パソコンを組む時に大事に考えていることがあります。
それは、以下の3つです。
・コストパフォーマンス
・安定性
・静音性
一番重要なのは、予算内でどれくらい高性能なパーツを選別するかです。
1つの部品が、どんなに性能が良くても金額が高すぎては、他のパーツを削らざるを得ません。
CPU 選びが一番難しいです。今回も、CPU 選びには苦戦しました。
Core i9 が良いのは分かっていますが、高すぎです。
では、i7 か i5 か、画像処理チップの無いものにしてグラボを載せるのか、
それとも、画像処理チップ有りでグラボを削るのか等です。
自分のパソコンであれば、Ryzen CPU は有りなのですが、Intel を好まれる方が多く、
実際、不具合も少なく Intel ばかり選んで組んできました。
しかし、昨今の Intel 13、14世代 CPU は欠陥問題があり、選べなくなりました。
(※まだご存じない方は、「Intel 13、14世代 CPU 欠陥問題」で検索して頂ければと思います。)
かろうじて、今回は Intel 第12世代 CPU で組みましたが、わだかまりが残ります。
次に重要な安定性をクリアするには、発売されて間がない部品は選ばない事です。
評価が出そろって、安定性が確認できたものの中から選ぶようにしています。
特にマザーボードは当たりハズレが分かれやすい部品です。
それから、安定性を確保するのに意外と重要な部品が、「CPUファン」です。
価格の割に良く冷えて、静音性能が高い「虎徹」シリーズを良く採用しています。
自分はパソコンで一か所だけ高性能なものに変更するのであれば、CPU クーラーを真っ先に選びます。上のクラスの CPU は冷却しきれない場合は、性能を下げて熱を冷ます機能があります。良く冷えるという事は、パソコンの性能を最大限引き出せるという事だからです。
静音性で一番選ぶ部品は、ケースです。
良いケースと悪いケースの違いが一番分かりやすいのが、この静音性だと感じます。
悪いケースは本当に、集中力を欠くくらいうるさくて気になります。
それは、内部防音効果とケースファンの粗悪さから起こります。
あと、安いケースは金属加工が雑で、作業後に手が血だらけになるのも嫌な点です…。
ケースに取り付ける前にする作業
さて、部品が全部揃って、何をするかというと、下に置いたマザーボードに CPU をぶっ差します。
続いて、メモリと CPU ファンの取り付け。
そのまま豪快に VGA ボードを乗っけてコード接続… 起動 !!
起動の為に、ケースの電源スイッチコードと電源はつなげてますね。
「最低限のパーツでとりあえず立ち上げてみる。」とにかく、これが結構重要です!!
今回は、問題なく起動してくれました。
メモリーの初期不良や相性問題が、組み立て時に多い不具合です。
組み立てて行く過程で不具合があっても、ここで一度確認しておく事で、切り分けができます。
ケース基盤やコード類が問題の初期不具合も過去にありました。
今回は、問題が無かったので、ボードを乗っけて配線をします。
その後は、前回説明した内容をすすめるだけです。
特に何も問題なくスムーズに進行したので説明は省略させて頂きます。
あっ、イレギュラーな事が1点ありました。
SSD の箱を開けるとこんな状態でした。
中央の窪みに収まっていて欲しいところですが、運送時の衝撃で外れたのだと思います。
表面の部品が破損していないか不安になりましたが、大丈夫でした。
画像を残しているのは、問題があって返品するときに状況を伝えやすいからです。
箱がへこんでいるときなどは、開封前に画像や映像に残しておくのが良いです。
開封後に破損したのではない証拠になります。