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2022年12月30日

ゆく年くる年

年の瀬もおしつまり、明日は大晦日である。
このタイミングで、父が体調を崩した。食事が食べられなくなり、衰弱がひどく、年末年始をはさむので、主治医にお願いして病院に入院する手筈をとった。
昨日なんとか入院させることができて、ひとまずほっとしている。

ということで、今日は、本当は昨日までにやろうと思っていた年末の家事を行った。
正月飾りとおせちの仕込みである。
たとえひとりでも、こういうことはきちんとしたいと思っている。そうすることで、自分を律し、ゆく年を振り返り、新年への思いを新たにすることができるように思う。
IMG_2022-12-30-10-44-35-648.jpg


といっても、はずしたくない郷土料理のお酢和え(なます)と田作り、そして数年前から作り始めた伊達巻というくらいである。(伊達巻は、失敗して半分は出来損ないで、しかも焦がしてしまった(笑)
あとは、明日、煮しめと雑煮用の鶏肉の甘辛煮を作る。
神棚の掃除は、毎年、父と一緒に大晦日にやっていたので、今でもついそうなってしまう。
IMG_2022-12-30-10-21-02-213.jpg
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今年も色々なことがあった。高齢の父は、年相応に老いがすすんできた。
今では、私のこともよくわからなくなってきた。寂しい。しかし、それも受け入れなければならない。
私も、体のあちこちが痛んできた。何も激しい運動などしていないのに、ひざのじん帯を痛めてしまい、びっこをひいている。寒さにも弱くなり、古民家の寒さが、昨年よりさらにこたえるようになってきた。
こんなふうに、年をとっていくのだ。それもまた仕方のないこと。うまくつきあっていくしかない。
誰かが言っていたように「老人力がついてきた」、と前向きにとらえるしかない。

来年も、父がなんとか元気で、私も東京の家族も健康でいられることが何より大切なことである。
来年が、どうぞ穏やかで良い年でありますように!
みなさまもどうぞ良いお年を。

#ゆく年



2022年12月21日

年の瀬

サッカーワールドカップが終わった。
エムバペのいるフランスと、メッシ率いるアルゼンチンによる決勝の末、アルゼンチンが優勝した。
日本は、前回第二位のクロアチアに負けて、ベスト8には入らなかったけれど、ドイツとスペインという強豪国を破って1位で予選通過し、世界に通用するサッカーであることを強烈にアピールしたという画期的な年になった。
221219アルゼンチン優勝.jpg

三谷幸喜の傑作大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も終わった。
三谷流の斬新なシナリオと、小栗旬と小池栄子、そして大泉洋をはじめ芸達者が集まったドラマは、大河の常識を覆し、感動的な兄弟のドラマとして意外な最終回で幕を閉じた。
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この2つの出来事による、なんだか大きな「ロス」感が、年末の私を、いや日本中の人をとらえた。

とにかく今年は、色々なことが起こった。12月になると新聞紙面をにぎわす10大ニュースなどの1年の振り返りを見ても、3年目を迎えたコロナウィルスとの闘い、ウクライナでは戦争が起こり、夏には安倍元首相銃撃というショッキングな事件。そして、ワールドカップと、とにかく盛りだくさんな一年であった。
そういえば清水寺で発表される今年の漢字は、「戦」であった。ウクライナでの戦いとワールドカップの戦いをかけたということのようでもある。

そうこうしているうちに、年の暮れも押し詰まってきた。
そういえば、年の瀬ともいうが、なぜそういうのかなと思って調べてみたら、年を越すことを川に見立てて瀬というらしい。何日頃から年の瀬というのかなと思っていたが、厳密には決まっていないらしい。ちょっと意外だ。
しかし、12月の初め頃に年の瀬と言われてもどうもピンと来ない。
やはり12月もあと数日、という頃合いが年の瀬というようだ。ちょうど今頃なのかな。

私も、自宅での介護生活9年目に大きな節目を迎え、父が施設に入所した。父と二人で苦労しながら暮らしてきた時間が、11月に突然順番が回ってきて激変した。
12月になって、父のいない生活にようやく慣れて来て、父のためから、自分のために生きるということを考える年の瀬になった。

瀬、と言えば、「瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われてもすゑに 逢はむとぞ思ふ」という歌が思い出される。これは、崇徳院が1150年に、藤原定家の父である藤原俊成に命じて編纂させた「久安百首」に載せられた一首である。激しい川の流れが、岩にせき止められて別れても、また再びひとつになるという再会の恋心を表した歌と言われている。しかし、崇徳院の不遇な生涯の無念な思いを表したという説もあるそうだ。

さて、皆さんは、どのような思いをもって、一年の時間の流れの瀬を見つめているのだろうか?
ああ、そうだ、年末の大仕事、年賀状を片付けないといけない。やれやれ・・・

#サッカーワールドカップ #鎌倉殿の13人 #年の瀬



2022年12月08日

ベッドよ、ありがとう

父が特養ホームに入ったので、介護ベッドが不要になった。
約9年間お世話になったベッド。
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この半年ほどは、父の床ずれもひどくなったので、それを防止するために、自動的に体を動かしてくれるエアーマットが仕込まれた最新機種になった。ケアマネさんからすすめられて、半信半疑で導入してみたのだが、非常に効果的で、父の床ずれは大幅に改善された。
介護用品の会社に連絡しないといけないなあ、と思っていたら、ケアマネさんから連絡を受けたということで、リース会社から撤収したい旨電話があった。

撤収の連絡を受けたわずか2日後にスタッフがやってきた。その日は雨が降るという予報だったので、ベッドという大きな荷物だから、翌日の方が多少雨がやむという天気予報だったので、日にち変更しなくていいですか?と連絡したら、大丈夫ですとの回答だった。
設置した時のことをもうすっかり忘れていたけれど、全てのパーツが、ベッドサイズの1/3くらいに分解できるので、分解されたパーツは、簡単に運び出せる。
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なるほど、これなら、雨でもあまり関係ないかな、と思っているうちに、分解撤収作業はどんどん進んでいく。日本のものづくり技術と作業するスタッフの能力はすごい。

病院などで見たことのある人も多いと思うが、介護ベッドというのは、自分が実際に毎日使ってみると、つくづく良くできている。
父の体をリクライニングして起こしたり、オムツ作業をする時には少し高くなった方が介護する人間が作業しやすいのだが、わずか数十秒で適切な高さにすることもできる。
9年間本当にお世話になったなあ、と思い出しながら眺めているうちに、分解作業は完了した。わずか20分ほどの作業時間であった。

撤収の終わった部屋は、ものすごく広く感じた。"VACANT"という単語を思い出したが、この場合に適切かどうかはわからない。でも、私の心の状態にはあっている言葉のような気がした。
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「長い間ありがとうございました」と介護リースの営業担当者が頭を下げた。
いや、こちらこそ、と思った。
「本当にお世話になりました。ありがとうございます」、と挨拶をして玄関の戸を閉めた。

あ、しまった、床ずれ防止エアーマットの寝心地を自分で寝て試してみるのを忘れた・・・・
#介護ベッド




2022年12月04日

誰かのために

父が、特養ホームに入ってから、20日あまりが過ぎ、気が付くと師走になっていた。足掛け9年、父が本格的に寝たきりになってからだけでも3年弱の自宅介護生活が、ひと区切りをむかえた。
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一人になってから数日は、自分の分だけでよいのに、食事の支度をしながら、父のきざみ食を作らないと、なんだか忘れ物をしているような気分になった。
1週間くらいは、「あっ、オムツ替えなきゃ!」と思ったり、やらなければいけないことをやり忘れているような気分が続き、どこか落ち着かない時間が続いた。
そして、ずっとこまめに書いてきたブログを書かなかった。いや、なぜか書けなかった。

父の世話をしている時には、毎日がものすごく大変だった。だからこそ、やるべきことをしっかりやって、そのあいまに、自分を励ますかのように、ブログも一生懸命書いていたように思う。
料理も、「誰かのために」という思いがあると、やはり作り続けることへのエネルギーにつながるのではないか。
自分のためだけの食事を作ることは、気を緩めると、つい手を抜こうとしてしまう。カップ麺でいいか?とか、そばをゆでて食べればいいか?とかつい楽なことを考えてしまうことが多くなった。

「誰かのために」、は、実は「自分のために」でもあるのかもしれない。誰かのために、と思うことで、心を奮い立たせて、時には達成感のようなものも生まれる。ハリのようなことも、実はあるのだろう。
料理については、よくそんなことを聞く。誰かに食べてもらうことは、自分の喜びにもつながる。だから料理をするときにも張り合いがあると。
一人になった主婦が、自分のための食事だけだと手を抜くようになってしまう事が多いというのを聞いたことがある。

父が入所したことをSNSに書いた時、これまででもトップクラスの数の「いいね」を頂いた。そして、お疲れ様でした、というコメントも多数頂いた。そして、何人かの方からは、これからは自分のために時間を使ってください、というものもあった。

誰かのためにから、自分のために。そんな風に、これからの生き方を考えていこうと思う。





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