2014年01月11日
【都立中高一貫校】他人事じゃない、都知事選挙!
★ だんだん熱くなってきた!
少しづつ、都知事選が盛り上がりつつありますね。
まずは東国原の名前が飛び交いはじめ、「こいつ、また出てくるのかな・・・」なんて思っていたところ、舛添元厚相が登場してきましたので、「これで決まりかな」と思っていました。
ところがドッコイ、最近では細川元首相の名前が・・・。
しかも、細川元首相は、小泉元首相と連携して出馬すると言っています。
いやいや、さすが首都の首長選挙だ!と言いたくなるようなビックネームが登場する面白い展開になってきました。
一都民として、まだまだ目が離せません。
オリンピックに脱原発にと、様々な面での施政方針に関心があります。
しかし、都立中高一貫校に通う子供を持つ保護者として、知事が変わると「都立高校・中高一貫校はどうなるか?」という漠とした不安があり、新しい都知事の教育観を早く知りたいものだと思っています。
これから都立中高一貫校や都立高校に子供を入れたいと思われているご両親も含め、私と同じ気持ちの保護者が多いのではないでしょうか?
★ 都立高校改革の歴史
まず、今までの改革の歩みを、ごくごく簡単に説明していきます。
改めて説明するまでもないと思いますが、今から50年程前は、都立高校は全盛期であり、日比谷高校などトップ校は、毎年百人単位で東大に卒業生を送り込んでいました。
それが、教育格差をなくすという歪んだ平等感から、学区制導入などの様々な制約を受け、都立高校は完全に凋落してしまいます。
そんな都立高校の惨状を打破すべく、1997年頃から都庁主導で都立高校の改革がはじまります。
そして、1999年に石原慎太郎が都知事になったことで、彼の教育観が都立高校改革にマッチし、都立高校改革が格段に前進することになります。
この流れの中で、都立中高一貫校も、当初は2校だけを開校する予定が、都知事の強い意向もあり、区立九段も含めると11校もできました。
そして、都立中高一貫校の学習指導も、難関国立大学への進学にターゲットを置くという、完全な進学校型となりました。
このように、知事の教育観は、都立高校・中高一貫校に強い影響を与えました。
★ 新都知事の教育観は?
そもそも、新都知事に誰がなるのかはわかりませんから、今は残念ながら、教育観の探りようもないです・・・。
細川元首相や舛添元厚相が有力視されていますが、今の都知事選の焦点は、脱原発であり、オリンピック成功なので、教育については取り上げられることは今のところ全くありません。
ただ、この状況を裏返して言うと、世論は、「教育については大きな問題がなく、現状を大きく変えることはない」ということなのかと思えます。
★ ここまで来ると誰が知事になっても大きな変化なし
これまで説明させて頂いた通り、「都知事の教育観」というものが、都立高校・中高一貫校の今の姿に大きな影響を与えてきました。
特に、この10年強の間、都立高校・中高一貫校は大きな変革期にありましたが、まさしくこの期間に、教育に強い関心を持っていた石原慎太郎が知事であったことは、都立復活に多大なインパクトを与えました。
仮に、石原慎太郎が知事でなければ、都立中高一貫校の数は今よりもずっと少なかったでしょうし、進学校型ではない他県によく見られるタイプになっていた可能性もあります。
そして現在、半分程度の都立中高一貫校は既に卒業生を出し、その卒業生が結果を出して世の中から進学校であることが認められつつあります。
まさしく、昇り龍の如く、勢いを加速させつつ、世の中からの支持を集めているということなんだろうと思います。
そして、他道府県も、東京での成功をモデルに、公立中高一貫校のあり方を模索しながら強化しています。
このような状況です。
都立中高一貫校の地盤は固まりつつあり、尚、その勢いを増しつつある状況で、新しい知事が都立中高一貫校のあり方を否定できるかどうか・・・。
私のイメージとしては、極端に左寄りの人物が知事にならない限り、都立中高一貫校のあり方は今と何も変わらないだろうと思います。
現時点で有力視されている、細川元首相や舛添元厚相が知事になる場合は、まず都立中高一貫校のあり方は、現状と同じになるだろうと思えます。
おっと、今思えば、最近は都立中高一貫校の内情をあまり書いていない気がします。
次回こそ、書きます。
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