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2020年11月16日

悪しき習慣

最近の父の食事は、おかゆと細かくみじん切りやマッシュにした副菜とミルクなどである。これを毎食用意している。歯が少なくなっていることに加えて、飲み込む力も衰えてきたので、ちょっと大きな粒は、飲み込めないといって口から出してしまう。だから、かなり細かく刻んでいる。副菜の定番は、鮭かサバのそぼろ、玉子焼きのみじん切り、カボチャやサツマイモの煮物など柔らかい野菜のマッシュ、おからなどである。これにミルクを加えたものが基本メニューだ。

おかゆは、炊いたご飯を使って朝作ったものを、毎回加熱して夕食まで食べさせている。ところが、実はこのおかゆが曲者なのだ。
毎日作っているから、だいたい適量を把握してはいるが、その日の父の体調によっては、あまり食べない日もある。朝は比較的食欲があるが、昼は時々食が進まないこともある。そうすると、夕食が終わっても少しおかゆが残ったりする。今は気温が低いから、翌朝でも食べられるのだが、さすがに一晩おくと、硬くなって父には飲み込みづらくなる。
そんなわけで、夕食が終わって残ったおかゆは、とにかく片づけないといけない。
私は、父の教え通り、男は夕食には米などを食べずお酒で主食分のカロリーを取るべし、というのを実践している。これが太るのを少しでも押さえていると信じてもいる。
ところが、目の前に残ったおかゆがある。もったいない精神も父母から教育されたので、食物を大切にする気持ちが強い。
というわけで、結局そのおかゆは、私が食べることになる。できるだけ、おかゆそのままの状態で食べていたのだが、私の夕食がワインにあうメニューだった時には、ちょっとチーズなどで味付けしたくなる。ワインに合うようにするには、ちょっとチーズを加えパン粉をかけてオーブントースターで焼けば、焦げ目のついた美味しそうなドリアモドキの出来上がりだ。
201116doria DSC_0256.JPG

かくして、週に何回かは、このミニドリアを食べるという悪しき習慣が、定着してしまったわけである。
今宵もまた、残り物を片づけるために、やむを得ずチーズと焦げたパン粉の美味しそうな香りをかぎながら、小さなドリアモドキを食べてしまった。ああ、なんということか!

それを食べながら、昔聞いたこんな言葉を思い出した。「みんなで食べても、あなたのぜい肉」・・・悪しき習慣には本当に困っている。(笑)












2020年11月15日

英語と私

アメリカ大統領選の投票は、ひとまず全50州の勝敗が確定し、バイデン氏が300人を越える選挙人を確保した。仮に多少の無効票があったとしても、もはやトランプ氏の負けは明らかだろう。しかし、トランプ氏は依然として敗北宣言を出すつもりはない。前代未聞の事態は続いている。

数日前、バイデン氏の勝利演説を聞きながら、ケネディ大統領の就任演説を思い出していた。1961年の演説である。このスピーチは、私が英語を好きになった大きなきっかけでもある。
201116ケネディ就任演説.jpg

たぶん中学生の頃だと思うが、英語学習雑誌に「ソノシート」と呼ばれるペナペナの赤いレコード盤のようなものが付録でついていた。その中にケネディ大統領のスピーチが英語の名演説テキストとして録音されていた。”We observe today 〜 “ という冒頭の力強い呼びかけにはじまるこのスピーチは、英語が持つ魅力と力を私に教えてくれた。高校生くらいまでは、確かこのスピーチの前半部分を諳んじることもできたように思う。今は、全く駄目だけれど。(笑)

私は、今どきの若者に比べれば英語はそれほどうまくないし、TOEICなどの資格も持っていない。しかし、このケネディのスピーチを初めて聞いた中学生の頃から英語に興味を持ち、兼高かおるさんの番組のおかげで、世界の国々への関心が高まり、モンキーズと、サイモンとガーファンクルと、ビートルズによって、英語の音楽に対する興味がわいた。以来現在に至るまで、英語に対する苦手意識はあまりない。

サラリーマン時代、最初に配属された飛行機会社の担当チームは、70年代当時としては珍しく国際的な部署で、時々外人から電話もかかってきたりしていた。そんな電話を私がたまたま取って、なんとかしゃべって対応していたのをそばで聞いていた当時の部長が、「お前英語できるんだな」と言ってくれた。しばらくして、その部長から、ある国の政府観光局の担当を命ぜられた。もちろん先輩と二人のペアで通ったが、最後は、私一人でほとんど対応した。この観光局の責任者がピノキオのゼペット爺さんのような人なつこい酒好きのオジサンで、大坂に一緒に出張したりしながら、次第に仲良くなった。これが、私が英語を好きになったもう一つの大きな理由だった。以来、社内で、外国対応も可能な営業のリストに入れられたようで、(実は、それほど英語力は高くないのに)その後もいくつかの海外クライアントを担当することにもなった。しかし、担当を命じられても、資格もないのに不安だということも多少言ったのだが、当時は英会話のできる人材も少なく、おおらかな時代で「まあなんとかなるよ」くらいのノリで仕事をさせられていた。しかし、英語にものおじもせず、多少会話することができるようになったのは、こうした仕事のお蔭であったと思う。
ヨーロッパへ長期出張した時の経験や、小さな観光局の英語の印刷物を作ったりといったことは、私にとっては、グローバルな者の見方とは何か?ということを教えてくれた。そのことについては、またあらためてじっくり書いてみたいと思う。

こうして英語を好きになった私にとって憧れの国でもあったアメリカは、今、大きな局面に立っている。トランプ氏がもたらした4年間の国家の変容は、この先どうなるのだろうか?バイデン氏がスピーチで語った ”Unity” が、これから4年の間に少しでも進行していくことを心から祈っている。












2020年11月14日

焼きたてパンの幸せ力

このところ、アメリカ大統領選のことなど、食べ物以外の話が多かったので、今日はパンの話を少し。
コロナVによって、ステイホームという言葉が流行り始めた頃、小麦粉が売切れになる事態が発生した。家にいる時間が長くなり、お菓子やパンを焼く人が激増したせいである。
こんな田舎町にもその影響は及び、当時、10日間前後だったと思うが、どこのお店にいっても小麦粉が欠品になっていてびっくりした。しかし、そのおかげで、自宅で焼いたパンの美味しさに目覚めた人も多かったに違いない。
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今夜もパンを焼いた。今日は、生地を丸めて最後に軽くぎゅっと押さえるのが弱かったせいか、ひとつは、生地が開いてしまった。でも、見た目は別にして、そこそこ美味しく焼きあがった。
今夜のお料理の方は、昨日、ブロックベーコンが安かったので、その残りでポトフを作った。あとは、数日前に作ったパテの残りと、ザワークラウト。
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この写真に写っている食べ物は、全て私の作ったものということになる。

焼きたてのパンの美味しさは、本当に素敵だ。どんなに美味しいパン屋さんで焼きたてパンを買っても、自宅に持ち帰れば少しさめているだろう。
しかし、自分で焼けば、他の料理とのタイミングをうまく合わせれば、熱々の焼きたてパンと一緒に料理を楽しめる。素人のパンであっても、焼きたての力は、すごい。美味しいのだ。これは、ものすごく「幸せ力」が強い。ほかほかの炊き立てご飯を食べると幸せな気持ちになるのと同じだ。
そんなわけで、今夜も、日々の疲れや悩みを、焼きたての味が忘れさせてくれた。
美味しいパンと美味しい料理、そしてお酒、これでまた明日も頑張ろうという気持ちにしてくれる。焼きたてパンに感謝である。

#自家製パン #焼きたてパン 












2020年11月13日

コロナV第3波!?

先ほど15時過ぎに、ニュース速報のテロップが流れたが、東京都での感染者が、今日も300人を大きく超えたという。これで3日連続の300人超え!
11月12日に国内で新たに確認された感染者は1634人。累計感染者から死者と回復者を引いた「感染している人」は、8月28日以来の1万人超えとなったという。ニュースでも第3波という表現が頻繁に登場している。
世界を見ても、アメリカでは一日に10万人を超える日が続き、累計ではなんと1000万人という恐ろしい感染者数になっている。世界中では、実に5200万人以上の感染者数を数える!
201113コロナ感染者数.jpg
(画像は、日経より)

本当に、人類の歴史上、前例のない疫病である。数字を見ていると、あまりに巨大な人数が毎日報道されるので、ちょっと感覚が麻痺してしまっているが、医療設備の整っていないアフリカなどの国では、もはや手の打ちようのない状況になっているのではないかと憂慮する。
日本にしても、このペースで感染者が増えていけば、医療体制の崩壊は免れない。おそらくある瞬間から、欧米と同様に、一気に医療対応のキャパを超えて行くのではないかと本当に心配である。

そんな折に、IOCのバッハ会長が来日予定だという。来年開催予定のオリンピックまで9か月あまりとなった現在も、中止という声は、正式にはあがっていない。このコロナVの猛威の中で、どうしてオリンピック開催を止められないか?とふつうの神経の持ち主なら考えるが、巨大な権益で動いている世界最大級のイベントは、もはや止められないのだろうか。もし中止すれば、巨額の放映権やIOCの財源などが、おそらく大打撃を受けるだろう。しかし、その目先の権益によって、日本は、来年の年末には、世界と肩を並べる感染者数になるかもしない。冗談ではなく、急激な感染増によって、東京の社会システムが壊滅的な打撃を受ける可能性は十分にある。
世界中で、5000万人を超える感染者がいても、オリンピックをやめる理由に当たらないというなら、いったい何人が感染したらやめる理由になるのだろうか?
あっそうか、今回のバッハ会長の来日は、日本の責任者たちに直接会って、中止を勧告するつもりなのかもしれない・・・なんて、ことはきっとないんだろうな。

#コロナウィルス #東京オリンピック












2020年11月12日

手仕事の日本

今日は数日ぶりの良いお天気。外出しようかとも思ったけど、父がデイサービスに出掛けている間しかできない障子貼りを引き続き行うことにした。年内に片付けたいと思っていたし。
すでに障子戸4枚は完了したので、今日は、欄間の障子。午後は美術館に出掛けたいと思っていたが、昼までに2枚の作業が終わったので、結局出掛けるのをあきらめて残りの2枚もやってしまうことにする。

古い障子紙と糊を洗い流し、桟を拭きながら、その美しさに思わず見惚れてしまった。
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私が物心ついた時からこの障子があったので、少なくとも50年以上たっていることは間違いないが、父の話によれば、この家が建った時からの障子だというから、ざっと100年ものである。細い木組みの欄間障子は、今も狂いもなく健在である。もちろん、木組みの一部に多少のゆるみはある。しかし、全体としては、4枚とも全く問題がない。乾かしながら、その美しさと作りの確かさ、100年前の職人の技に、あらためて感心する。

日本の家は、木と紙で出来ている、と書いたのはどこの外人だったか思い出せないが、和紙と木を、匠の技によって優れた道具や建築に活かしていった日本人の手仕事の素晴らしさは、本当に驚嘆に値する。
柳宗悦が書いた「手仕事の日本」は、民藝という言葉の生みの親である柳が、日本中の日常使う道具の持つ本質的な美しさと素晴らしさを書いた名著だが、障子などのシンプルな木組みというのも、日本人の当たり前の暮らしの中に生き続けてきた手仕事の傑作である。そう言いながら、実は、障子戸も今ではどんどん少なくなっている。生活が西洋化しマンション中心の都市部では和室も減ってきているし、田舎の家でもどんどん西洋型の建売ばかりに変わっている。
寒くて何かと不便な100年古民家に暮らす私としては、東京のマンションのほうが、生活するにははるかに便利で楽だ。しかし、父を介護しながら暮らしてきた7年の間に、生まれ育ったこの日本文化が詰まった歴史ある家を、私が元気な間は何とかメンテナンスしていこうという気持ちが強くなってきている。この土地にはほとんど接点のない東京生まれの息子に、この家に暮らすことを求めるのはもはや無理だろう。しかし、私の生きている間だけは、なんとか最低限の掃除をしたりメンテナンスしたりしてもたせていきたい、と障子を貼りながらあらためて思った。
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作業が終わり、すべての障子が新しくなった父の部屋はとても明るくなった。
障子というのは美しいなあ、と一息つきながら、貼り終わった障子をじっくりと眺めた。

#百年古民家 #障子












2020年11月11日

自動運転という未来

ホンダが、世界で初めて「レベル3」と言われる高度な自動運転の機能を搭載した乗用車を、今年度中に販売するという。
201111ホンダ自動運転NHK.jpg
(画像は、NHKより)

レベル3というのは、高速道路など一定の条件のもとですべての操作を自動運転のシステムに任せてしまうレベルということらしい。
ちなみに、このレベルというのは5段階に分かれていて、・レベル1:自動ブレーキ、車線維持など ・レベル2:自動で追い越しなど (レベル3は前述のとおり) ・レベル4:場所など限定で完全自動運転 ・レベル5:完全自動運転 という区分けのようだ。 
自動運転については、やはりトヨタか日産が先行しているのだろうと勝手に思っていたが、ホンダが世界初というのは、ホンダファンとしては嬉しいかぎりである。

それにしても、世界の自動車メーカーが競っているこの自動運転というのは、個人的にはどうも納得できないところがある。そもそも自動車というのは、自分で運転してこそ楽しいわけだし、人間はミスをするかもしれないが、機械だって故障する。それらを前提とした車社会だと思っている。機械に任せて、自動運転で目的地に行くというのなら、電車に乗ればよいのではないかと思ってしまって、自動車を運転するという本来的な楽しみがなくなってしまうのではないかと感じるのだ。
もちろん、昨今言われている通り、高齢者によるうっかり事故を防ぐには、自動運転が役立つ部分もあるとは思うのだが、事故防止であれば、現在実用化されている自動ブレーキなどの機能で十分な気もするのだが。しかし、さらなる安全を目指してということがあるからこそ、世界中の自動車メーカーが、これに取り組んでいるのだろうけれど。

でも、自動車が勝手に判断して車線変更したりされるというのは、どう考えても恐怖ではないか?そんな風に考えてしまう前期高齢者の私は、もはや自動運転の未来から置き去りにされているのだろうか?
まあ、18年前の壊れそうな欧州車を愛して乗っているような時代遅れの人間だから、そういう未来なら、乗り遅れても別にいいんだけどね。

#自動運転













2020年11月10日

感染者5000万人と希望の光

コロナVの感染者が、発生から約10ケ月で、世界で5000万人になったという。すさまじい数字である。しかも、アメリカや欧州での感染者の拡大がうなぎ上りになっている。日本でも、北海道や大阪での感染者数が急増しており、3波の勢いのすごさは、決して対岸の火事ではない。
201110コロナ感染者5000万人.jpg
(画像は、日経新聞より)

トランプ大統領が、選挙結果を受け入れることなく、訴訟など様々な反撃?の手段を画策しているが、一方のバイデン氏は、就任に向けて、コロナ対策への取り組みも発表している。どちらの動きが、大統領として適切なアクションなのかは言うまでもないが。

そんな中で、希望の光となるニュースも報道された。
ファイザーが開発しているワクチンが、臨床試験(治験)において9割の有効性が確認できたというデータを発表したのである。そして、年内または年明けにも供給が始まる可能性があるとアメリカのメディアは報じている。
もちろん、まだまだ臨床試験は続くので、今後の経過を注視する必要があるけれど、この短期間の中で、これだけの成果を出したことは素晴らしい。
しかし、喜ぶのはまだ早い。このワクチンは、メッセンジャーRNAという遺伝子の技術を使っているのだが、保存には、マイナス70度!という超低温環境が求められるという。
そんな冷凍保管機材は、どこの病院にもあるわけがないし、そもそも、運ぶときにもそんな超低温の冷凍設備を持つ車両や飛行機など、なかなかないだろう。

とはいえ、高い有効性を持つワクチンが開発されつつある、というのは、素晴らしい希望の光だ。もちろん、メーカー側が今年中に出荷できる体制を作っても、それをデリバーする仕組みづくりには、前述のとおり、もう少し時間がかかるだろうが。

それにしても、このワクチン、1回接種するのに、いったいいくらくらいになるのだろうか?PCR検査が、自費なら3万円以上ということらしいが、ワクチンも、1回3万円とかするのだろうか?1回10万円とかだと誰も打たないワクチンになっちゃうだろうし。

まあ、いずれにせよ、私は今まで通り、「極力人と会わない、人に会う時にはマスクをする、危険なところには出かけない、手洗いと消毒を徹底する」といった自己防衛を続けながら、しのいでいこうと思っている。

#コロナVワクチン













2020年11月09日

マイケルムーアの予言

Facebookは、時々、「過去の今日は、こんな投稿をしてましたよ」と教えてくれる。
今日は、4年前の大統領選挙の時のトランプについての興味深い話を思い出させてくれた。
それは、ヒラリーが負けて驚いていた時に、会社の優秀なる同僚が教えてくれたマイケルムーアの予言だった。(以下の>部分が、当時の私のFBの投稿の引用である)
201109マイケルムーアの予言.jpg
>さっき投稿したが、ムーア監督が7月に書いた「トランプが勝つ5つの理由」のネット記事では、例えば票の予想をこんなふうに書いている。例えば最初の項目は、
>1.Midwest Math, or Welcome to our Rust Belt Brexit
>1.中西部の票読み。ラストベルト(錆びついた工業地帯)の連中は、EU離脱と同じことが起きることを歓迎している。
>トランプは、ミシガン、オハイオ、ペンシルベニア、ウィスコンシンといった五大湖を取り巻く4つのブルーステート(民主党が強い州)に意識をフォーカスさせると思っている。>この4州は、もともと民主党が強い地域だが、2010年以降それぞれの州で、共和党の知事が選ばれている〜
>と・・・以下、4つの項目を説明している。そのどれもが当たっているし、今回のトランプの勝因が理解できる。
>2.The last stand of the Angry White man. :怒れる白人、最後の抵抗
>3.The Hillary problem. :ヒラリー問題
>4.The Depressed Sanders Vote. :意気消沈したサンダース支持者票
>5. The Jess Ventura Effect. :ジェシー・ベンチュラ効果
>・・・5つの理由の1番目から、的を射ている。
>これが7月の記事なのだから、まさに慧眼である。すごいですねムーア。ぜひご一読を。>(トップページの誇らしげな写真がぴったりです)

これらは、相当に、的確な意見で、ムーアは、これを4年前の7月、つまり大統領選挙の4ケ月前に分析しているのである。さすが社会派のお騒がせクリエイター、大したもんだ。

昨日、ようやくアメリカの各メディアが、バイデン氏の当選確実を報道し、バイデン氏も勝利宣言スピーチを行ってから一夜が明けた。
トランプ氏は、2日間ゴルフに興じていて、ツイッター以外、カメラの前ではコメントを発していない。(好きなゴルフで、この不愉快な事態を忘れようとしているのだろう)
妻と義理の息子は、敗北を認めることを勧めている、とCNNが報道していた。しかし、実の息子たちは、裁判などを継続して進めていくことを主張しているという。

さて、マイケルムーア氏は、こうしたトランプ氏の行動に対して、また何か発信してくれるのだろうか?痛烈な一撃を期待したいところである。
(ムーア氏の原文は、なかなか面白いのでご一読をおすすめします:https://michaelmoore.com/trumpwillwin/?fbclid=IwAR3sfUTvhU9-DKEG1jIdmny2-icsfkXDgUTWF01J5fnid4-lB5du7mtNJQ4 )

#アメリカ大統領選 #マイケルムーア
















2020年11月08日

大統領のスピーチ

まだトランプ大統領の訴訟騒ぎが残ってはいるが、ようやく米国大統領選が決着した。
ジョーバイデン氏が290人の選挙人を獲得して、当選確実となった。

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バイデン氏の勝利宣言スピーチは、久しぶりに大国のトップにふさわしい堂々たるものだった。品位に欠け自分の自慢が大半を占める誰かさんのスピーチに比べて、安心して聴くことのできるスピーチだった。また、副大統領のハリス氏のスピーチも魅力的で、自信にあふれた素晴らしいものだった。彼女への好意度は上がった。今後の働きぶりを注視したいと思う。
201108バイデン.jpg

バイデン氏の演説の中では、やはり、”Unify” という言葉が、印象に残った。これまでもバイデン氏が使ってきた言葉だったが、Divide と対比されて語られることで、結びの United states というワードの意味も、あらためて力強く光り輝いて見えた。

I pledge to be a president who seeks not to divide, but to unify. Who doesn’t see red and blue states, but a United States.・・・
分断ではなく、結束を目指す大統領になります。赤い州か青い州かではなく、ひとつのアメリカ合衆国として見ていきます。・・・

良識に満ち、威厳があり、これからのアメリカの未来に希望を与えてくれるようなスピーチこそ、この超大国のトップが行うべき演説だと思う。オバマ大統領のスピーチ以来、4年ぶりに、聞いていて心地よく、心が高揚するものであった。
「そうだ、赤だ青だではない、みんな同じアメリカ人なんだ!」この言葉は、多くのアメリカ人にそんな気持ちを呼び起こし、力を与えたと信じたい。
しかし、この瞬間も支持者同士がいがみあっている彼の国において、”Unify” への道は、いばらの道であるだろう。もちろん、バイデン氏が、この言葉通りのことを実践する人物であるかどうかは、これからの彼のアクションが答えを出していくだろう。

欧州からのお祝いの言葉の中に、「お帰りなさい、良識あるアメリカ」というようなニュアンスのものがあったように思う。軽率に決めつけることはできないが、欧州各国も、まともに話ができる大統領の誕生を、安堵感をもっておおむね歓迎しているように感じた。頑張れバイデン新大統領!良識あるアメリカの復権をめざして!

#アメリカ大統領選
















2020年11月07日

100円ショップ恐るべし

このところ食パンを買った残りがあったので、しばらくパンを焼いていなかった。
何しろパンは、私一人しか食べないし、基本的にパンを食べるのは、夕食か、たまにアヴォカドとエビのスプレッドを作った時にランチで食べるくらいだから、なかなか減らない。

それと、実は、相変わらず右手首の軽い痛みが続いていて、そのこともちょっとパン生地をこねるのをためらわせていた。しかし、今日は、肉を焼いて洋食メニューと考えていたし、ちょうど食パンも食べきっていたので、数日ぶりに小麦粉をこねてパンを焼いた。

食パンの生地を作る時は、発酵の終わった生地を平らに伸ばして、それを折ってから丸めて焼く。この焼き方をすると、ふっくらもちもちした焼き上がりになるので、最近は、このパターンで焼くことが多い。またピザも時々作るようになったので、これも伸ばし工程を伴う。そうなると、牛乳パックの紙を開いたものの上で伸ばし作業をやるのも少々つらくなってきたので、パン作り用のシリコンマットを買おうかな、と考えていた。
そんな折、いつもの100円ショップで買い物をしていて、そういえば、シリコンマットに似た素材を、以前店内のどこかで見かけたような気がしたなと思い、その手のシート素材があるコーナーをちょっとのぞいてみたところ、なんとぴったりのマットを発見!工作用のマットがちょうど手ごろな素材感で、サイズもぴったり。早速買い求めた。
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今日は、そのマットを使って、生地を伸ばしてみたが、多少マットが机の上で滑りやすいけれど、なんとか使えそうだ。ちなみに麺棒は、いつものラップの紙芯(笑)。

ということで、今日も美味しくパンが焼きあがった。
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それにしても、100円ショップはすごい、恐るべし!

#100円ショップ #パン作り
















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