アマゾンプライムビデオで見た映画群 その46 アウトポスト、ODDTAXI イン・ザ・ウッズ
https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/739/0
前回はこれです。
アマゾンプライムビデオにないor有料な映画 その13 ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金
https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/684/0
直接の前回はこれです。
アマゾンプライムビデオにないor有料な映画
このタグで、このシリーズが一覧できるようになっています。
今回は、昔スカパーを契約していた頃に、日本映画専門チャンネルがパックに入っていて、録画していたものです。
どうも2015年頃に録画したもののようです。
・ガキ帝国 1981
井筒監督が撮って、紳助竜介が主演、という感じの映画です。
正直井筒監督に関しては、テレビで見るなんだかいつも怒り気味な人、という印象しかなく・・・
テレビで見なくなってから相当経ちますけど、未だそんな感じの印象の人です。
紳助竜介は、この映画の4年後に解散しています。
チャボ役の松本竜介さん、なんとなく亡くなったギターウルフのベースウルフ、ビリーさんになんだか雰囲気が似てるような・・・
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松本竜介さん自身も49歳で亡くなっています。
話としては、少年院で仲良くなった紳助と高が、地元に帰って旧友とまたつるみ始めるも、敵対する北神同盟に入った高と、特にどこにも所属してない紳助の関係はどんどん悪くなっていき、北神同盟のケツ持ちヤクザの上岡龍太郎の指図で知り合いの女の子がロマンポルノに出演させられてるのを紳助が映画館で見て、対決を決めるという感じです。
たぶん若い人には、上岡龍太郎も説明が必要ですかね・・・
島田紳助よりも前の、吉本のお笑いの人、兼売れっ子司会者、的な立ち位置でしたかね。
理路整然と話す人なんですが、どこか基地外風味といいますか・・・
狂ってなくはないな、という雰囲気を感じる人だったような気がします。
私ももう芸人時代は見たことがなく、司会やってるとこしか見たことがなかったな。
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嬉しそうに見えるけど、目は笑ってない的なこの表情、よく見たような・・・
あと、公立の高校の悪いグループと、朝鮮高校の悪いグループが出てくるんですけど、朝鮮高校の悪いグループは改造拳銃みたいなのをすぐ向けてくるんですよね。
改造拳銃持ってるというだけで相当の基地外度だと思うんですが・・・
差別だとか特に言われてないのを見ると、割とメジャーな話だったんですかね。
劇中で実際に朝鮮高校の悪いグループの人が、改造拳銃奪われて撃たれてるんですが・・・
私は広島で育ちましたが、国泰寺高校と朝鮮高校が争ってるみたいな話を聞いたような気がするくらいだったかな。
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あと高の北神同盟入会時のつけられるあだ名が、あしたのジョーなんですけど、ジョーだけならまだわかるけどあしたのまでつけるか????????????
というところで、頭の中が?だらけになりました。
なんかセンスがどうかしてるような気はしますが、まあ80年代の映画ですし当時はこういうノリだったのかも。
あと、紳助竜介の頭身がビーバス&バットヘッド的な頭身してますよね・・・
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日本で言うと小田原ドラゴンの描くヤンキーの先輩みたいに見えます。
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腰パンとかまだない頃のはずなんですけど・・・
おすすめ度(10点中):8
もうちょっと整理できる気はするけど、勢いはある、でも無軌道すぎてこの頃の若者は気が狂いすぎてるような、ただの素朴な半グレ未満な気もする、などまとまらない感情になる映画、なんですかね。
まあ一番達観してそうな人も、ラストで機動隊にケンカ売って逃げて・・・とどうしようもない感じなのも良い終わり方と思いました。
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・野獣暁に死す(原題:Oggi a me... domani a te) 1968
Oggi a me... domani a teは、Google翻訳にかけると、今日は私に…明日はあなたに とのことです。
イタリア語はわかんないので、そうなのかな・・・という感想しかないですが。
とりあえずOggiって雑誌あったな、くらいかな。
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誰が読むのかさっぱりわからないけどロゴは知ってる、程度の認識です。
Oggiは今日、Todayという意味らしいです。
マカロニウエスタンという、イタリア製の西部劇のひとつのようです。
誰かがよく吊るされたり撃たれたりする、割と野蛮めなジャンルではあります。
話としては、自分の嫁を殺した罪を着せられ服役していたが、刑期を終えて真犯人のフエゴに復讐するというものです。
正直、Dawn of the Deadの監督のダリオ・アルジェントが脚本やってて、仲代達矢が出てるという知識だけで録画しておいたものだと思いますが・・・
仲代達矢は何故かマチェットを隠し持っていたり・・・
ダリオ・アルジェントが脚本というけど、正直なだらかな、あまり起伏の無い感じの一本道的な話だったりで・・・
割と期待外れだったような気がします。
仲代達矢は、割と爪痕を残そうと、いろいろ手の込んだ、勿体つけたような演技をしていますが、そこまでうまくいってないような・・・
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主人公が、仲代達矢を殺すために、仲間を4人集めるのですが。
一人加わるたびに、仲間全員(2→3→4→5と増えます)で馬で並んで走って、さわやかなテーマ曲みたいなのが流れる・・・というのを全員分、4回繰り返すというのはどうなんだ、というのもありました。
味方側は、大男が一人捕まってボコられたくらいで、大勢いる敵は全員死ぬというあまり起伏の無い話で、なんかこうもうちょっとピンチっぽいのがあってもいいんじゃないかと思ってしまいました。
確かに主人公は一度仲代達矢に捕まってボコられはしますが・・・
あんまりピンチ、危機一髪感は薄いような気がしました。
おすすめ度(10点中):6
仲代達矢の大ファンか、ダリオ・アルジェントの脚本作品までコンプリートしたいマニアにはおすすめできるかも。
そうじゃなかったら、なんだろうこのなだらかな話は、と思ってしまうのでは。
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アマゾンプライムビデオにないor有料な映画 その15 地下水道、暁の出撃、エスコバル/楽園の掟 に続きます。
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