JAXAのファンサイトによれば、打上げから実に2194日である。およそ6年、長い旅だ。
私が介護のために帰郷してからの年数とだいたい同じくらいだ。
父が倒れ、介護のために帰郷し、父の世話をしながら公務員として2年間勤務し、大病を患って大手術を行い回復。父の介護度が上がり、介護専任となって現在に至る〜という私のここ7年間のささやかな人生模様の間にも、遠い宇宙を行き来して一生懸命地球に戻ろうとしている。
JAXAのページ画像を眺めていると、長旅をしているはやぶさ2のイメージが頭の中に広がる。大変だったね、ご苦労様、もうすぐ帰れるよ。
はやぶさの初号機の帰還の際にも、大気圏に突入してカプセル以外の機体が燃え尽きる映像を見ていて涙が出てきたことを思い出す。
宇宙好きマシン好きの少年は、大人になっても同じ気持ちを持ち続けている。機械に人間味を感じてしまうところもある。
大気圏への突入は、突入角度がほんの少し浅かっただけで、地球の外にはじかれるか、あるいは侵入角度が深すぎれば燃え尽きてしまう。極めてデリケートな精度が求められる。
JAXA関係者の皆さんは、きっと昨晩もそして今晩も徹夜になるのではないか?見守る日本中の宇宙ファンも、今夜は深夜まではやぶさ2の無事の帰還を見ようとするのだろう。
無事の帰還を心からお祈りするとともに、素晴らしい科学的成果を楽しみにしている。
がんばれ、はやぶさ2!
#はやぶさ2
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