アスペ嫁と苦悩夫の奇妙な冒険

どうしても、自分の一番近くに居る人や、
本来であれば大切だと思っている人へなんでもかんでも、
上手くいかないことを責任転嫁してしまうアダルトチルドレン。

※あくまで、私のようなACの場合の話です。
ACでも個別に異なりますので、参考程度に＾＾

自分の中では、頑張っているはずなのに、上手くいかない。。。
その心には逆の意識も存在します。

こんなに頑張っているのだから、上手く行って良いはず！
こういう気持ちは誰でも持つときがあるかも知れません。
たまにであれば、生活に支障は来さないでしょうが、
私のようなACの場合、大抵のことは、こういう発想で
物事や対人に関して向き合っていたと思います。

いわゆる「すねる」と言う感情です。
幼児で言うと、だだをこねている状態＾＾。

大の大人が、すねているということを認めるのは
結構恥ずかしいことですし、難しいですが、
まずはこれを認識できるか否かが
大きな分岐点になるのではないでしょうか。

「頑張っている私を褒めたり、称賛したりして心を満たして！」
そんな風に自分の心が常に叫んでいるのです。

周りから見える自分でしか、自分のことを見つめられていない証拠ですね。
潜在意識の中で、自分で本当の自分を見つめるのが怖いという
自己防衛反応が働いていることが考えられます。

本当の自分の気持ちを言ったり、行動すると親が困るから、
親が怒るから、不機嫌になるから自己防衛するしかなかったのです。

これは、自分の責任ではありません。

親の責任です。ただ、親を責めるのはお門違いです。
親も、じいさんばあさんに、じいさんばあさんは、さらに
自分の親にやられているのです。

自分も子供が出来れば同じ事をしますから。
子供が居なかったとしても、自分の近い人に求めますから。

無意識的に被害者になっていて、加害者にもなるのです。

これを憎しみや復讐心の感情でどうにかしようと思っても、
結果的に自分の心は満たすことは出来ません。

ACも悪循環をたどると、この被害者意識ばかりが肥大化して、
自分が加害者でもあることに気づきません。

被害者意識が大きくなれば当然、人当たりもきつくなり、
疑心暗鬼になり、常に心は逼迫した状態に陥ります。

とても、幸せを呼び込むどころではないのがわかるでしょう。

こういう世界観は、私たちが種を植えたのではありませんが、
どんどん悪い感情を日々成長させているのは自分自身であることも
気づかないといけません。

小さい頃から、素直な気持ちや、本当の気持ちを押し殺して
生きてきた結果の延長線が今なのです。

親の気持ち、周りの気持ちに合わせて生きること、
自分が少し我慢さえすれば、丸く纏まるならそれで安心、
安心感や平穏な生活を本能的に求める幼い心が、自己防衛にため、
そうすることで自分の安心や平穏な生活を演出していたとも言えます。

そんなに、幼少期に気持ちを押し殺していないと思う！と感じる人は、
自分では意識無く、親の過干渉に誘導されて生きてきた
可能性があります。

⇒ムームードメイン

「忘れ物しちゃいけないから、お母さんが学校の準備してあげる」
「明日着ていく物は、お母さんが選んであげる」
「学校の宿題、夏休みの宿題は、お母さんが全部やってあげる」
「〇〇高校、〇〇大学なんかいいんじゃないの？」
「あなたは公務員に向いていると思う」
「女の子だから、4大でなく短大ぐらいでいいでしょう。」
「結婚するなら、才色兼備の女性が良いわよね」
「孫は最低2人ぐらいは欲しいわ」
「老後は兄弟で誰かが見てくれればいいから。」

あげればきりが無いですが、過干渉の親は、脅迫的な行為や
命令はしないものの、一つ一つの発言が、子供の心理を親の思うままに
誘導するという親本人も自覚がないかたちで、子供も誘導されて育ちます。

親は子供ために。。。という常套句を使いますが、
実際は、自分の理想を子供に押しつけていることが殆どです。

こういう背景があって、今の自分の極端な考え方が生まれたのだと、
認知していくことで、自分の体にとって無理な考え方をしていることに
気づくことが出来るかもしれません。



⇒『3分間、禅リラクゼーション瞑想法　』