2020年07月02日
コート・デュ・ローヌ入門
昔ながらのローヌの味
コート・デュ・ローヌ・レザベイユ
生産者はジャン・リュック・コロンボ
懐かしい味なのだ。
まだ二十歳そこそこの頃
粋がってフランス料理店に行くのだが
「ハウスワインをグラスで」とは
口が裂けても言えなかった少年には
コート・デュ・ローヌという産地は
どんなレストランでも置いていて
しかも安価なので、かならず
オーダーしていたワインだ。
それでも少年の給料なんて微々たるもので
エンゲル係数の高さだけが自慢だった。
ローヌのワインも、今日では濃い飲み口の
いわゆるミシェル・ローランちっくなワインが多く
お客様からのウケはいいのだが、どうも違うな、と
感じていたのだが、このワインは昔ながらのローヌであり
エンゲルな少年時代を思い起こし、奮い立たせてくれるワインだ。
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