2015年11月30日
アダルトチルドレンの満たされない心の正体を気軽に探しに行こう!
他人からみたら、たいしたことでなくても自分は傷ついた!そういうことが
みとめられるような世の中になってきました。セクハラでもパワハラでも、
受け止める方が嫌悪感を持ってしまったら、その行為はハラスメント(いやがらせ)
になってしまうということです。
家庭内だとそれがモラハラと呼ばれるのかもしれませんね。
価値感が多様化してきているので、何が最善で何が最悪ということも一概には
いえないことが多く、白黒思考の人間には住みにくい環境になってきたのかも
しれません。満たされない気持ちも色んな形のハラスメントを生み出します。
■満たされない気持ちが外側に向かう場合
満たされない気持ちを持ち続けながら、生活を続けるとさまざまな支障を来します。
満たされない気持ちは「不満」「不平」「愚痴」「泣き言」などに形を変えて、いろんな
方向へその矛先を求めようとするのです。
この気持ちが外側へ向かう場合とはどんなケースでしょうか。
・他人や周りへ責任転嫁をして、自分の正当性を保とうとする。
・反社会的な行動をすることで、自分の居場所を探そうとする。
・家族、配偶者、子どもへ満たされない気持ちのはけ口とする。
私は、どちらかというと一番最後の部分に該当するわけです。
配偶者であったり、子どもへ満たされない気持ちを潜在的に満たしてもらおうと
すると、最終的に、満たされる日はきません。おそらく、この対象者が
いなくなると、次の依存対象者を自然と見つける作業をするので、延々と
このループから抜け出せないことになります。
まずは、自分では気づかない満たされない気持ちが心の片隅にあるのだという
ことを意識的に認識することが、向き合うための一歩になります。
アウトプットすることで、すっきりしてしまうという人種の人もいます。
いますよね。常に誰かの悪い噂話をしているとか、悪口を言い続ける。
他人の悪口を聞き続けるのって、結構苦痛なんですよね^^
でも、なぜ他人を悪くいうのかといえば、満たされない自分を隠すためです。
他人を悪くいって評価を下げて、自分を優位に立たせるのです。自分が上へ
上がるのではなく、他人を蹴落として、自分を高い位置にいると優越感に浸る行為。
これが潜在的な癖になってしまっているのです。こうすることで自分を瞬間的に
■満たされない気持ちが内側に向かう場合
満たされない気持ちが内側に向かう場合ということも当然あります。
私の場合、外側に向かう時と内側に向かう時が混在しておりました。
どちらかというと、この場合は厄介で、すべてをうちに秘めてしまいますので
周りがそれに気づきにくいということです。
満たされないのは、自分の責任。自分の価値、自分の居場所、すべてを肯定することが
できない脳の思考は、自分自身を真綿で首を絞めるかのように自分の体を削り取って
行きます。
具体的には、
・自傷行為を繰り返す。
・オーバードーズを繰り返す。
・自殺をしてしまう。
・どこかへ消えてしまいたい。
最悪は自分で自分の命を絶ってしまうというあってはいけないことが起こります。
自分が生きていることが苦しくて苦しくて、この苦しみから解放されたいがために
自殺で解放されようとしたり、自分の居場所がどこにあるのか、自分の存在価値が
本当にあるのかそんなことに疑問を感じて、自殺へと向かう場合もあるでしょう。
死にたい消えたいと思ってしまうことを希死念慮といいますが、私自身もかなり
苦しめられました。この頃からよく本当に戻ってくこれたなと思うほど、絶望的な
イメージしか湧いてこないという感覚でした。
■自殺は安易な選択肢で、そこから生まれる物はなにもない。
満たされない気持ちを外側へ発散しているとは、全く違う思考が生まれるわけです。
自殺をしたら、どのぐらいの人に迷惑がかかるかなど考える余裕もないのでしょう。
私自身も何度もそう言う気持ちにさいなまれましたが、比較的冷静なときに、
どんな迷惑がかかるのかを考えることで気持ちに歯止めをかけることができました。
・死体を処理したり、検死する人に迷惑がかかる。
・変な場所で自殺をすると警察が捜索するのに迷惑がかかる。税金もかかる。
・身寄りが全くなかったとしても、火葬したりは誰かがやらないといけない。
・借りている部屋で自殺すれば、オーナーに迷惑をかける。
・自分の家で自殺しても、家族に迷惑をかける。
・葬式を上げたり、警察からの事情聴取で家族に迷惑をかける。
・死亡届など家族が役所で手続き、会社や知人へ連絡が必要になる。
などなど、とにかく思っている以上に迷惑をかけるということが
分かっていないで自殺ということを選びます。これこそ究極の
自分勝手と言えるかもしれません。もちろん自殺する人はそんなことを
考える余裕さえない状態であることも事実ですが…
他人を傷つけて殺してしまうのと、自分を自分でいじめて殺してしまうことは
同じ事です。自分の命だから粗末にして良いという事はないのです。
人間のタイプによって、満たされない気持ちがどのような姿に変化するかは
人それぞれです。しかし、もしそれが苦しくて苦しくてどうしようもないのであれば、
自分や他人を傷つけて誤魔化し生き続けることより、自分の満たされない気持ちを自ら
探してあげるということが最終的にもっと生きやすい世界を提供してくれるのかもしれません。
満たされない自己愛 ――現代人の心理と対人葛藤 (ちくま新書)
みとめられるような世の中になってきました。セクハラでもパワハラでも、
受け止める方が嫌悪感を持ってしまったら、その行為はハラスメント(いやがらせ)
になってしまうということです。
家庭内だとそれがモラハラと呼ばれるのかもしれませんね。
価値感が多様化してきているので、何が最善で何が最悪ということも一概には
いえないことが多く、白黒思考の人間には住みにくい環境になってきたのかも
しれません。満たされない気持ちも色んな形のハラスメントを生み出します。
■満たされない気持ちが外側に向かう場合
満たされない気持ちを持ち続けながら、生活を続けるとさまざまな支障を来します。
満たされない気持ちは「不満」「不平」「愚痴」「泣き言」などに形を変えて、いろんな
方向へその矛先を求めようとするのです。
この気持ちが外側へ向かう場合とはどんなケースでしょうか。
・他人や周りへ責任転嫁をして、自分の正当性を保とうとする。
・反社会的な行動をすることで、自分の居場所を探そうとする。
・家族、配偶者、子どもへ満たされない気持ちのはけ口とする。
私は、どちらかというと一番最後の部分に該当するわけです。
配偶者であったり、子どもへ満たされない気持ちを潜在的に満たしてもらおうと
すると、最終的に、満たされる日はきません。おそらく、この対象者が
いなくなると、次の依存対象者を自然と見つける作業をするので、延々と
このループから抜け出せないことになります。
まずは、自分では気づかない満たされない気持ちが心の片隅にあるのだという
ことを意識的に認識することが、向き合うための一歩になります。
アウトプットすることで、すっきりしてしまうという人種の人もいます。
いますよね。常に誰かの悪い噂話をしているとか、悪口を言い続ける。
他人の悪口を聞き続けるのって、結構苦痛なんですよね^^
でも、なぜ他人を悪くいうのかといえば、満たされない自分を隠すためです。
他人を悪くいって評価を下げて、自分を優位に立たせるのです。自分が上へ
上がるのではなく、他人を蹴落として、自分を高い位置にいると優越感に浸る行為。
これが潜在的な癖になってしまっているのです。こうすることで自分を瞬間的に
■満たされない気持ちが内側に向かう場合
満たされない気持ちが内側に向かう場合ということも当然あります。
私の場合、外側に向かう時と内側に向かう時が混在しておりました。
どちらかというと、この場合は厄介で、すべてをうちに秘めてしまいますので
周りがそれに気づきにくいということです。
満たされないのは、自分の責任。自分の価値、自分の居場所、すべてを肯定することが
できない脳の思考は、自分自身を真綿で首を絞めるかのように自分の体を削り取って
行きます。
具体的には、
・自傷行為を繰り返す。
・オーバードーズを繰り返す。
・自殺をしてしまう。
・どこかへ消えてしまいたい。
最悪は自分で自分の命を絶ってしまうというあってはいけないことが起こります。
自分が生きていることが苦しくて苦しくて、この苦しみから解放されたいがために
自殺で解放されようとしたり、自分の居場所がどこにあるのか、自分の存在価値が
本当にあるのかそんなことに疑問を感じて、自殺へと向かう場合もあるでしょう。
死にたい消えたいと思ってしまうことを希死念慮といいますが、私自身もかなり
苦しめられました。この頃からよく本当に戻ってくこれたなと思うほど、絶望的な
イメージしか湧いてこないという感覚でした。
■自殺は安易な選択肢で、そこから生まれる物はなにもない。
満たされない気持ちを外側へ発散しているとは、全く違う思考が生まれるわけです。
自殺をしたら、どのぐらいの人に迷惑がかかるかなど考える余裕もないのでしょう。
私自身も何度もそう言う気持ちにさいなまれましたが、比較的冷静なときに、
どんな迷惑がかかるのかを考えることで気持ちに歯止めをかけることができました。
・死体を処理したり、検死する人に迷惑がかかる。
・変な場所で自殺をすると警察が捜索するのに迷惑がかかる。税金もかかる。
・身寄りが全くなかったとしても、火葬したりは誰かがやらないといけない。
・借りている部屋で自殺すれば、オーナーに迷惑をかける。
・自分の家で自殺しても、家族に迷惑をかける。
・葬式を上げたり、警察からの事情聴取で家族に迷惑をかける。
・死亡届など家族が役所で手続き、会社や知人へ連絡が必要になる。
などなど、とにかく思っている以上に迷惑をかけるということが
分かっていないで自殺ということを選びます。これこそ究極の
自分勝手と言えるかもしれません。もちろん自殺する人はそんなことを
考える余裕さえない状態であることも事実ですが…
他人を傷つけて殺してしまうのと、自分を自分でいじめて殺してしまうことは
同じ事です。自分の命だから粗末にして良いという事はないのです。
人間のタイプによって、満たされない気持ちがどのような姿に変化するかは
人それぞれです。しかし、もしそれが苦しくて苦しくてどうしようもないのであれば、
自分や他人を傷つけて誤魔化し生き続けることより、自分の満たされない気持ちを自ら
探してあげるということが最終的にもっと生きやすい世界を提供してくれるのかもしれません。
満たされない自己愛 ――現代人の心理と対人葛藤 (ちくま新書)
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