2016年12月17日
映画「ヘイトフル・エイト」の感想…やっぱり面白い。
今日は映画「ヘイトフル・エイト」の感想です。
レンタルDVD屋さんで準新作まで半額だったので借りた1本。
タランティーノ作品はだいたいは観ていて好きな方ではありますが、そんな熱狂的ファンという感じではありません。
監督作品の中では映画「パルプ・フィクション」が好きかなって感じです。
映画「ヘイトフル・エイト」は2016年公開のクエンティン・タランティーノ監督作品。
先ほども触れましたがクエンティン・タランティーノ監督には熱狂的なファンの方がおられますので、
映画のこのシーンはこういう事で、とか、細かい映画の分析みたいなのはそういう方に任せまして。
キャスティングですが主演はマーキス・ウォーレン役のサミュエル・L・ジャクソン。
さっきも話題になりました映画「パルプ・フィクション」にも出演していますが、
それよりもサミュエル・L・ジャクソンが出ると映画「ディープ・ブルー」のせいで、
意外なところで死ぬんじゃないかってハラハラがある。
あの大物俳優だから最後までいるよね〜って訳ではない。
今回も登場人物は死んでいく話でもあるのでなんかサミュエル・L・ジャクソンだとよりスリリング。
ウォーレンと馬車で遭遇する賞金稼ぎジョン・ルースを演じるのはカート・ラッセル。
カート・ラッセルは数々の映画に出ていてどれとも言えないですが何か1つと言えば映画「バックドラフト」が好きかなと。
今度久々に見直そうかな。
歳をとってますます良い味が出てきましたよね。
レッド・ロックの新任保安官になるクリス・マニックスを演じるのはウォルトン・ゴギンズ。
以前感想を書いた映画「カウボーイ&エイリアン」にも出演しています。
あの顔はなんか良いですよね。
さて、あらすじとしては賞金稼ぎのウォーレンが賞金首を捕まえた(殺した)のだが、
大吹雪により遭難寸前のところに別の賞金稼ぎのジョン・ルースが生きたまま賞金首のデイジーを移送中に遭遇。
なんとか馬車に乗せてもらうのだが、レッド・ロックという街に移動中に別の遭難者であるクリス・マニックスにも会う。
すったもんだで彼も乗せてレッド・ロックへ。
吹雪が強いため途中の「ミニーの紳士服飾店」で天候の回復を待つのだが、
そこには店主のミニーはおらず、留守番を預かっている男や絞首刑の執行人など怪しい男達がいたのだった…みたいな話。
この映画は全6部構成、なんと167分!!
それを知っていたら多分観てなかったかもっと後回しにしてました。
最近2時間を越える映画はなんか長く感じでしまうのです。
しかし、この映画「ヘイトフル・エイト」は167分もあったのですがそんなに長く感じずに最後まで観れました。
途中ちょっと長いかな〜なんて思ったりもしなくもなかったですが、終わってから、
あ、もうこんなに時間が経っていたのか、みたいな。
6部構成という形が良かったのかどうか分かりませんが、そう思わせるって事はうまいんだなあと。
そしてこの映画「ヘイトフル・エイト」はウルトラパナビジョン70方式で撮影。
デジタルな世の中ですが言われてみるとやっぱ違うのかなって。
とか言って、家で、しかもDVDで観たので画質どうこう言える立場ではないんですけど。
全然映画とは関係ないのですが、最近使い捨てカメラが流行ってきているとか。
デジタル画質が普通の世代がフィルムの質感に違いを感じて選ぶそうな。
すっごい昔に例え使い捨てカメラであってもやっぱフィルムは質感違いますよねって言っていた自分としては、
やっと世間が自分に追いついたか、なんて気もしますが。
あと音楽ではカセットテープが盛り返しの兆しがあるとか。
キャンプは「不便を楽しむもの」と昔誰かが言っていたがそういう感覚なのだろうか。
昔はそれしかなかったからなあ…今の子達は他との違いを求めてフィルムとかアナログに辿り着いたのだろうけど。
まあ、そんな事はさておき、映像は本当に綺麗だし質感はあったと思います。
劇場で観ていたならもっとここら辺を言えたんだけどなあ。
音楽はエンニオ・モリコーネが担当。
すっごく記憶に残る印象な音楽が流れていて流石だなと思った。
音楽って大事ですよね。
あとこれは作品の問題ではないのですが、
映画途中で全裸の男が出てくるシーンがあるのですが、局部はボカシが入っているんですね。
性的な描写の際は仕方が無いのかなと思うのだけど、
全然そういう場面でもないのにわざわざボカシ入れなくてもよくね、と思うんですよね。
ジャンルは違うんだけど映画「フローズン・タイム」を観た時も、
いわゆる芸術的な映像であっても性器にはボカシ入るんですよね。
なんかその瞬間にガッカリする。
お前はミケランジェロの石膏にもボカシ入れんのかって。
制作意図と関係ない効果を映像に加えてんじゃねえよと。
まあ、そういうものを取り締まる側は作品とか芸術とか、そんな事は関係なくて、
性器が出たら、はいボカシみたいな考えなんだろうな、残念&残念。
ストーリーについて、色々書きたいのですが、まだ今年公開した映画なので、
あんまりネタバレをするのには早いのかな…とちょっと自粛。
とりあえず、サスペンス要素として誰が犯人なのか…っていう期待で観ていると、
え〜みたいな、ちょっとガッカリした印象はある。
まあ、それはそれで良かったのだけど。
ただ最終的に楽に殺さないってのは嬉しい展開。
タランティーノ作品としてやっぱり会話劇としても面白いですし、良い映画だと思います。
レンタルDVD屋さんで準新作まで半額だったので借りた1本。
タランティーノ作品はだいたいは観ていて好きな方ではありますが、そんな熱狂的ファンという感じではありません。
監督作品の中では映画「パルプ・フィクション」が好きかなって感じです。
映画「ヘイトフル・エイト」は2016年公開のクエンティン・タランティーノ監督作品。
先ほども触れましたがクエンティン・タランティーノ監督には熱狂的なファンの方がおられますので、
映画のこのシーンはこういう事で、とか、細かい映画の分析みたいなのはそういう方に任せまして。
キャスティングですが主演はマーキス・ウォーレン役のサミュエル・L・ジャクソン。
さっきも話題になりました映画「パルプ・フィクション」にも出演していますが、
それよりもサミュエル・L・ジャクソンが出ると映画「ディープ・ブルー」のせいで、
意外なところで死ぬんじゃないかってハラハラがある。
あの大物俳優だから最後までいるよね〜って訳ではない。
今回も登場人物は死んでいく話でもあるのでなんかサミュエル・L・ジャクソンだとよりスリリング。
ウォーレンと馬車で遭遇する賞金稼ぎジョン・ルースを演じるのはカート・ラッセル。
カート・ラッセルは数々の映画に出ていてどれとも言えないですが何か1つと言えば映画「バックドラフト」が好きかなと。
今度久々に見直そうかな。
歳をとってますます良い味が出てきましたよね。
レッド・ロックの新任保安官になるクリス・マニックスを演じるのはウォルトン・ゴギンズ。
以前感想を書いた映画「カウボーイ&エイリアン」にも出演しています。
あの顔はなんか良いですよね。
さて、あらすじとしては賞金稼ぎのウォーレンが賞金首を捕まえた(殺した)のだが、
大吹雪により遭難寸前のところに別の賞金稼ぎのジョン・ルースが生きたまま賞金首のデイジーを移送中に遭遇。
なんとか馬車に乗せてもらうのだが、レッド・ロックという街に移動中に別の遭難者であるクリス・マニックスにも会う。
すったもんだで彼も乗せてレッド・ロックへ。
吹雪が強いため途中の「ミニーの紳士服飾店」で天候の回復を待つのだが、
そこには店主のミニーはおらず、留守番を預かっている男や絞首刑の執行人など怪しい男達がいたのだった…みたいな話。
この映画は全6部構成、なんと167分!!
それを知っていたら多分観てなかったかもっと後回しにしてました。
最近2時間を越える映画はなんか長く感じでしまうのです。
しかし、この映画「ヘイトフル・エイト」は167分もあったのですがそんなに長く感じずに最後まで観れました。
途中ちょっと長いかな〜なんて思ったりもしなくもなかったですが、終わってから、
あ、もうこんなに時間が経っていたのか、みたいな。
6部構成という形が良かったのかどうか分かりませんが、そう思わせるって事はうまいんだなあと。
そしてこの映画「ヘイトフル・エイト」はウルトラパナビジョン70方式で撮影。
デジタルな世の中ですが言われてみるとやっぱ違うのかなって。
とか言って、家で、しかもDVDで観たので画質どうこう言える立場ではないんですけど。
全然映画とは関係ないのですが、最近使い捨てカメラが流行ってきているとか。
デジタル画質が普通の世代がフィルムの質感に違いを感じて選ぶそうな。
すっごい昔に例え使い捨てカメラであってもやっぱフィルムは質感違いますよねって言っていた自分としては、
やっと世間が自分に追いついたか、なんて気もしますが。
あと音楽ではカセットテープが盛り返しの兆しがあるとか。
キャンプは「不便を楽しむもの」と昔誰かが言っていたがそういう感覚なのだろうか。
昔はそれしかなかったからなあ…今の子達は他との違いを求めてフィルムとかアナログに辿り着いたのだろうけど。
まあ、そんな事はさておき、映像は本当に綺麗だし質感はあったと思います。
劇場で観ていたならもっとここら辺を言えたんだけどなあ。
音楽はエンニオ・モリコーネが担当。
すっごく記憶に残る印象な音楽が流れていて流石だなと思った。
音楽って大事ですよね。
あとこれは作品の問題ではないのですが、
映画途中で全裸の男が出てくるシーンがあるのですが、局部はボカシが入っているんですね。
性的な描写の際は仕方が無いのかなと思うのだけど、
全然そういう場面でもないのにわざわざボカシ入れなくてもよくね、と思うんですよね。
ジャンルは違うんだけど映画「フローズン・タイム」を観た時も、
いわゆる芸術的な映像であっても性器にはボカシ入るんですよね。
なんかその瞬間にガッカリする。
お前はミケランジェロの石膏にもボカシ入れんのかって。
制作意図と関係ない効果を映像に加えてんじゃねえよと。
まあ、そういうものを取り締まる側は作品とか芸術とか、そんな事は関係なくて、
性器が出たら、はいボカシみたいな考えなんだろうな、残念&残念。
ストーリーについて、色々書きたいのですが、まだ今年公開した映画なので、
あんまりネタバレをするのには早いのかな…とちょっと自粛。
とりあえず、サスペンス要素として誰が犯人なのか…っていう期待で観ていると、
え〜みたいな、ちょっとガッカリした印象はある。
まあ、それはそれで良かったのだけど。
ただ最終的に楽に殺さないってのは嬉しい展開。
タランティーノ作品としてやっぱり会話劇としても面白いですし、良い映画だと思います。
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