2014年03月08日
【都立中高一貫校】 知ってますか? " 素数ゼミ "
★ 素数ゼミって知ってますか?
突然ですが、素数ゼミをご存じでしょうか?
北米大陸にいるセミなのですが、13年と17年に大量発生するセミのことです。
私の場合、以前、ネットで偶然に見かけて名前は知っていました。
どこかの教育機関がこの素数ゼミの本を紹介していて、小学高学年の知的好奇心を刺激するのに最適だと読書を推奨していたように思います。
(改めて探してみたのですが、どこで見かけたのか見当たりませんでした・・・。)
そして、たまたまですが、図書館で素数ゼミの本を見つけたのです。
探していた訳ではないのですが、たまたま通りかかった場所にあり、目に入ったのです。
「素数ゼミの謎」という本で、手に取って見てみると、非常に解りやすい。
おそらく、ネットで偶然見かけた本も、この「素数ゼミの謎」だったように思います。
漢字にルビが振られていることや、簡単な言い回しで書かれていることから、確かに小学校高学年から中学生向けに書かれた本だろうと思います。
思わずその本をさらっと読み進めていくうちに思ったのですが、この本の内容は公立中高一貫校の適性検査に取り上げられてもおかしくないな・・・と。
素数ゼミの謎を解明していく方法が、公立中高一貫校の適性検査のスタイルと非常に似ていて、数字を使った論理的思考を養うには良い本だなと思ったので。
★ 数字を使った論理的思考に欠かせない要素が沢山
素数ゼミは、「13」年と「17」年に大量発生します。
13年又は17年の大量発生の年以外は、一匹も地上に姿を現しません。
17年ゼミは、17年もの長い間を地中で孤独に過ごし、そして17歳の夏1か月間だけを地上で人生(セミ生?)を謳歌し、死んでいくんです。
13年ゼミも、生きる年数が異なるだけで、17年ゼミと同じライフサイクルとなります。
なぜ13年と17年という周期で大量発生するかは、謎です。
「種を保存する」ことが目的で、このメカニズムになったのは確かなようですが、どのような経緯でこのメカニズムになったかはよくわからないのです。
このような素数ゼミに、この本の著者(吉村仁教授)は着目し、「なぜ素数の周期で大量発生するのか」を、生物学的かつ確率論的にその謎を解明していきます。
遥かな太古の昔には14年ゼミや15年ゼミなども存在したことが判明しているのですが、これら素数以外のセミが消えた理由も、図表や数字を使って解りやすく説明しています。
「素数」「公倍数」「確率」と言った、数字を使った論理的思考に欠かせない大切な要素が、非常に簡単で読みやすい本に含まれています。
お子さんと、「素数ゼミの謎」をぜひ読んでみてはいかがでしょう?
(下に「素数ゼミの謎」のリンクを添付しておきます。レビュー結果を見て頂きたいと思いますが、皆さん高く評価しています。図書館で借りる等してみて下さい。)
新品価格 |
↓ クリックをお願いします! ↓
J.F.ケネディやビル.クリントンなど多くの欧米政治家が尊敬する江戸中期の米沢藩主上杉鷹山の名言。
私はこの言葉からいつもパワーを頂いています。
クリック頂けるといいことあるかも!?(ブログ村のランキングが開きます)
<ご参考>
〇 "お勧め!" 論理的思考力を鍛えるための学習
「論理的に物事を考える力(=論理的思考力)」を鍛えるには、とにかく「子供のチャレンジ精神をくすぶり、かつ、質の良い問題に多く取り組むこと」に尽きますが、これにはZ会が最適です。
Click!! → Z会小学生向けコース。学年別「おためし教材」もらえます ← Click!!
☆ 資料請求だけでもしてみてはどうでしょう?
(Z会は安心です。資料請求しても、電話等による不快な勧誘を受けることはありません。又、資料請求すると、効果的な学習方法を紹介する冊子も貰えます。無料ですから、当リンクからの資料請求をご活用ください)。
※ 2016年の各都立中高一貫校におけるZ会会員合格者数:白鴎(41名)、桜修館(41名)、三鷹(27名)、小石川(22名)、九段(21名)、南多摩(20名)、大泉(19名)、富士(17名)、立川国際(17名) 、武蔵(15名)、両国(11名)
Z会は適性検査と同じ「考えさせる」系統の問題が多いため、このように大勢が各都立中高一貫校で合格しているのだろうと思います。
〇 作文を上達させる家庭学習
作文の上達には、文章の正しい書き方を学び、そして数多く文章を書くことが必要です。
次の作文の通信教育を上手く活用できれば効果は大きいと思います。
こちらも資料請求だけでもしてみてはいかがでしょうか。
Click!! → ブンブンどりむ ← Click!!
〇 各都立中高一貫校の過去問
「目指す学校」は「どのような問題を出すのか」を知ることは非常に重要です。
又、過去問をよく目にする場所に置いておくだけで、「モチベーションのアップ&維持」に有効です。
Click!! → 各都立中高一貫校の過去問を見る ← Click!!
〇 論理的な文章構成力を習得するための本
都立中高一貫校の適性検査対策は、「論理的な」考え方を身に付けることです。
各校で出題形式に差がありますが、作文はいかに論理的な文章を書けるかがポイントとなります。
論理的思考による文章の書き方を指導している福嶋国語塾の福嶋先生の本から、都立中高一貫校の適性検査対策に最も適したものを紹介します。
・ 指導する保護者向け
次の本を読むと、作文指導で何を子供にアドバイスすれば良いかが理解できます。
Click!! → 「ビジネスマンの国語力」が身につく本 ← Click!!
・ 子供向け
福嶋先生はどれも素晴らしいと思います。
特に、”「本当の国語力」が驚くほど伸びる本―偏差値20アップは当たり前!” はお勧めです。
Click!! → 福嶋先生の主要な本 ← Click!!
〇 「やる気」スイッチをONにするための本
「やる気」を出す系統の本には、根拠レスな気合論の内容が多いものです。
しかし、ここで紹介する”のうだま―やる気の秘密”は、科学的根拠に基づく事実を簡単に説明している本です。
Click!! → のうだま―やる気の秘密 ← Click!!
〇 シカクいアタマをマルくする
「日能研」の電車内広告の問題が好きなこともあり、紹介したいと思います。
勉強方法に困った時など、日能研の資料を見たり、場合によっては話を聞くと、何か役立つかもしれません。
通塾を強く進める訳ではありませんが、まあ無料ですから、気軽に資料請求でもしてみてはどうでしょう。
Click!! → ≪日能研公式サイト≫ 詳しい資料はコチラ ← Click!!
以上
都立中高一貫校 都立中高一貫 都立中学 公立中高一貫校 難関大学 桜修館 作文 小石川 東大
武蔵 両国 富士 九段 立川国際 三鷹 大泉 作文 東大 過去問 対策 合格するには 説明会 評判
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/2282373
この記事へのトラックバック
やはり、サンプルとは言え問題として取り上げられたことがあったんですね。
セミと言う身近な生き物で、周期・確率・公倍数などを使った能力を問う問題を作りやすい素材のような気がします。
そのときは「周期ゼミ」としていた気がします。
与えられた情報を表にし、整理することで規則を見つけるいい問題だったと思います。