Matzocoatl「毒蛇だって知ってただろ？」

今日は映画「ザ・ヘラクレス」の感想。

これはオカンが好きな茶色パッケージシリーズで、

レンタルDVDで借りてきていた1本。

時間がたまたま出来たので観てみようかな…と。

まあ…今回も日本語吹き替え版で鑑賞です。



映画「ザ・ヘラクレス」は2014年公開のレニー・ハーリン監督作品。

レニー・ハーリン監督は懐かしいところでは映画「クリフハンガー」の監督ですが、

映画「ダイ・ハード2」など数々の映画に携わるベテラン監督。

まあベテランだから面白いかどうかは別ではありますが…。


映画「ザ・ヘラクレス」のキャストは、

主演のヘラクレスを演じるのはケラン・ラッツ。

あんまり自分が観た映画には出演してませんが、

この映画では圧倒的な男の筋肉を披露。

この映画では筋肉が評価できるなら、それで配役は間違ってないのでしょう。

ヒロインのクレタ島の姫であるヘベを演じるのはガイア・ワイス。

この方は今のところこの映画が代表作みたいだけど綺麗な人です。

この映画で綺麗と評価できるなら、それで配役は間違ってないのでしょう。

アンピトリュオン王を演じるのはスコット・アドキンス。

彼は様々な映画で経験を積んでいますが、今回は表面上のヘラクレスの父であり、

最後のボス的な立ち位置ですが、

ヘラクレスの父というには少し若すぎるような気がしなくも無い。

ケラン・ラッツに負けないぐらいの筋肉を披露してるし、実際若いからなあ。

まあ、最後の敵がヨボヨボでも映画が盛り上がらないし仕方がないのかもしれないが。

兄のイピクレスを演じるのはリアム・ギャリガン。

ビックリするほど父にも母にも弟にも似てないっていうツッコミをしてしまいそうだけど、

ちょっと陰湿な感じが出ていれば、この映画では間違った配役ではないのでしょう。

ヘラクレスと共に戦う頼もしい仲間のソティリスを演じるのはリアム・マッキンタイア。

ちなみに自分と同い年であるが、彼の筋肉をみると自信を無くす。

テレビドラマが多いみたいですが、甘いマスクはこれからも活躍の場があるんじゃないでしょうか。


さて、映画「ザ・ヘラクレス」ですが、簡単にあらすじを。

アンピトリュオン王が暴力で支配を広げている世の中、妻であり王妃であるアルクメネは、

夫の暴力的な行動に嫌悪感を抱いていた。

耐えられず神に助けを求めると、ヘラという女神が現れ、

アルクメとゼウスとの子供が世界を救うと言う。

彼女の言葉を信じ、ゼウスとの子供を身篭る事を決意し、遂に子供が産まれるのだが…という話。


で…まあこの映画について感想を書くのを迷ったんですよね。

このタイトルみたいな茶色いパッケージシリーズってうちのオカンとか好きなんだけど、

もうストーリーとかどうでも良くて、なんか男がカッコよく肉弾戦をしていて、

綺麗な女性と良い感じになってハッピーエンドになればそれでオッケー…ですよね。


まあ、今回も主演のケラン・ラッツの筋肉は良い筋肉ですわ。

いいんじゃないでしょうか。

それだけで言うことなし…ね。


もちろん、流石は制作費がある程度あるようで、

セットとかエキストラの衣装だったり数だったり…スペクタクル感はある程度出ている。

まあ、ある程度ね…十分じゃないでしょうか。


とりあえず、最後の戦いで剣に雷が落ちて、鞭的な攻撃で敵を一掃するシーンがあるんだけど、

仲間が巻き込まれてないか心配になったり、

そんなアシストができるなら、もうちょっと何か役に立つアシストできんかったんかい、とか。


さらには最後にヘベがヘラクレスのため自らをイピクレスもろとも突き刺すってのがあるんだけど、

イピクレスは死んだのに何故根元の方のヘベが生きているのか…まあハッピーエンドならみんな喜ぶよね。


戦いのシーンは映画「300」っぽくて、早送りとかスローとかを駆使して迫力はだそうとしている。

もちろん、使い方はザック・スナイダー監督の方がうまいんだけど、

わるい感じではなかったと思う。



まあ…結論としては、いいんじゃないでしょうか…っていう。

自分だったら映画館にも見に行かないし、レンタルでも借りないタイトルだけど、

うちのオカンみたいな人には楽しめる一作かなと…。

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