アスペ嫁と苦悩夫の奇妙な冒険

自閉症スペクトラム圏当事者の方、サポートしている方、
色々と毎日疲れることがあるでしょうが、相手に求めすぎないで
生活できるようにしましょう！

アスペ嫁は、平常運行で相変わらず、コミュニケーションは難しいです。
だめ出しをすればするほど、相手の自己肯定感、自尊心は低下していくので、
毎日、ねちねち、ぐちぐち、ボディーブローはむしろ諸刃の剣となります。

どこかで、そんな自分を卒業することが幸せ感をアップさせる
1番近い行動になるでしょう。

パートナーからすると、ここまで執着できるのは、
やはり自分がACだからなのかとも思ってしまいます。

インナーチャイルドを癒やしていくうちに、なんだか、
わからない人に無理に合わせて、ストレスを溜める生き方は
ばからしいなぁとも思うようになりました。

いままで、この人に振り回されて、いかにも自分は大変です！を周りにアピールして、
それでも頑張って離婚もせず、良い夫として妻をサポートしているんですよ！
と、世間から自分が良く評価されたいから執着が大きかったのでしょう。

何度も離婚したいとは思いましたが、結果的に切り出せない自分が居ました。

良くいえば、自分が頑張れば相手はいつかはわかってくれる！という
勝手な自分の理想を固定観念に持ってしまっているのですが、

悪く言えば、このアスペ嫁という依存対象が居なくなってしまっては、
自分の評価を間接的に高めることが出来なくなる不安感、この人がダメだから
自分の良い面が引き立つと言う一面があり、そこを自分の居場所としまっているため、
そこからしがみついて離れられないという感じです。

アスペ嫁からすれば、自分が出来ないことを効率よくこなしてくれる
パートナーは口うるさかったとしても非常に助かってしまうので、
相手が色々やってくれることが愛情だと勘違いして、そこに依存する。

こういう共依存で持っているようなものだと、客観的に感じるようになりました。

そう客観的に考えられるようになると、こんな嫁で生活は大変だけど、
自分を見つめ直すためのきっかけを作ってくれた張本人であり、
ある意味ありがたい話だと肯定的に受け止められる面も出てきたように感じます。

とにかく私みたいなACタイプの人は、周りの雑音に自分を合わせようとしすぎて
頭をオーバーヒート状態でも活動させ、ストレスを溜めて爆発するので、
1日10分でも、瞑想をして全く何も考えない時間を作ると良いと思います。

何も考えないって、訓練しないとかなり難しいですが、やっていれば誰でも出来ます。

怒っているうちは、血圧は上がり、楽しい気持ちにはどうしてもなることができません。

怒りをコントロール（我慢とは違う）することが、私たちの幸せの鍵でもあります。

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