2015年10月10日

パソコンサポートで出会った印象深い人々 (宝くじに高額当選した人編)

出張修理をしていた頃、あるサポート依頼が入りました。



依頼は自体は「メールが送受信できない」
という簡単そうな内容です。



普通のアパート、お歳は40才前後の男性からの依頼です。
人あたりのよさそうな方でした。
予想通りに依頼の不具合はすぐに解決し、
少し雑談をする事になりました。




その方がおっしゃるには、5年ほど前に宝くじに当たったのだそうです。
金額は3,000万円。当たってすぐに会社を辞め、
バイクを購入し、2か月程アメリカ横断の旅に出かけたそうです。
部屋にその時の写真が幾つか飾られていました。




そして、現在はその時のお金はもう残っていないとも
おっしゃっていました。
しかし、現在でもとても幸せそうに回想の思い出は語られておりました。





この時の私は羨ましいという気持ちよりも、
憐れみにも似た複雑な気持ちになった記憶があります。





自分はいくらお金が入っても仕事は辞めたくはありません。
5億位ならともかく、3,000万円くらいであれば普通に生活をしていても
10年くらいで無くなってしまう金額です。
貯蓄をした方が良かったのでは・・・。





・・・とその時は思っておりました。





しかし現在となっては、その方のその時の決断は素晴らしいと
思うように変わっていきました。
それは、その時にしか出来ない事がある。
と、いうのを歳を経るにつれ自分にも分かるようになったからです。





おそらく、そのような経験は、
その時にそれだけのお金が無いとできない事です。
その経験は良くも悪くもその後の人生を左右するはずです。





少し話は変わりますが、
先輩が大学卒業後に行政書士の資格を取ってすぐの頃、
かけだしだった事もあり、永年行政書士をされている事務所で
仕事を手伝った話をされた事があります。





毎日難しい依頼ばかりで、苦労して調べてはこなしていたそうです。
そうして何年か修行を積み重ね、やがて独立をしました。
そしてある事に気が付いたそうです。
来る依頼がどれもとてつもなく簡単だという事に。




どうやら、雇い主の行政書士は簡単な仕事は自分でこなし、
難しい案件ばかりを割り振っていたようなのです。
おかげでどんな依頼もこなせるようになり、
とても感謝している。と、先輩は言っておりました。





この話には続きがあり、その雇い主の行政書士の方は先輩が辞めて程なく、
事務所をたたまれたそうです。
何年も難しい案件を避け続けた代償ではないでしょうか。





現在では、提出する書類の多くが電子申請になり、
パソコンでの知識が必要になっています。
永年手書きで業務をされて来た年配の方には、
少し厄介な作業になっているのは間違いありません。





話は戻りまして、共通して言える事が
「人がなかなかできない経験をするという事は力になる」です。





サポートをしていると、どうしても初めのうちは
お金の計算ばかりをしてしまいがちです。
確かにそれはある程度は大切な事ではあります。
しかし、時には金額に見合わないような案件をこなす事も良いと感じます。
私はそういった時こそ思いがけない良い経験をする事ができました。




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