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2020年12月06日

10,000点のサクセス

昨日、はやぶさのカプセルの無事の帰還を願う投稿をしたが、無事大気圏突入に成功し、さらには今日のうちにカプセルが無事回収されたというニュースが入った。そして、なんと明日には日本に戻ってくるという。
素晴らしい!!一連の対応の恐るべきスムーズさには、本当に驚愕した!
201206はやぶさカプセルの軌跡.jpg

針の穴を通すような大気圏突入をクリアし、さらに着陸予定地点に高い精度で着陸させ、カプセルは壊れることもなく完全な状態で、そのGPSは、正確に位置情報を発信して回収スタッフを着陸地点に導いた。
201206はやぶさカプセル.jpg
(画像はいずれもJAXAより)
なんという素晴らしい技術の結集の成果だろうか。
6年間の長きに及ぶ惑星間航行の軌道計算を、日々確認しながらコントロールし、エンジンの点火タイミングを計算し何度も検証し、そして正確にカプセルを切り離す。切り離されたカプセルは、美しい理想の軌道を描き、誇らしげに輝きながら地球に戻ってきた。まさしく美しき帰還であった。

JAXAの津田雄一プロジェクトマネージャは、点数をつけるとしたら?の記者からの質問に、10,000点!と答えた。ちょっとはしゃぎすぎだったけれど、これほどの正確な成果を出せば、10,000点は決しておおげさではない。実際、長年の苦労を考えると、本当に自分に「よくやった」と言いたかったというのが全身からあふれていて、いっそすがすがしかった。

記者会見にそなえて用意したのであろう「玉手箱」という言葉には、これからの分析に対する期待と夢が込められていた。科学者にとって本当に玉手箱を開く楽しみがこれから待っている。でも、津田さん、玉手箱だと、開けたらおじいさんになって、これまでの夢が終ってしまうのだけど、・・・でもそんなことは決してないと思いますが。
世界中が、次の素敵なニュースを楽しみにしています。

#はやぶさ2 















2020年12月05日

はやぶさ2故郷へ

今日の午後14時35分、はやぶさ2が、無事にカプセルを分離したというニュースが入った。小惑星から持ち帰った貴重なサンプルを入れたカプセルは、あと数時間で故郷に帰る。

201205hayabusa2.jpg
JAXAのファンサイトによれば、打上げから実に2194日である。およそ6年、長い旅だ。
私が介護のために帰郷してからの年数とだいたい同じくらいだ。
父が倒れ、介護のために帰郷し、父の世話をしながら公務員として2年間勤務し、大病を患って大手術を行い回復。父の介護度が上がり、介護専任となって現在に至る〜という私のここ7年間のささやかな人生模様の間にも、遠い宇宙を行き来して一生懸命地球に戻ろうとしている。

JAXAのページ画像を眺めていると、長旅をしているはやぶさ2のイメージが頭の中に広がる。大変だったね、ご苦労様、もうすぐ帰れるよ。
はやぶさの初号機の帰還の際にも、大気圏に突入してカプセル以外の機体が燃え尽きる映像を見ていて涙が出てきたことを思い出す。
宇宙好きマシン好きの少年は、大人になっても同じ気持ちを持ち続けている。機械に人間味を感じてしまうところもある。

大気圏への突入は、突入角度がほんの少し浅かっただけで、地球の外にはじかれるか、あるいは侵入角度が深すぎれば燃え尽きてしまう。極めてデリケートな精度が求められる。
JAXA関係者の皆さんは、きっと昨晩もそして今晩も徹夜になるのではないか?見守る日本中の宇宙ファンも、今夜は深夜まではやぶさ2の無事の帰還を見ようとするのだろう。

無事の帰還を心からお祈りするとともに、素晴らしい科学的成果を楽しみにしている。
がんばれ、はやぶさ2!

#はやぶさ2















2020年12月04日

ブロッコリーはパワーフード

昼前にブロッコリーを塩茹でしておいた。
201204ブロッコリーDSC_0347.JPG
これは、私の常備菜のひとつ。そのまますぐに食べられるし、肉料理のつけあわせやサラダに入れてもいい。クリームシチューに入れたり、実は意外に味噌汁にも良い。今日はうっかり茹で汁を捨ててしまったけれど、いつもは、その汁も非常に美味しいうまみが出ているのでシチューに使ったり、味噌汁に入れても美味しいダシになる。

そして最近は、柔らかくした野菜のみじん切りしか食べられない父にとっても、栄養もあり便利に使える野菜だということに気づいたので、ますます登板回数が増えている。
茹でて密閉容器にストックして使っている。歯の悪い父も食べるので、普通より柔らかめに茹でている。
栄誉価の高い野菜で、100gで一日に必要なビタミンCが取れるらしいし、その他ビタミンEやカリウム、そして食物繊維もとれる。最近では、コレステロールを下げる食物としても注目されているらしいので、私にもぴったりだ。

以前ブログにも書いたが、ホワイトシチューを作るのに、最近は野菜を煮てそこにミルクを入れ、米粉を加えてとろみを出しているから市販のシチューの素を使うよりは多少健康的かもしれない。
(というわけで、今夜は、このブロッコリーを使ってクリームシチューを作りました。)

#ブロッコリー














2020年12月03日

ガソリンエンジンが消える未来?

経済産業省は2030年代半ばに国内の新車販売を全てハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)などの電動車に切り替える目標を設ける方向で調整に入ったというニュースがあった。菅政権が、政権発足時に発表した50年までに温暖化ガスの排出を実質ゼロにするという政府目標の達成に向けた施策だという。ガソリンだけで動く車の販売をなくすということで、自動車によるCO2排出量を大幅に削減しようというねらいだ。
2005ロードスター.JPG
(写真は、かつての愛車マツダロードスター)

残念ながら、私はハイブリッドカーとか電気自動車とかに余り乗ったことがない。今でも、18年も前の壊れそうな欧州車に乗っている。小学生の頃に車を好きになって以来、ガソリンを燃やして走るのが車で、排気ガスのにおいとか、ちょっとオイルが燃えた時の独特のにおいとか、バイクに乗っていた時には、走り続けて熱くくなったエンジンが、バイクを止めて冷えていく時の「キンキンキン」とかすかに出す音の何とも言えない味わいと愛おしさとか、回転数が上がっていく時のエキゾーストノートの高揚感とか・・・まあ、ともかく、書ききれないが、エンジンが燃えてパワーを出すガソリンエンジンの魅力と一緒に育ってきた。しかし、それがいよいよ消えていくかもしれないという。

フィアット131という車の中古車に乗っていた時には、エンジントラブルが頻発した。エンジン音を聞いていると、トラブルが起きるのがわかった。VWカルマンギアに乗っていた時には、ガソリンタンクにサビが出たせいで、ゴミが詰まって、ガソリンが流れにくくなってエンジンが、息も絶え絶えでしゃっくりをしながら走る経験もした。この時には、タンクから燃料パイプやフィルターまでを全部洗浄してもらって完治した。
「ちょっとプラグがかぶった感じ」というのがあって、エンジンの反応が悪くなる感覚というのも経験した。あれはホンダZだったかな。プラグを外して磨いたりしたなあ。高性能のプラグに変えたりもした。
ガソリンエンジンは、人類の素晴らしい発明であり、自動車社会を創出した大きな技術である。そして、走る歓びと官能ももたらしてくれた。フィアットが調子のよかった時は、心地よくエンジンの回転数が高まり官能的なエキゾーストノートを発した。
電気自動車には、音と臭いはあまりないだろう。もしかすると、これからは、エキゾーストノートを人工的につけ加えたりする車がでてくるかもしれない。

スムースに回るエンジンのことを「まるでモーターのように回るエンジン」と称した時代もあった。でも、そんなエンジンは、きっとつまらないだろう。
CDからネット配信で音楽を楽しむ時代になったけれど、LPレコードが、若い人に支持されているという。ガソリンエンジンの自動車も、近未来の社会では、そんな風に希少価値を再評価されるようになるのだろうか。

あと10年か・・まあ、その頃にはもしかすると私は、免許返納を考えているかもしれないけれど。

#ガソリンエンジン #ハイブリッド













2020年12月02日

越路吹雪な朝

このところ、父が不思議なことを言う回数が増えてきたようだ。「食事を食べていない」、というのは、わりに定番になってきた。今朝は、起き抜けに「おい、今日はマサコ(母)の命日だぞ」という。「違うよ、命日は年明けだよ」というと、「おお、そうだったか、違うのか・・」そうつぶやいて、また眠りに落ちた。

朝のFMで、久しぶりに越路吹雪の歌が流れてきた。あらためて、いい声だなと思った。
ラジオから<コーちゃん>の歌が流れてくると、それにあわせて時々母が口ずさんでいたことを思い出した。母が病気になる前だから、私が小学5年生の頃だろうか?母が毎月購読していた雑誌<ミセス>の表紙やグラビアにも、時々彼女の写真が掲載されていたように思う。
私は、子供だったから、化粧が濃くてまつ毛の長い魔法使いのようなあばあさんだな、くらいに思っていた。
「越路吹雪は、素敵ね」そういって、母は、ラジオにあわせてサントワマミーをハミングした。

越路吹雪が聞きたくなって、朝食の片づけを終えたところで、お茶を飲みながらサブスクでアルバムを探した。
201202越路吹雪.jpg

<サントワマミー>が、流れてきた。
母のことを思い出した。ふいに、はらり、と涙が流れた。
60歳を過ぎると、涙もろくなり、思いがけない時に涙がこぼれることがある。

12月、越路吹雪が似合う朝。

#越路吹雪  #サントワマミー













2020年12月01日

師走になった

ふと気が付くと、もう12月になっていた。父の介護をして家事をして日がな一日家ですごすという静かな生活をしていても、あっという間に師走はやってくる。本当に早いものだ。
考えてみれば、年明けに中国で新型ウィルスの感染が報じられ、日本に寄港した大型客船ダイアモンドプリンセス号で新型コロナウィルス感染者が発生したのが2月である。あれから10か月弱で、世界中に感染が広まった。まさに悪夢のような1年である。
201201ダイアモンドプリンセス.jpg
(写真は日経より)

今年の流行語大賞が発表されたが、「3密」が選ばれたという。その他の候補もコロナ関連の言葉がいくつかあったようだ。

いったい誰がこのような一年を想像しただろうか?あまりに劇的な、これまで類を見ないような感染症が世界を激変させた。そして、その対策の失敗も影響しただろうか、トランプ大統領が敗北しバイデン氏が大統領になろうとしている。
世界中の航空会社が経営危機に陥り、ほとんどの先進国が、エアラインの経営支援策をすすめている。観光業界や飲食業界は大きな打撃を受け、倒産や失業が経済的な嵐となって世界中を覆っている。わずか10か月で、世界は、大きく変わった。

世界中の医療関係者は、日夜懸命にウィルスと取り組み、時には命を落とす医師も数多く出ている。世界中の病院が悲鳴をあげながらウィルスと戦っている。

2020年、本来ならオリンピックイヤーで、東京は大きな経済効果がもたらされていたはずだった。それが夢となり、オリンピック関連の様々な業種は多大な影響を受けている。

おそらく来年もコロナVとの戦いは続くだろう。開発中のいくつかのワクチンが効果をもたらす可能性が高いということが大きな朗報であるけれど、それが安全で、世界中に無事に供給されるまでにはもう少し時間がかかるだろう。仮に日本でのワクチン接種が始まっても、少なくとも私は、すぐには飛びつかないだろう。これまでと同じようにできるだけ人との接触を避け、静かに暮らすことで防衛していこうと思う。

#コロナウィルス













2020年11月30日

チーズケーキミックスに感動

以前も書いた気もするけれど、森永のチーズケーキミックスはすごい。
料理の経験があまりない方でも比較的簡単に作れるのに、それなりに美味しいチーズケーキが出来上がる。最近は、コンビニのケーキもものすごく美味しくなったけれど、やはり美味しい物はそれなりに高い。それが、ケーキ1ピースくらいの値段で自宅で手軽に作れるのだからありがたい。

まずは、湯せんして溶かしたバターにビスケットベースを加えてよく混ぜたら、アルミホイルを敷いたケーキ型に貼るように敷き詰める。終わったら冷蔵庫で5分くらい冷やす。
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その間に、温めた牛乳で、チーズケーキミックスをよく混ぜたら、先ほどのケーキ型に流しこんで冷蔵庫で冷やす。あとは数時間待つだけ。
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というわけで、今日も、昼前にチーズケーキを仕込んだ。冷蔵庫に入れ終わったところで、ランチのために、最近お気に入りのキャベツのペペロンチーノを作った。自分の食べたいものを、楽しみながらきちんと作る。そのこと自体が、心を整えてくれると思う。そして料理が美味しく出来上がりそれを楽しむことで、介護で疲れた心と体を穏やかにもしてくれる。今日も、ペペロンチーノを美味しく頂いた。
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そして、ちょっと早くてまだ固まりきっていなかったけれど、つい待ちきれなくて、食後のデザートに、出来上がったばかりのチーズケーキを楽しんだ。
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食事は、心の栄養でもある。

#チーズケーキ  












2020年11月29日

質素で穏やかな食事

このところ夕食に、肉やパスタ、リゾットなど、わりに重い食事を食べることが多かった。父とは別に食事を摂るようになってから、和食の比率が少し下がったようにも思っていた。
そんなことを感じていたせいか、今夜は久しぶりに昆布だしをとって、大根と鶏肉を煮た。このところ夕食の定番になっている大葉とミョウガと豆腐の白和えのようなものも作った。ちょっと調理が面倒な時のためにと昨日買っておいた出来合いのローストビーフもほんの少しだけお皿に加えた。あとは、焼売とおからとエベスとブロッコリーとモヤシ炒め。いつもよりは多少淡白な夕食だと思う。(でも、ついパンも食べてしまったけれど)
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こんな風にブログに書くのも恥ずかしいような粗食である。しかし、優しく穏やかな夕食であったと思う。

穏やかな食事をすると、心も穏やかになるのではないかと思う。心と体が静かに整ったような気がした。モヤシを炒めたりしたけれど、お皿の油汚れも少なかった。
日本食は、味噌、しょうゆ、塩、お酢などで調理をするのが基本だ。そうすると、食器の汚れはほとんど水で流せる。あんなにべとべとした納豆でさえ水溶性である。肉を焼いたりミートソースなどをちょっと作っただけで、お皿の汚れは洗剤なしでは落ちなくなる。きっと体の中に入ってもお皿の汚れと同じだろう。体の中の汚れも、水で流せるような食べ物のほうが、多分少ないのではないか。

和・洋・中・エスニック・・・おそらく世界中で、日本人ほど様々なバリエーションの食事を組み合わせながら日常的に食べることのできる国民はいないのではないか?まあ、残念ながら洋風の食事が主流になって、煮物など家庭的な和食を食べる比率は下がっているだろうけれど。そんなことを考えながら、大根を煮ていた。

柔らかくなった大根煮を、細かく刻んで父に食べさせたら、「おっ!美味しい・・」と一言つぶやいた。優しい食事は、ちゃんと人に伝わるのかもしれない。

#食事  #和食












2020年11月28日

天才の系譜

テレ朝「題名のない音楽会」、先週と今週は、服部隆之や村治佳織など各アーチストに影響を与えたレコードを紹介する特集番組だった。今週は、服部隆之さんが、あの半沢直樹のテーマや、HEROのモチーフに大きな影響を与えたレコードを紹介。そして、バイオリニストである娘の百音さんや、ゲストでもある宮田大氏、チェンバロの鈴木優人氏などによる題名のない音楽会スペシャル編成で演奏された半沢直樹のテーマ曲も、一度限りの独自のアレンジで大変素晴らしかった。
201128題名のない音楽界.jpg
(題名のない音楽会HPより)

それにしても、服部家の天才の系譜には、あらためて驚かされる。隆之氏の祖父である服部良一氏は、日本のポピュラー音楽界の草分けとして戦後の歌謡界において数々のヒット曲を生み出してきた大作曲家である。隆之氏の父である克久氏も、歌謡曲からNHK大河ドラマのテーマ曲まで数多くの名曲を作曲してきた。そして、話題のドラマのテーマ曲で次々とヒットを放っている隆之氏、と親子三代にわたって優れた作曲家である。3代にわたって作曲家になった人はいるかもしれないが、全員が輝かしい実績を持つ作曲家というのはなかなかいないのではないか。さらに、娘の百音さんも、ボリス・ゴールドシュタイン国際ヴァイオリンコンクールでのグランプリをはじめ、10代の時から欧州や日本で数々のグランプリや特別賞などを受賞する天才的バイオリニストである。いくらDNAの力とはいえ、これだけの天才の系譜はなかなかあるものではない。克久氏は、残念ながら今年の6月にご逝去されたが、隆之親子のこれからの活躍がますます楽しみである。


天才の系譜といえば、千住博、明、真理子の3兄弟も素晴らしい。長男の博氏は、世界的な画家であり、明氏は素晴らしい楽曲を生み出している作曲家、そして真理子氏は世界的なバイオリニストである。しかし、天才兄弟は3人とも独身で、その才能は、各々一代限りとなる可能性が高い。大変残念である。

スポーツ選手でも、アーチストでも、遺伝の力というのは、本当にすごいと思う。カエルの子はカエルというが、そうした才能の系譜が受け継がれることは素晴らしい。天才の系譜に縁がない我々庶民の場合には、トンビがタカを生まない限りなかなか叶わぬ夢ではあるけれど。

#服部隆之  #題名のない音楽会












2020年11月27日

時代を引っ張る力

ユーミンの「ひこうき雲」というアルバムを聞いたのは、大学生の時だった。
当時、大学で音楽クラブに入っていた私は、自分と同じ年の女性が、このリリカルな歌詞を書き、この新鮮なメロディーラインを作ったということに、衝撃を受けた。細野晴臣などバックのミュージッシャンの小粋な音作りにしびれた。
たぶん、様々なスタイルの音楽に囲まれて育ってきた現代の若い人にはピンとこないだろうけれど、ユーミンの音楽は、本当にそれまでになかったものであり、強烈に新鮮だった。
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(TBSサイトより)
今夜のTBS「中居正広の金スマ」にユーミンが出演していた。私と同じ66歳。
以前も投稿したけれど、20代の時から一緒に人生を歩いているミュージッシャンというのは、稀有な存在だと思う。ユーミン、竹内まりや、山下達郎、サザン・・・みんな一緒に年を取ってきた。こんなにもすごい才能の持ち主たちの曲と共に、人生の様々な思い出を積み重ねてこれたことは、幸せなことだ。今日の番組を見ていても、「お母さんが聞いていたから」と言うコメントがあった。親子2代で聞いている、いや、3代にわたって聞いているという人も出始めているだろう。

ビートルズも50年の歴史だが、ユーミンたちも本当にすごい。そして、そんなアーチストと同時代に出会えたことは本当に幸せなことだと思う。

歌舞伎の勘三郎が好きだった。彼も同世代。20代の終わりから歌舞伎を見始めて、60代になって、勘三郎が勘九郎だった頃とか、勘三郎の息子が勘九郎を継いでいる今とか、そういうことを、自分が年を取っていくのと一緒に楽しむことが、歌舞伎のもう一つの面白さ、深みなんだなあとようやく実感できるようになった。先代のことを語るには、年を取らないとできないのだ。

普通の人間にも様々な人生がある。私にもそこそこドラマチックな人生がある。そこにアーチストの人生も寄り添ってくれている。
時代を引っ張る素晴らしいアーチストたちと一緒に生きてこられたことに、あらためて感謝!












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