2015年02月01日
【都立中高一貫校】 一心不乱と自由な気風
★ 一心不乱
本日を含め、あと3日で、都立中高一貫校は受検日を迎えます。
いよいよですね。
受検生の皆さんには、とにかく全力を出し切れるよう、頑張ってほしいと思います。
さて、今日は、以前から書き続けていた「都立中高一貫校の良さ」の続き(最後の部分)を書こうと思います。
でもその前に・・・。
先ほど息子の通う都立中高一貫校のホームページを見ると、校内の至る所で勉強に打ち込む6年生(高3)の写真がアップされていました。
一昨年の初冬だったと思いますが、たまたま学校に行った私は、まさしくアップされた写真のような光景を見ました。
校内の廊下など至る所でひたすら勉強に打ち込む生徒達の姿を目の当たりにしたのです。
特に職員室や図書館付近にはかなりの生徒がいた記憶があります。
(後で聞いた話では、先生やチューター(難関国立大に進んだOB/OG達)にすぐ質問ができるよう、職員室付近の廊下や図書館内とその付近で勉強している生徒が多いとのことです。)
この光景を最初に見た時、「なぜ、この子達はこんな寒い廊下で勉強しているのだろう?」と凄く不思議に思ったものです。
しかし、一心不乱に勉強していること、勉強している生徒の数がやたらと多いことから、その不思議な思いは、やがて感動に近い気持ちに変わったことを思い出します。
おそらく、1期生から自然と見られるようになった風景で、まだ歴史は浅いだろうと思います。
しかし、この風景が毎年続いているのは、素晴らしいことだと思います。
★ 自由・公正
さて、前置きが長くなりましたが、「都立中高一貫校の良さ」を紹介していきましょう。
以前の記事の中で、私がすぐに思いつく「都立中高一貫校の良さ」として、次のことを挙げました。
@ 勉強、部活や学校行事など様々なことに意欲的な生徒が多いので、常にポジティブな刺激を受ける環境であること
A レベルの高い教育を、安い費用で学ぶことができること
B 高校受験が不要の為、レポート作成など本質的な学習に多くの時間が割かれていること
C 「自由・公正」という多くの都立高校にある気風を、都立中高一貫校も強く受け継いでいること
@ABは既に書かせて頂いたので、今日はCです。
「自由・公正」と言っても、なんとなく漠然としていますので、次の観点に分けて話をしましょう。
A : 学校行事等の運営
B : 校則などルールの存在
★ 学校行事等の運営
学校側は、母体行からの伝統を引き継ぎ、様々な学校行事の運営を生徒に任せます。
記念祭(文化祭)などの大きな行事から、XXX合宿というようなちょっとした行事まで色々あります。
表現するのが難しく、なかなか良い例も思いつかないのですが、一つ例を挙げてみましょう。
毎年5月に、クラスマッチ(3日連続で行う球技大会&運動会)があります。
当然ながら、このクラスマッチも生徒が主体となってテーマから運営細部までを検討し、準備していくことになります。
そして、入学したての1年生も例外ではなく、様々なことに生徒主体で参加することになります。
つい数か月前までランドセルを背負っていた子供達ですが、自分達で誰がどの競技に出るかとか、朝練を行うか否か、朝練をする場合はその予定・場所をどうするか、各種目のリーダーは誰か、各種目の応援をどうするか、お揃いTシャツのデザインをどうするか・・・などほぼ全てを生徒達で話し合って決めます。
そして、その決定内容がよほど常識から外れていない限り、先生方から待ったをかけることはないようです。
★ 校則などルールの存在
私が詳しく知らないだけなのかもしれませんが、細かな規定を明文化したような校則はないと思います。
携帯電話の使用には、学校側は少し神経質なまでに注意を払っているように思いますが、それ以外のことは、ほとんど細かなルールはないと思います。
(携帯電話の使用に注意を払うのは、様々な犯罪に巻き込まれる可能性があるなど、まだ社会経験の乏しい生徒達を守る意味合いが大きいと思います。)
学校側のスタンスは、「常識の範囲で、生徒自らがよく考えて行動しなさい」というものです。
このような状況ですので、制服の着方や髪型の制限もなければ、部活の活動時間についての制限も緩く、学外での活動も細かく干渉するようなことはないようです。
私立中学・高校は様々な学校があるため一括りに比較できませんが、少なくとも一般的な公立中学より、かなり自由な生活を送れると思います。
ちょっと聞いた話で詳しいことは何も知りませんが、芸能活動をしている生徒も何人かいるようです。
もちろん、学校側は芸能活動を制限するようなことはしません。
学校側は、よく「極力、部活動に入りなさい」と指導しており、これは「勉強以外のことでも夢中になれることを探しなさい」という考えが背景にあるのだろうと思います。
芸能活動もその延長線上にあり、その活動で生徒本人が充実した生活を送れるなら大いに結構ということなんでしょう。
非常に、自由な気風に満ちていると思います。
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