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電池交換とロレックスと「清貧」好きな日本人


 腕時計の電池がきれてしまった。

それで、先日会社に遅刻したわけだが、

まだ電池交換をしないまま、今日にいたっている。

安物の時計なのもあり、そのままにしている。


今は、腕時計をしないまま暮らしているが、

時計が無くても、今のところ支障はない。


 唯一困るのが朝駅に行くとき、残り何分で駅に着けばいいのか

わからない時。

ゆっくり歩けばいいのか、早足で行けばいいのか分からない。


 それ以外は道を歩いていても、色々なところで時計を見つけるし、

また、携帯もあるので、このままでいいかもしれないと、

思ってみたりする。


時計はもう一つあるのだが、ダイバーズウォッチなので

重たくて、したくないし、スーツには合わない。


 以前営業をしていた頃、

上司が、高級腕時計といわれる時計をしていた。

ロレックスの、金ピカの、重たいシロモノだった。

一緒にサウナに行った時は、盗られないようにか、

ロッカーの奥の奥の方へ、シャツにくるんで仕舞っていたが、

お酒を飲んでいる時も、よく時計を触りながら飲んでいた。

「これは200万くらいするが、お前も営業だったら、

時計にはお金をかけろよ」

訳のわからないことを、言っていた。


 私がもし顧客だったら、200万の時計をしている人よりも、

普通のセイコーの時計をしている営業の人の方が信用できると、

思うのだが、その上司は違った。


 確かに、いいスーツを着て、いい腕時計をはめて、

いい靴を履いて。

いいなと思うし、羨ましいとも思う。

いいスーツ、いい腕時計、いい靴、

一流の物を身に付ければ、一流の人が集まってくるとも

言われるが、本当にそうなのだろうか?


 中野孝次氏が著した本で、「清貧の思想」というのがある。

もう10年以上も前の本になると思うが、読まれた方も多いと思う。

たんなる貧乏自慢とか貧乏バンザイではない。

物やお金への執着心が強ければ強いほど、内面の生活の

豊かさは失われてしまう。

だから、生活は質素にして、心の世界を贅沢にしようというものだ。


ある意味、もったいない精神と同じ物があると思う。


 自慢じゃないが、私の持っている高級品(ブランド品)は、

クロスのボールペンくらいだ。

上司に勧められた腕時計も買わなかった。

いや、買えなかった。


(たかだか、腕時計ごときに、50万も100万も・・・

ましてや200万など・・・はぁ〜、ため息が出る・・・)


 しかし、この「清貧の思想」というものが、購買意欲を

削ぐことにもなっていると思うし、

また、日本人は「清貧の思想」が好きだから、

何でもかんでも「清貧」がいい物だとも、思っているきらいもある。


 職業政治家が増えている日本の中で、

前鳩山内閣の資産公開時に、政治家一家出身の鳩山前総理の

14億超という資産が話題になったが、

国会議員の資産公開には、虚偽記載の罰則規定がないので、

これも、真偽はわからない。


政治家になるためにはお金が必要で、

政治家になると、お金持ちになれるという図式。


「清貧」好きな日本人には、宇宙人のことは理解できない話だ。



私は、心の豊かさを無くさないように、

日夜、貧乏に明け暮れている。



「 清貧の思想 」
名利に使はれて、閑かなる暇なく、一生を苦しむるこそ、愚かなれ…。
モノとカネにふりまわされ、明け暮れする人生は真に幸福なのか?
光悦、西行、兼好、良寛ら先人の生き方の中に、モノを「放下」し、
風雅に心を遊ばせ、内面の価値を尊ぶ「清貧」の文化伝統を見出し、
バブル謳歌の日本に猛省を促した話題のベストセラー。



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プロフィール

ちぃ
アウトレットモール BRANDELI(ブランデリ) レギュラーサイズから大きなサイズまでSAKAZEN ONLINE SHOP 味の明太子ふくや
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