2016年02月11日
毒親にならないための3つのヒント。
毒になる親、いわゆる「毒親」という言葉が世間でも定着してきているので、
もしかしたら自分は毒親かもしれない!と悩んでいる人もいるでしょう。
逆に、自分自身ではなく自分の親が毒になる親だと気づく人もいるでしょう。
いったい毒親にならないためにはどうすれば良いのでしょうか。
3つのヒントから見ていきたいと思います。
〇子供を自分の支配下(コントロール下)に置かない。
一番多いケースは、無意識的な親の押しつけです。
産声を上げた時から、大きくなるまで、夜は寝不足になり、
お金も沢山かかりました。そんな風にずっと目を離さず
かわいがってきた我が子。
いつしか、自分と一心同体という感じと価値感を親が勝手に抱きます。
その結果、自分の思った通りに動いて欲しいという心理が強く
占有されてしまうというわけです。
親の言うことを聞く子供
⇒良い子。
親の言うことを聞かない子供
⇒悪い子。
という、うがった見方で子供を見下してコントロールしているのです。
これは親も無意識に愛情だと思っていますし、子供も親に好かれようと
良い子を目指し、言うことを聞くようになるという従属関係になります。
結果的に子供の自立を阻害して、大人になってから自己肯定感の低下に
苦しめられるアダルトチルドレンになります。
「子供は自分のものではない。一人の人間。」
「子供は自分の言うことを聞かないもの」
という認識が大切です。
〇与えつくしの愛情。
愛情、愛という単語はだれもが知っているでしょう。
しかし、実際にどういうものかと問われると、上手く答えられない人が多いです。
それはなぜかと言えば、本当の愛情の意味が分からないから。
与えて、返してもらうという相思相愛が愛情であると思っている人。
結構多いですが、それは条件付きの愛情と呼ばれます。
与えたら、返してもらって当然という思考ですから、
相手から返ってこなかったら不満や不愉快な思いをしてしまいます。
返してもらうのが条件にしてしまっては、子供からすると、
親の愛情を受けたら、親に返さなくてはいけないことになります。
毒親は自分が注いだ愛情を老後自分の子供に返してもらえると
思っている人もいます。
本当の愛情は、与えるだけの関係です。一方的に相手へ
見返りを求めず、自分が好きだから行動や発言をして相手へ与える。
「与えつくしの愛情」
〇良いところを褒める。
私たちが育児をしている中では、
子供がやらかした失敗や無知から来る行動などで
イライラが破裂しそうになることが間々あります。
しかし、怒りという感情は子育てにおいてプラスになることは一切ありません。
叱りは必要なことがありますが、怒りは必要ないのです。
叱りと怒りは何が違うのかと言えば、
怒りは、感情的になってしまい自分で怒ることを抑えきれずに
相手へ気持ちをぶちまけてしまうと言うこと。
叱りは、特に怒るという感情は含まれていないのです。
相手の失敗を改めさせたり指導したり、すること。
子供にとって一番大切なのは、褒めると言うこと。
というのはよく聞いたことがあると思います。
ただ、褒めれば良いと言うより、もっと掘り下げて言えば、
「子供の自己肯定感を上げる言葉をかける」ということです。
極論で言えば、
99%失敗をしても、1%良いところがあれば、
1%の良いと思うところを評価してあげる。
もっといえば、少しも良いところがなかったとしても、
生きているだけで、そこに居るだけで価値があるということを
伝えることです。何か良いことしなくても、悪いことしても、
無条件にここに居て良い、そして愛されるという安心感。
実生活では難しいところでもありますが、
冷静になって考えれば出来るのです。
なぜ出来ないかと言えば、子どもが未熟だからではなく、
私たちが未熟だからです。
怒りという感情のコントロールができず、どうしても
怒りをぶつけることを脳が優先してしまうためなのです。
これは至って子供の思考回路であり、成熟した大人は
簡単に怒りで我を忘れるようなことはないのです。
毒親かもしれない!と悩んでいる人は、子供をどうこうするまえに
自分のものの見方を再検討する必要があります。
始めよう。瞑想:15分でできるココロとアタマのストレッチ (光文社知恵の森文庫)
もしかしたら自分は毒親かもしれない!と悩んでいる人もいるでしょう。
逆に、自分自身ではなく自分の親が毒になる親だと気づく人もいるでしょう。
いったい毒親にならないためにはどうすれば良いのでしょうか。
3つのヒントから見ていきたいと思います。
〇子供を自分の支配下(コントロール下)に置かない。
一番多いケースは、無意識的な親の押しつけです。
産声を上げた時から、大きくなるまで、夜は寝不足になり、
お金も沢山かかりました。そんな風にずっと目を離さず
かわいがってきた我が子。
いつしか、自分と一心同体という感じと価値感を親が勝手に抱きます。
その結果、自分の思った通りに動いて欲しいという心理が強く
占有されてしまうというわけです。
親の言うことを聞く子供
⇒良い子。
親の言うことを聞かない子供
⇒悪い子。
という、うがった見方で子供を見下してコントロールしているのです。
これは親も無意識に愛情だと思っていますし、子供も親に好かれようと
良い子を目指し、言うことを聞くようになるという従属関係になります。
結果的に子供の自立を阻害して、大人になってから自己肯定感の低下に
苦しめられるアダルトチルドレンになります。
「子供は自分のものではない。一人の人間。」
「子供は自分の言うことを聞かないもの」
という認識が大切です。
〇与えつくしの愛情。
愛情、愛という単語はだれもが知っているでしょう。
しかし、実際にどういうものかと問われると、上手く答えられない人が多いです。
それはなぜかと言えば、本当の愛情の意味が分からないから。
与えて、返してもらうという相思相愛が愛情であると思っている人。
結構多いですが、それは条件付きの愛情と呼ばれます。
与えたら、返してもらって当然という思考ですから、
相手から返ってこなかったら不満や不愉快な思いをしてしまいます。
返してもらうのが条件にしてしまっては、子供からすると、
親の愛情を受けたら、親に返さなくてはいけないことになります。
毒親は自分が注いだ愛情を老後自分の子供に返してもらえると
思っている人もいます。
本当の愛情は、与えるだけの関係です。一方的に相手へ
見返りを求めず、自分が好きだから行動や発言をして相手へ与える。
「与えつくしの愛情」
〇良いところを褒める。
私たちが育児をしている中では、
子供がやらかした失敗や無知から来る行動などで
イライラが破裂しそうになることが間々あります。
しかし、怒りという感情は子育てにおいてプラスになることは一切ありません。
叱りは必要なことがありますが、怒りは必要ないのです。
叱りと怒りは何が違うのかと言えば、
怒りは、感情的になってしまい自分で怒ることを抑えきれずに
相手へ気持ちをぶちまけてしまうと言うこと。
叱りは、特に怒るという感情は含まれていないのです。
相手の失敗を改めさせたり指導したり、すること。
子供にとって一番大切なのは、褒めると言うこと。
というのはよく聞いたことがあると思います。
ただ、褒めれば良いと言うより、もっと掘り下げて言えば、
「子供の自己肯定感を上げる言葉をかける」ということです。
極論で言えば、
99%失敗をしても、1%良いところがあれば、
1%の良いと思うところを評価してあげる。
もっといえば、少しも良いところがなかったとしても、
生きているだけで、そこに居るだけで価値があるということを
伝えることです。何か良いことしなくても、悪いことしても、
無条件にここに居て良い、そして愛されるという安心感。
実生活では難しいところでもありますが、
冷静になって考えれば出来るのです。
なぜ出来ないかと言えば、子どもが未熟だからではなく、
私たちが未熟だからです。
怒りという感情のコントロールができず、どうしても
怒りをぶつけることを脳が優先してしまうためなのです。
これは至って子供の思考回路であり、成熟した大人は
簡単に怒りで我を忘れるようなことはないのです。
毒親かもしれない!と悩んでいる人は、子供をどうこうするまえに
自分のものの見方を再検討する必要があります。
始めよう。瞑想:15分でできるココロとアタマのストレッチ (光文社知恵の森文庫)
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