2013年12月29日
【都立中高一貫校】「東大入試問題を解ける頭脳」を求めると都立中高一貫校受検問題に行き着く
★ 突然ですが・・・
東大の入試問題を解いたことはあるでしょうか?
「そんな無茶を言うな」とお叱りを受けそうですが、都立中高一貫校に興味のあるご両親は、問題を解かずとも、一度さらりと眺めるだけでも良いので、お勧めします。
前回のブログからの繰り返しになりますが、都立中高一貫校の受検問題は難関国立大学への受験・進学が狙える子供を集めることに意識を払い作っており、そう考えると難関国立大学の入試問題を知ることは非常に意味あることだからです。
都立中高一貫校の先生方は、東大をはじめとする難関国立大学の入試問題を分析し、その分析結果に基づいて受検問題を考えているのは疑う余地のないことですから。
★ 少しはとっかかり易い日本史で東大入試問題を見よう!
そこで、英語、数学は、さすがに普段から勉強していないと手も足もでないかと思いますので、日本史の東大入試問題で眺めてみるのはどうでしょう。
(東大入試問題の日本史は、回答することの難易度は半端なく高いですが、学校である程度の勉強をしてきた方なら問題の意味は理解できるため、例としては一番良いと思います。)
日本史には、とっておきの本があります。
東進ハイスクールの相澤先生が書いた「東大のディープな日本史」という本で、過去の日本史に関する東大入試問題をピックアップし、その内容を紹介したものです。
Click!! → 東大のディープな日本史 ← Click!!
この本を読んでいただくとよくわかりますが、東大など難関国立大学レベルになると、日本史も暗記科目ではなく、「論理的に資料を分析する力」と「自らの考えを的確に説明する力」が求められる科目であることが非常に良くわかります(寧ろ、暗記の要素はないと言っていい)。
当然、日本史だけの話ではなく、英語、数学、物理、化学、現代文・・・などなど、全ての科目において、「物事を論理的に考える能力」と「自らの考えを的確に表現する能力」が強く求められています。
★ だから、受検で「算数力」と「表現力」が求められる
今回、突然に東大の入試問題のことを書いたのは、ふと以前に読んだ「東大のディープな日本史」を思い出し、これなら東大など難関国立大学の入試問題の傾向を把握しやすいのではないかと思ったためです。
そして、東大など難関国立大学の入試問題の傾向が把握できれば、なぜ都立中高一貫校の受検問題で、「論理力を伴う算数のセンス」と「文章表現力」が強く求められるのかを実感頂けると思ったためです。
★ 私立は受検問題や学習スタイルを真似てくるはず
よく、都立中高一貫校は、「学力による選抜をしてはならず、子供の適性を確認するものでなければならない」という縛りから、私立中高一貫校のような受験問題を出せないと言われます。
大多数の方がこの理由を信じているのではないでしょうか?
おそらく、受験業界のプロの塾講師達の多くも信じていると思います。
しかし、都立中高一貫校側からすれば、何の縛りも受けておらず、むしろ難関国立大学にチャレンジできる真の実力ある子供達を集める為の問題を、自由に作り出せているはずです(今まで記載したことを読んで頂けるとご理解頂けると思います)。
今後、都立中高一貫校の受検問題のあり方や、入学後の学習方法を、私立中高一貫校側がどんどん真似て取り入れてくるようになると思います。
成功しはじめている都立中高一貫校のスタイルを真似ていかないと、特に中堅レベルの私立中高一貫校は淘汰されて存亡の危機に陥りますから。
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<ご参考>
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※ 2017年の各都立中高一貫校におけるZ会会員合格者数:桜修館(56名)、白鴎(38名)、三鷹(35名)、南多摩(25名)、大泉(25名)、立川国際(25名) 、小石川(23名)、富士(23名)、両国(19名)、九段(18名)、武蔵(10名)
Z会は適性検査と同じ「考えさせる」系統の問題が多いため、このように大勢が各都立中高一貫校で合格しているのだろうと思います。
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次の作文の通信教育を上手く活用できれば効果は大きいと思います。
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都立中高一貫校の適性検査対策は、「論理的な」考え方を身に付けることです。
各校で出題形式に差がありますが、作文はいかに論理的な文章を書けるかがポイントとなります。
論理的思考による文章の書き方を指導している福嶋国語塾の福嶋先生の本から、都立中高一貫校の適性検査対策に最も適したものを紹介します。
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しかし、ここで紹介する”のうだま―やる気の秘密”は、科学的根拠に基づく事実を簡単に説明している本です。
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以上
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