2020年04月27日
南仏の地酒、ピノノワール
ヴァン・ド・ペイ(地酒)
ヴァン・ド・ペイ(Vin de Pays)とは
1979年のフランスのワイン法で定められた
カテゴリーで、日本語では地酒というが
テーブルワインよりも上のクラスである。
ラングドック
Vin de Pays d'Ocの表示があったら、それは
ラングドック・ルーション地方全体の地酒という事。
カジュアルワインで有名な一大産地。
マルセイユよりも西、そしてスペインとの
国境までと4県にまたがる広大な面積なのだ。
南仏のピノノワール
VdPドック・ピノ・ノワール
南フランスで産されるピノは
ブルゴーニュとはまるで異なるが
値段も3分の1ほどなので
そこは笑って許してしまおう。
【ミディアムボディ】「レ フォンタネル ペイドック ピノ・ノワール」 750ml 価格:1,322円 |
ピノノワール
南フランスは温暖だと思われがちだが
いやいや、標高の高い場所もあり
ピノノワールが元気に育つ
冷涼な地域もあるのだ。
印象
品種特有の梅っぽいニュアンス。
意外にしっかりとしたタンニン。
美しい色合い。
最初のひと口はすこし物足りなさを
感じるのだが、飲みすすめると
妙にやさしさがクセになる。
提供のしかた
少し冷やし目のほうが良いと思うが
ガブガブいっちゃいそうなので
それもどうかという具合である。
渋みの少ない赤ワインをご所望の方に
超お勧めである。
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