろうなと。
ここまでダサい邦題にするなら逆に潔しかなと。
なんだよ、「グランド・イリュージョン」…って、なんかダサくない様に別の英語に変えるセンスが本当にダサい。
と、今年も邦題には厳しくしていきたいところ。
今年もなるべくいっぱい多くの映画が観れたらな〜。
あと、出来るだけ映画館で観る本数を増やしたいなと思います。
結局、2016年に映画館に行ったのって、4本だけで何故か全部邦画。
映画「僕だけがいない街」、映画「君の名は。」、映画「何者」、映画「この世界の片隅に」です。
なんかしまったなあ…もっと観たいものがいっぱいあったのになあ…と。
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